お菓子やジューズの後にうがいをすれば大丈夫は、ほんと!?うそ!?

2021.11.06

こんにちは、岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科院長の長縄です。

今回のテーマは

”お菓子やジューズの後にうがいをすれば大丈夫は、ほんと!?うそ!?”

についてお話していきます。

ジュースや、アメを舐めてもすぐにうがいをすればむし歯にならないって聞いたことありますか?巷で聞く、まことしやかに囁かれているこのお話を本日は検証していきます。

まず、最初に結論から言いますと、答えは、ある一定の条件をクリアーすれば本当ですが、それをクリアーするためには至難の技。なので、現実的には嘘ということになります。

ある実験をご紹介します。

その実験は、うがいによる口腔内のpHの変化調べてみました。

まず、この口腔内のpHというのは、何かわかりますか?

これはお口の中が酸性にあるのかアルカリ性にあるのかを見るものです。基本的には、お口の中は、何もしていなければ中性にあります。

食事をしたり、お菓子を食べたりすると、その中の砂糖を細菌が食べることで酸性に傾きます。歯は酸性にあるときに歯の成分が溶け出すことでむし歯になりやすくなるのです。

その後、人の唾液の力で酸性に傾いたpHは中性に戻ろうとします。

その中性に戻ろうとする力を緩衝能と呼ぶのですが、多くは30分くらいで元の状態に戻ることがわかっています。しかし、個人差があるため、この緩衝能の力が弱い人はなかなか元に戻らないためにむし歯になりやすくなります。

一度酸性になった、状態でうがいをしたら、早く元に戻りそうですが、実はそうでも無いんです。

実験では、歯磨きが不十分な状態で、3%スクロース液(砂糖)を洗口してpHを下げてから、水で10秒間のブクブクうがいを10秒〜60秒ごとに繰り返しました。

その結果。pHが中性に戻るまでに、平均して15回も洗口しなければなりませんでした。

甘いものを摂取する度に10秒間のブクブクうがいを15回行うのはあまりにも現実的ではありませんね。

そのため、本日の答えは

ある一定の条件をクリアーすれば本当ですが、それをクリアーするためには至難の技。なので、現実的には難しいということになります。

また、それでも食べたいときのPointは

ダラダラ食べない、ダラダラ飲まない!特にペットボトルは蓋を閉めることができるのでちょびちょび飲んでしまいます。

先程も記載したように、食事後に30分経たないと、お口の中のpHが元には戻らないために,

30分毎にチョロチョロ間食をとると、ずっと歯はむし歯の影響を受けることとなり、むし歯になってしまうのです。

極端な話をすれば、一度に大量にお菓子を食べるのと、チョロチョロ食べ続けるのでは、むし歯のみをターゲットにしたならば、一度にたくさんのお菓子を食べた方がむし歯になりにくくなります。

そういったことを意識しながら上手にお菓子を食べれると良いと思います。

むし歯になったこと無いから、歯には自身がある方必見!

2021.10.25
むし歯になったこと無いから、歯には自身がある方必見!

こんにちは、ハリヨ歯科です。

最近、小学校や、幼稚園・保育園などの学校検診にいって思うこと。

本当にむし歯の数が減っていることを感じます。その代わりに、歯並びが悪い子が増えていたり、むし歯が無いけれども、歯肉炎(歯磨きが上手にできていない状態)が増えています。

そもそも、歯が無くなる原因の第1位は何かご存知ですか?

むし歯?破折?歯周病?外傷?

第1位がむし歯と思われている方が多いと思いますが、実は全体の40%が歯周病なのです。

現在の問題点は、歯を磨かなくてもむし歯にならない子が増えていること。それは、その子の唾液の質が良くなっているからかもしれません、歯の質が良くなっているからかもしれません、むし歯菌の数が少ないからかもしれません。多くの要因でむし歯になりにくくなっていることは事実です。

では、なぜそれが問題なのかというと、歯磨きをしなくてもむし歯にならない→極論:歯磨きをしなくても良い。に子どもたちが誤った習慣を持ってしまうこと。

歯医者に来ている子でも、毎回汚れがべったり付いている子がいます。しかし、人生で一度もむし歯になったことはありません。

通院している子達には、歯科医院で適切なアドバイスをしながら、行動変容をすることが出来ます。

しかし、歯科検診でむし歯がない子どもたちは、そもまま、歯医者に行かずにスルーされているかもしれません。

その子どもたちが、大人になったらどうなるでしょうか?

