秋のハロウィンと虫歯予防 ―大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたいお菓子との付き合い方―

2025.10.01
秋のハロウィンと虫歯予防 ―大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたいお菓子との付き合い方―

■ 秋といえばハロウィン!

10月になると、大垣の街もハロウィンの飾りやかぼちゃのランタンでにぎやかになりますね。
子どもたちにとっては仮装をして「トリック・オア・トリート!」と声をかけながらお菓子をもらうのが何より楽しみなイベント。

でも、親御さんにとってはちょっと心配なこともありますよね。
「ハロウィンでたくさんお菓子を食べたら、虫歯になっちゃうんじゃないかな?」

そんな疑問に、大垣の歯医者・ハリヨ歯科から “秋のお菓子と虫歯予防の上手な付き合い方” をお届けします。


■ なぜお菓子で虫歯ができやすいの?

虫歯は「甘いものを食べたらすぐできる」というイメージを持つ方も多いですが、実際は 食べ方やタイミング が大きく関係しています。

お菓子を食べると、お口の中にいる虫歯菌が糖分をエサにして酸を作り出します。
この酸が歯を溶かしてしまうのが虫歯の始まり。

ポイントは、食べている時間が長いほど酸にさらされる時間も長くなる ということです。
つまり「ちょこちょこ食べ」や「長時間なめ続けるキャンディー」は特に虫歯リスクが高いのです。


■ ハロウィンで気をつけたいお菓子

  • 虫歯になりやすいお菓子
     キャラメル、ソフトキャンディー、グミ、キャラメルポップコーンなど
     → ねっとり歯にくっついて、長時間糖分が残るためリスク大。

  • 虫歯になりにくいお菓子
     ビスケット、クラッカー、ナッツ、チーズ、キシリトール入りガムなど
     → 糖分が少ないか、すぐにお口の中からなくなるためリスク低め。


■ ハロウィンのお菓子と上手につき合うコツ

  1. だらだら食べない
     「今日はハロウィンだから!」と時間を決めて楽しむ。

  2. お茶やお水で流す
     ジュースや甘い飲み物は控えて、お水やお茶で口をすすぐ。

  3. 最後は歯磨きを忘れずに
     寝る前の歯磨きは特に大切。フッ素入りの歯磨き粉で予防効果アップ。

  4. お菓子をあげるときは工夫する
     キシリトールガムやクラッカーなど「虫歯になりにくいお菓子」を混ぜるのもおすすめ。


■ 予防歯科の観点から大切なこと

「お菓子を食べちゃダメ!」と制限するよりも、楽しみながら虫歯予防を意識すること が大切です。

大垣のハリヨ歯科では、

  • 唾液検査による虫歯リスクチェック

  • 子ども一人ひとりに合った歯ブラシや磨き方指導

  • 定期検診でのクリーニング

を行い、楽しく食べながら虫歯を防ぐ方法をサポートしています。


■ お口の健康は未来の健康につながる

歯を守ることは、ただ虫歯を防ぐだけでなく、食べる・笑う・話す という生活の質を守ること。
大垣に暮らす子どもたちが、10年後も20年後も元気に笑えるように。

私たち 大垣の歯医者・ハリヨ歯科 は、ハロウィンの季節も皆さんの笑顔を守るお手伝いをしています。


■ まとめ

  • ハロウィンのお菓子は「ちょこちょこ食べ」が一番危険

  • だらだら食べずに、飲み物はお水やお茶、最後は歯磨き

  • 虫歯になりにくいお菓子を取り入れる工夫も◎

  • 大垣のハリヨ歯科では予防歯科でサポート

たかがハロウィン、されどハロウィン。
お菓子との上手な付き合い方が、未来の健康を決めます。


🎃🍬 ハリヨ歯科 秋祭りのお知らせ 🍬🎃

今年もハリヨ歯科では、地域のみなさんへの感謝を込めて 秋祭り を開催します!
楽しいブースや体験コーナー、お子さんに大人気のゲームも盛りだくさん。
ハロウィンにちなんだ企画もご用意していますので、ぜひご家族みなさんで遊びに来てくださいね。

📅 日時:10月4日(土)10:00〜16:00
📍 場所:ハリヨ歯科(大垣市)

スタッフ一同、みなさんと笑顔でお会いできるのを楽しみにしています✨

たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ。大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたい“予防歯科”の第一歩

2025.09.25
たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ。大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたい“予防歯科”の第一歩

こんにちは。大垣市の歯医者 ハリヨ歯科 です。

「歯磨きしているのに虫歯になる」
「昔より歯が弱くなった気がする」

そんな風に感じる大人の方は多いのではないでしょうか。
実は、大人の虫歯を防ぐうえでとても大切なキーワードが 「再石灰化(さいせっかいか)」 です。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、これを理解すれば虫歯予防の考え方がガラリと変わります。
今回は、大垣の予防歯科に力を入れている ハリヨ歯科 が、「再石灰化」と大人の虫歯予防についてわかりやすく解説します。


再石灰化ってなに?

