こんにちは。大垣市の歯医者 ハリヨ歯科 です。
「歯磨きしているのに虫歯になる」
「昔より歯が弱くなった気がする」
そんな風に感じる大人の方は多いのではないでしょうか。
実は、大人の虫歯を防ぐうえでとても大切なキーワードが 「再石灰化(さいせっかいか)」 です。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、これを理解すれば虫歯予防の考え方がガラリと変わります。
今回は、大垣の予防歯科に力を入れている ハリヨ歯科 が、「再石灰化」と大人の虫歯予防についてわかりやすく解説します。
再石灰化ってなに?
私たちの歯は、実は毎日「溶けたり」「修復されたり」を繰り返しています。
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食事をすると → 虫歯菌が糖分を分解して酸を出す
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酸によって歯の表面(エナメル質)が少し溶ける(=脱灰)
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唾液の働きによってカルシウムやリンが歯に戻る(=再石灰化)
この 「脱灰」と「再石灰化」のバランス が取れていれば、歯は守られます。
しかし、脱灰が勝ってしまうと虫歯が進行してしまうのです。
つまり、虫歯予防のカギは 「いかに再石灰化を味方につけるか」 にあるのです。
大人の虫歯が増えている理由
子どもの虫歯は減ってきている一方で、実は大人の虫歯は増えている傾向があります。
その背景にはいくつかの理由があります。
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歯ぐきが下がり、歯の根が見えてくる
歯の根の部分は「セメント質」という組織で覆われていますが、このセメント質は非常に薄く、エナメル質よりもやわらかいため、虫歯になりやすいのです。 -
仕事や家事で忙しく、食生活が乱れがち
間食や甘い飲み物が増えると脱灰が進みます。 -
唾液の量が減ってくる
加齢や薬の影響で唾液が少なくなると、再石灰化がうまく働きません。
だからこそ、大人にとって「再石灰化をサポートするケア」がますます大切になるのです。
再石灰化を助ける方法
大垣の歯医者 ハリヨ歯科 が実際に患者さんへお伝えしている、再石灰化を助ける方法をまとめます。
1. フッ素を活用する
フッ素は再石灰化を強力にサポートします。
歯磨き粉をフッ素入りにするのはもちろん、歯医者でのフッ素塗布やフッ素洗口も効果的です。
2. 唾液を増やす生活習慣
よく噛むことで唾液が分泌されます。
また、水分不足や口呼吸も唾液量を減らす原因になるので注意が必要です。
3. 間食の回数を減らす
「甘いものを食べない」のではなく、「ダラダラ食べない」が大切。
食後にしっかり時間をあければ、その間に唾液が再石灰化を進めてくれます。
4. キシリトールを利用する
キシリトールガムは酸をつくらず、唾液を増やす効果もあります。
小さな習慣として取り入れやすい方法です。
5. 定期検診でチェック
自分では気づけない初期の脱灰(白い濁り)も、歯医者なら早期に発見できます。
ハリヨ歯科では「虫歯を削る前に守る」ために、再石灰化を意識した診療を行っています。
再石灰化がうまく働かないとどうなる?
もし再石灰化が追いつかない生活を続けてしまうと、虫歯は知らないうちに進行していきます。
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白い斑点のような初期虫歯
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茶色や黒色に変色してきた部分
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やがて穴が開いて治療が必要に
残念ながら、穴があいてしまった歯は元には戻りません。
だからこそ、「穴が開く前に食い止める=再石灰化を働かせる」 ことが、予防歯科の最大のポイントなのです。
ハリヨ歯科が考える「予防歯科」と再石灰化
大垣市にある ハリヨ歯科 では、予防歯科において「再石灰化」をとても重視しています。
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唾液検査でリスクをチェック
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食習慣や生活習慣をヒアリング
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一人ひとりに合った予防プランを提案
ただ歯を磨くだけではなく、「歯が自然に修復する力を最大限に引き出す」ことをサポートします。
まとめ:大人の歯を守るカギは「再石灰化」
虫歯は「細菌が酸を出す→歯が溶ける→再石灰化で修復」の繰り返しの中で起こります。
大人になると、歯ぐきの後退や唾液量の低下で、虫歯のリスクはむしろ高まります。
だからこそ、
「再石灰化を味方につける生活」 が大切です。
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フッ素を使う
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唾液を増やす
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間食を減らす
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定期検診を受ける
この4つを意識するだけでも、あなたの歯の未来は大きく変わります。
大垣の歯医者 ハリヨ歯科 は、みなさんの「今ある歯を守る」だけでなく、「未来にむし歯のない人生をつくる」 お手伝いをしています。
どうぞお気軽にご相談ください。



