先程申しあげたように、むし歯になりにくい子供は大人になってもむし歯になりにくい。そもそも、歯医者に来る理由は何でしょうか?

多くの方は、むし歯になったり、傷みを伴ったときに歯医者に行かれるのではないでしょうか?

そうなると、むし歯になりにくい大人は、歯医者に行く機会を無くし、トラブルが起きたときに初めて受診します。

むし歯ではないトラブルとは、おそらく歯周病により、歯がグラグラする、出血する、噛むと痛いなどを、歯周病が進行した状態で歯科医院を受診する可能性が高くなります。

歯周病が進行した状態とはどんな状態でしょうか?

そもそも、歯周病とは歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。

そして一度溶けてしまった骨はもう元には戻りません。

現状維持をしていくしかありません。そのため、進行してしまった歯周病の状態で歯科医院に受診しても、出来ることが限られてしまいます。

そのため、自分自身は歯も痛くないし、むし歯にもあまりなったことが無いから歯に自身があると思われている方も、是非、定期的に歯科医院に受診してみてください。

若いときから歯科医院に受診することはきっと将来皆さんの為になると思います。

 

 

歯が黒い! これってむし歯?

2021.10.05

おはようございます。

ハリヨ歯科の院長に長縄です。

本日のテーマは、

歯が黒くなっている。これってむし歯?

 

ハリヨ歯科に初診で来院された時に、受診理由の一つとして挙げられるのが、鏡を見ていたら、下の歯の奥の部分が黒くなっているのに気づきました。

これってむし歯ですか?っという訴えです。

答えは、YESでありNOでもあります。

では、黒くなっている原因は何でしょうか?

についてです。

まずは、

むし歯になっている状態。

歯に大きな穴が空いていたり、上から見たらなんだか黒くなっていたりする場合にはむし歯の可能性があります。大きな穴が空いている場合は、むし歯によって歯が欠けてしまったか、何らかの原因(くいじばりなど)によって、むし歯ではなくても歯が欠けてしまうこともあります。穴の部分は黒くはならないのでむし歯ではありませんが、むし歯治療と同じように治す必要があります。

 

 

 

 

 

 

むし歯ではない状態で黒い場合

歯の溝に着色がついてしまい黒くなっている状態。

一見、むし歯と見間違えれることが多いこの状態は、皆さんのお口の中を見ると多くの人に見られる、正常な状態です。

特に奥歯の溝は深いことが多くそこに着色が着くことでむし歯と勘違いして受診されるかたは多く見えます。

もちろん、むし歯ではないので、治療をすることはありません。

ただ、溝からむし歯になることもあるため、自分で判断せず、気になったら歯科医院に受診することをお勧めします。

ハリヨ歯科では、この溝がむし歯か着色かが目では判断できない時にダイアグノデントと言われる、レーザーによるむし歯判定検査を行います。

 

 

 

 

 

feature より引用

この検査結果により、むし歯治療をするか経過観察をするかを客観的に判断しています。

一旦、天然の歯を削ってしまうと、もう、元には戻りません。(前回の内容をご参照ください) http://www.hariyo-dental.jp/blog/?p=1492

もう一つのむし歯ではないが色が黒くなっているパターンとしては

以前詰めた、詰め物が劣化し、詰め物の縁に汚れや、着色がついて色が付いてしまっている状態です。

コンポジットレジンと言われる、歯科でよく使われる白色の詰め物は、経年劣化により、表面が粗糙になり、着色や汚れが着くことにより黒くなります。そのため、この色自体はむし歯ではありません。しかし、その粗糙な部分からむし歯を発生させるかもしれませんので、場合によっては治療の対象になります。

これらのことは、患者さん自身では判断することが難しいことから一度気になることがあったら歯科医院に受診することをお勧めします。

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その9〜

2019.11.27
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その9〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその9についてお話ししていきます。

テーマは、『歯は削れば削るほど、歯を失う可能性が高くなる』です。

みなさんが歯医者に行く理由はなんですか?