私たちの歯は、実は毎日「溶けたり」「修復されたり」を繰り返しています。

  1. 食事をすると → 虫歯菌が糖分を分解して酸を出す

  2. 酸によって歯の表面(エナメル質)が少し溶ける(=脱灰)

  3. 唾液の働きによってカルシウムやリンが歯に戻る(=再石灰化)

この 「脱灰」と「再石灰化」のバランス が取れていれば、歯は守られます。
しかし、脱灰が勝ってしまうと虫歯が進行してしまうのです。

つまり、虫歯予防のカギは 「いかに再石灰化を味方につけるか」 にあるのです。


大人の虫歯が増えている理由

子どもの虫歯は減ってきている一方で、実は大人の虫歯は増えている傾向があります。
その背景にはいくつかの理由があります。

  • 歯ぐきが下がり、歯の根が見えてくる
     歯の根の部分は「セメント質」という組織で覆われていますが、このセメント質は非常に薄く、エナメル質よりもやわらかいため、虫歯になりやすいのです。

  • 仕事や家事で忙しく、食生活が乱れがち
     間食や甘い飲み物が増えると脱灰が進みます。

  • 唾液の量が減ってくる
     加齢や薬の影響で唾液が少なくなると、再石灰化がうまく働きません。

だからこそ、大人にとって「再石灰化をサポートするケア」がますます大切になるのです。


再石灰化を助ける方法

大垣の歯医者 ハリヨ歯科 が実際に患者さんへお伝えしている、再石灰化を助ける方法をまとめます。

1. フッ素を活用する

フッ素は再石灰化を強力にサポートします。
歯磨き粉をフッ素入りにするのはもちろん、歯医者でのフッ素塗布やフッ素洗口も効果的です。

2. 唾液を増やす生活習慣

よく噛むことで唾液が分泌されます。
また、水分不足や口呼吸も唾液量を減らす原因になるので注意が必要です。

3. 間食の回数を減らす

「甘いものを食べない」のではなく、「ダラダラ食べない」が大切。
食後にしっかり時間をあければ、その間に唾液が再石灰化を進めてくれます。

4. キシリトールを利用する

キシリトールガムは酸をつくらず、唾液を増やす効果もあります。
小さな習慣として取り入れやすい方法です。

5. 定期検診でチェック

自分では気づけない初期の脱灰(白い濁り)も、歯医者なら早期に発見できます。
ハリヨ歯科では「虫歯を削る前に守る」ために、再石灰化を意識した診療を行っています。


再石灰化がうまく働かないとどうなる?

もし再石灰化が追いつかない生活を続けてしまうと、虫歯は知らないうちに進行していきます。

  • 白い斑点のような初期虫歯

  • 茶色や黒色に変色してきた部分

  • やがて穴が開いて治療が必要に

残念ながら、穴があいてしまった歯は元には戻りません。
だからこそ、「穴が開く前に食い止める=再石灰化を働かせる」 ことが、予防歯科の最大のポイントなのです。


ハリヨ歯科が考える「予防歯科」と再石灰化

大垣市にある ハリヨ歯科 では、予防歯科において「再石灰化」をとても重視しています。

  • 唾液検査でリスクをチェック

  • 食習慣や生活習慣をヒアリング

  • 一人ひとりに合った予防プランを提案

ただ歯を磨くだけではなく、「歯が自然に修復する力を最大限に引き出す」ことをサポートします。


まとめ:大人の歯を守るカギは「再石灰化」

虫歯は「細菌が酸を出す→歯が溶ける→再石灰化で修復」の繰り返しの中で起こります。
大人になると、歯ぐきの後退や唾液量の低下で、虫歯のリスクはむしろ高まります。

だからこそ、
「再石灰化を味方につける生活」 が大切です。

  • フッ素を使う

  • 唾液を増やす

  • 間食を減らす

  • 定期検診を受ける

この4つを意識するだけでも、あなたの歯の未来は大きく変わります。

大垣の歯医者 ハリヨ歯科 は、みなさんの「今ある歯を守る」だけでなく、「未来にむし歯のない人生をつくる」 お手伝いをしています。

どうぞお気軽にご相談ください。

ハリヨ歯科準備着々と。

2017.01.08
ハリヨ歯科準備着々と。

こんばんは。2017年4月に大垣市今宿にハリヨ歯科を開院する院長の長縄です。

ハリヨ歯科では4月の開院に向けて着々と準備を進めています。建物の工事については外観は概ね完成し、これからは建物の内部の工事が進んでいく予定です。img_5929img_5928

そして、本日はハリヨ歯科スタッフの2回目のミーティングを行いました。

本日のミーティングは位相差顕微鏡という(お口の中から採取した食べかすなどを採取して歯周病菌などを顕微鏡で見る検査)器械の使い方と活用法について、業者の方に指導を受けながらスタッフ全員で学びました。p1040837

ハリヨ歯科では、歯周病やむし歯の予防に力を入れています。

そのために、重要視しているのは客観的な検査をすること。内科などの病院を受診したら多くの場合は血液検査や、尿検査、心電図などなど色々な検査をして病気を診断していると思います。一方、歯科医院では、歯茎の検査(何か棒みたいなもので歯茎をチクチクする検査)はするものの、術者の技術や癖など人によって検査の値が異なることもあり客観的なデーターとは言いにくいのが現状です。(同じ術者が同じ患者を毎回検査をすれば誤差は減ると思います。)

そのためハリヨ歯科では、従来の歯茎の検査だけではなく、今回の位相差顕微鏡や唾液検査、歯周病菌を同定する検査などより詳しく客観的なデータを定期的に行うことで歯周病の評価を目で見える形にすることが重要だと考えています。

ハリヨ歯科では、多くの方に健康とお口の関係を理解していただき予防啓蒙に努めて行きたいと考えています。