最近では、歯の重要性が認識されてきていることもあり、歯を残す為や健康のために歯医者に定期的に受診しているよって言う方が増えてきていることは実感していますが、まだまだ、大多数の人は痛くなった時や、被せ物が取れた時などではないでしょうか?

痛くなった時や、被せ物が取れた時に受診する状態とは、どのような状態だと思いますか?

そうですね。 むし歯が進行している状態だということは想像に容易いことだと思います。

そもそも、一度治療した歯はもう二度と治療が必要ないと思いますか?

歯を治したからもう大丈夫と思っていませんか?

実は、そんなことはありません。

特に大人に関しては、一度治療したことがある歯の再治療がほとんどなんです。

お口の中は非常に過酷な環境です。365日、毎日毎日、1日3回の食事があります。

熱いものや冷たいもの、硬いものや軟らかいもの、酸っぱいもの、辛いもの。

何百万、何千万する車でも、一生物ではないですよね。長く使うためには、定期的なメンテナンスや、日々の手入れが大事ですよね。

歯も一緒なんです。

大事に使うことで長持ちします。

むし歯になった時の一般的なサイクルのお話をさせて頂きます。

まず、小さなむし歯になった時には、小さい白い詰め物をします。(CR:シーアールという詰め物)

その白い詰め物は一生ものではないため、水を含んで膨張したり、着色がしたり、噛むことによってすり減ってしまうことで、やりかえの時期がやってきます。平均的には5年ほどでやりかえの時期が来ると言われています。

 

再治療の際、今より大きいむし歯になっている場合は、CRで治療することは困難となり、型取りが必要な部分的な被せ物を作る治療が必要になります。

いわゆる、保険治療で行う銀歯のことです。

この銀歯も、一生ものではありません。

銀歯もおおよそ5年ほどで寿命が来ると言われています。

さらに大きなむし歯になると、今度は神経の処置(神経を取る)をしなければならなくなります。

神経を取ると、歯に血が通わなくなるために、壊れやすくなります。

道端に生えている草花は踏んでも、また、起き上がりますよね。ドライフラワーはどうでしょうか、握ったらそのまま、バラバラになっていましますよね。

歯も同じです。血が通っていない歯は割れやすくなってしまいます。また、根っこの中にばい菌が残っていると化膿して再度、根っこの治療が必要になることもあります。そのために、全部を覆った被せ物をした後でも7年ほどでやりかえの時期が来ると言われています。

歯が割れたり、化膿が大きくなったりしていしまった場合は、最終的には歯を抜かなければならなくなります。

 

そのために、いかに、むし歯を生じないようにするかが非常に重要になります。一度むし歯になってしまった場合は、再治療までの期間をいかに長くするかが重要になります。

そこで、定期的に歯医者に受診することが重要となります

歯を守るために一度、ハリヨ歯科に相談しにきてください!

 

 

 

 

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その7〜

2019.11.18
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その7〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその7についてお話ししていきます。

テーマは、『いつまでも自分の歯で噛める!』です。

前回お話ししましたが、歯が最初に無くなる(抜けてしまう)年齢は大体、45〜55歳と言われています。

皆さん、歯は一生、抜けることなくいつまでも、自分の歯で噛めると思っていませんか?

では、本当にそうなのでしょうか?

平成28年度の歯科疾患実態調査において、80歳の残っている歯の平均の数は、約15本でした。親知らずを抜いた永久歯の数は28本なので、13本は平均して抜けてしまう結果になりました。数値としては徐々に残っている歯の数は増えているものの、依然、世界の先進国と比較すると少ない数です。

歯の数が違うと何が一番違うと思いますか?

そうです、食べれるものが変わってくるのです。

18本以上あれば大抵なんでも食べれます。

17本以下になると、サラダやご飯、ハンバーグなどは食べれますがステーキやフランスパン、タコ酢などは食べることが難しくなります。

さらに5本以下になってしまうと、刺身や、豆腐、うどんなどの柔らかいもの程度しか食べれなくなります。

中には歯が一本もなくてもステーキを食べれるとおっしゃる方も見えますが、そのような状態ではご飯は丸呑みになってしまうことで、消化不良や、肥満、糖尿病など生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。

中には、全部歯を抜いて入れ歯にしたいとおっしゃられる方も見えます。

確かに入れ歯を入れることにより、噛み合わせが回復しある程度のものは食べることが可能になります。

しかし、入れ歯は人工的なものなので、どうしても、自分の歯のように噛むことは難しいのです。そして、歯茎の上に入れ歯(プラスチック)がのるため温度感や、味が悪くなると言われる方も見えます。

そのため、入れ歯にした方の多くの方は、もう少し早くから歯医者に通っていればよかったとも言われます。

歯は急に抜けるわけではありません。(歯が割れてしまう場合は急に抜かなければならなくなることもありますが。)

歯を保存(抜けないようにする)する為には定期的な歯科医院受診と、日々のブラッシングが重要になってきます。

 

是非、

30年40年先まで自分の歯で過ごしたい方は、ハリヨ歯科にいらして下さい。

ハリヨ歯科スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。

 

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その3〜

2019.11.11
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その3〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその3についてお話ししていきます。

テーマは、『歯周病をコントロールする事で体も健康になる。成人編』です。

最近ではテレビなどでも歯周病と全身疾患の関係性の話をよく取り上げられているので、一般の方でもご存知の方も多くなってきていると思います。

とりわけ、よく話題に上がっているのは糖尿病や動脈硬化。

今回は、この2つのうちの糖尿病についてお話ししてきます。。

糖尿病。糖尿病手帳にも歯科受診のことや、内科で行われる糖尿病教室でも歯科のことを取り上げるのは普通になっています。それくらい、糖尿病と歯周病は切っても切れない関係になっています。

では、なぜ、糖尿病と歯周病が関係あるのか。

それは、歯周病なっていると、その歯の周りの歯肉は赤く腫れ上がり炎症を起こします。粘膜の表面は爛れており、触っただけで出血が起こります。そこで出される炎症性物質が腫れ上がっている歯茎の血管から血液中に入ってしまいます。中等度の歯周病になっている人のポケットの表面積は手のひらサイズになると言われています。

手や足などの皮膚の部分が、手のひらサイズに爛れていたら、みなさんびっくりしませんか?すぐに病院に行くと思います。

それと同じことが口の中で毎日起きていることになります。びっくりしますよね。

話は戻りますが、この爛れているところから、炎症性物質が血管内に侵入しインスリンに作用、インスリンの動きを悪くします。そのため、血糖値を下げるのに必要なインスリンが使用出来ないために、血糖値が下がりにくくなり、歯周病のコントロールが悪くなるのです。逆に、言えば、歯周病をコントロールをすることで、血糖値が下がりやすくなり、糖尿病の改善がみられます。全ての方に顕著に効果が出るわけではありませんが、患者さんによっては、歯周病治療を行い、定期的なクリーニングと家での歯磨きを徹底することにより、糖尿病の薬を飲まなくても血糖値が正常に戻ることもあります。

歯周病菌はお口の中に何億、何兆と存在すると言われています。その、細菌が腫れている歯茎の血管から体に侵入すると、悪さをする事は簡単に想像できると思います。歯周病をコントロールする事は全身を健康に保つことにつながるので、是非体の健康を守るためにも歯医者に受診してみてください!

 

 

歯周病治療って知っていますか?

2019.11.03
歯周病治療って知っていますか?

おはようございます。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

 

今日、お話しするのは歯周病治療についてです。

皆さんは歯周病治療って聞いたことはありますか?

歯医者さんに行った時に、やる歯の掃除のことでしょっと思われている方も多いと思います。

それも歯周病治療の一つですが、それで終わりでは、完全な歯周病治療とは言えません。

そもそも、私は歯周病なんて関係ないと思われている方も多いと思います。

では、実際はどうでしょうか?

現在、30歳以上の成人の80%は歯周病と言われており、2001年、歯周病は「人類史上、最も感染者数が多い感染症である」ということでギネスに認定されているほど、多くの方が歯周病になっています。

そもそも、歯周病ってなにっと思われている方もいますので、簡単に歯周病についてご説明させていただきます。

歯周病とは、お口の中の細菌が炎症を起こすことで、歯を支える骨が溶けてしまう病気のことです。(骨は溶けていなく、歯茎だけ腫れている状態は歯肉炎と言います。)初期から中期では歯のグラグラや痛みなどの症状は伴わず、歯磨きの際にちょっと出血しているかなあと思う程度です。重度になった時に初めて歯がグラグラしたり、噛むと痛みを伴ったりするため、知らない間に進行してしまう実は厄介な病気なのです。

さて、今回のテーマである歯周病治療について戻りたいと思います。

まずは、歯石には2種類あることはご存知ですか?

(インプラントネット/より引用)

歯茎より上にあるのが縁上歯石、歯茎の中に付着している歯石が縁下歯石と言います。縁上歯石は柔らかいために一回の処置でほぼ除去することが可能です。

ただ縁下歯石は黒っぽい色をしており、カチカチに歯の根っこの面にくっついているため、専用の機械を1歯、1歯当てながら除去をするために時間がかかります。

多くの方が思われている一回で済む歯石とりというのは、この縁上歯石と言われているものです。

しかし、歯茎の中についている歯石を除去しないと、歯茎の腫れや、歯周病の進行を抑えることはできません。

そのため、当院では、歯周病と診断した患者さんには、通常3〜7回に分けて歯周病治療を行います。(重度の歯周病の患者さんほど治療回数が多くかかります。)

当院に通院していただいている患者さんが30年先でも歯のことで困らないために、最善を尽くし治療を行なっています。

普段歯磨きで、出血がする方や、口臭が気になる、歯がグラグラするなどお口の中でお困りごと、気になることがあるようでしたら、ぜひ一度ハリヨ歯科に受診してみてください。

スタッフ一同お待ちしています。

 

歯医者嫌いな人をゼロとする。

2019.09.26
歯医者嫌いな人をゼロとする。

おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の受付の安田です。

先日、外部から講師の花輪先生をお招きしてお話を聞きました。
神奈川県で歯科医師をされている花輪先生は、「歯医者が嫌いな人をゼロにする」というキャッチコピーで活動されています。

歯医者って聞くと、怖いとか苦手とか怖いとか、、、そんなマイナスなイメージを持たれている方も多いかもしれません。
お口の中は普段自分以外の人に触られることがないので、歯医者に来るときには特有の心理があるそうです。
そして歯医者で働いているわたしたちスタッフは、歯医者を怖いところという意識はあまりもっていないため患者さんの気持ちに疎くなってしまうとも、、、
そう言われてハッとしました。
そんな患者さんとわたしたちスタッフの間のギャップをうめて、もっと医院やスタッフを信頼してもらうために勉強になることがたくさんありました!

講演の中で、歯科心理におけるタイプ分けをしました。
人は無意識に「自分のタイプ」を基準にしているので、自分がしてほしいように相手に振る舞ってしまうそうです。
自分がどのタイプなのかを知ることで、自分ては当たり前だと思っていたことも相手にとっては当たり前ではないと気づくことができます。
それはとても大切なことで、ちがうことにこだわりすぎてしまうと疲れてしまうので、相手を知ってちがいを活かすという考え方にチェンジすることが知れてよかったです!

また、男性と女性では脳の作りがちがうということからどんな風に伝えるとより分かってもらえるかについても学びました。
客観力と共感力、空間認知と表面認知など対照的なものが多かったです。
話を聞きながら、わたしも美容院でこんな風に言われたとき嬉しかったな〜とか思い出して納得していました(笑)

患者さんそれぞれに向けた関わり方がもっともっとできれば、ハリヨ歯科が大切にしている「大垣1話す歯医者」という目標にも近づいていけるかなと思いました◎

花輪先生は講演の中で、win-winの関係という言葉をよくおっしゃっていました。
そして、患者さんとわたしたちの究極のwin-winの関係は「〜さんに会うことが楽しみで来た」ということです。
人と人との出会いは250万分の1です。
患者さんがハリヨ歯科を選んできてくださるのも奇跡のような確率です。
そんな中でハリヨ歯科のファン、スタッフのファンが増やせるように学んだことは日々の診療に生かして進んでいきます。

このような機会をいただけてよかったです。
院長、副院長、花輪先生ありがとうございました!

なにかお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください◎

歯並びはお口を動かすことから始めよう!

2019.06.12
歯並びはお口を動かすことから始めよう!

こんにちは!!!
大垣市にある、虫歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者
お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来院できる
ファミリールーム完備の歯医者さん、ハリヨ歯科の歯科衛生士の長坂です。

今回第3回床矯正のセミナーに参加させていただきました。

半年間の中でたくさんの内容を再確認でき、また新たに習得できた
こともありました。ハリヨ歯科の子どもの中には装置をつけて
歯並びを直そうと頑張っている子がいます。
わたしはそのサポートをしているのですが、今回症例発表を通して、
装置をつけてもちろん歯並びを治すことはとても大事なこと
なのですが、それよりももっと大事なことがあることに気づくことができました。

最近軟食なものが増えてきているのことをお気づきだと思いますが
子ども達は、軟食のものを食べ育っているので、顎がなかなか成長せず、
大人の歯の並ぶスペースがなくガタガタに並んでしまってる子が多くなってきました。
装置を使うのはな〜っと考えている方は、まずは、食生活から見つめなおしてみてください。
食卓の中に、お水やお茶などはありませんか?お口の中に食べ物が
入っている状態でお水やお茶などを飲むと流し込んでしまい、顎を使うことが
なくなってしまいます。水やお茶は、食前・食事後に飲みましょう。
ハリヨ歯科には、管理栄養士がいます。管理栄養士と連携をして顎を使えるよおな簡単につ作れるレシピ
なども今後お伝えしていけたらいいなと考えています。

頬杖をしていたり、普段ずっと口が開いてるってことはありませんか?
わたしはお口が無意識に開いてしまうことがあるので
よくスタッフに注意されています。癖を直すことはとても難しい事だと
身に染みて感じています。子どもは、成長段階なので
頑張って直そうとすればすぐに結果がでます。
お口が開いていれば顔は縦に伸び、頬杖をしていれば、
顔が傾いてしまい、同時に歯並びも傾いてしまいます。
癖を直すためには、トレーニングをすることが必要に
なります。お口が開いている方は、口周りの筋肉が
ないので筋肉をつけることが必要になります。
お口周りの筋肉のつけ方などもハリヨ歯科ではお伝えしています。
子どもだけではなく、ほうれい線が気になる方でも
試してもらえるトレーニングになっていますので
気になる方はスタッフにお気軽に聞いてください。

セミナーに参加してきました!

2019.05.24

こんばんは!大垣市、安八、穂積市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育てにも優しい歯医者さん、ハリヨ歯科 栄養士・受付の宮脇です。

日曜日に歯科助手講習会(2日目)へ行ってきました!
今回は 歯科で取り扱う材料や器具・機械と、外科治療と、補綴(被せもの)と、歯を保存する為の治療、そして特別な配慮を必要とする方との接し方などの勉強をしてきました。
歯医者に通っていて、器具など「見たことはある」「使ってるのは知ってる」だけど 「何のため?」「どうやって使うの?」と思っていました。今回、講義を受けて 歯科衛生士さんは、歯周病の検査のために使ってるんだぁ。歯石とりのために、使う器具だったんだ。や、歯を残すために このような器具を使って、治療を進めてることを知り、先生や歯科衛生士さんが みなさんの所にいかれる前に 用意しておかなければいけない器具、治療で使う器具、治療内容を学ばさせていただきました。
特別な配慮は、車椅子の方だったり、立ち上がりの時に補助を必要とする方など身体的に補助が必要だったり、病気で同じ体勢がつらい方への配慮などです。立ち上がりの補助では、上に引っ張りがちですが 自分で立ち上がろうとするときには、前屈みになってから 立ち上がる…ので、補助をするときも 前屈みになってもらえる様に 引き寄せてあげるということ。実際に補助してもらうと、びっくり!!上に引っ張られると立ち上がれないんです!自分が補助してもらうと、どんな風に補助をしてもらうと楽なのか 実感できました。特別な配慮と言っても、心遣いが大切で どの患者さんにも必要なんだとも 学ばせていただきました。
今日だけでも、たくさん勉強させていただけました。
このような研修を受けさせていただける幸せを感じつつ、歯科助手としてみなさんに 分かりやすくお話できるように、治療内容を理解していかなければ!
みなさんと たくさんお話できることが 毎日楽しいです♪