お菓子やジューズの後にうがいをすれば大丈夫は、ほんと!?うそ!?

2021.11.06

こんにちは、岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科院長の長縄です。

今回のテーマは

”お菓子やジューズの後にうがいをすれば大丈夫は、ほんと!?うそ!?”

についてお話していきます。

ジュースや、アメを舐めてもすぐにうがいをすればむし歯にならないって聞いたことありますか?巷で聞く、まことしやかに囁かれているこのお話を本日は検証していきます。

まず、最初に結論から言いますと、答えは、ある一定の条件をクリアーすれば本当ですが、それをクリアーするためには至難の技。なので、現実的には嘘ということになります。

ある実験をご紹介します。

その実験は、うがいによる口腔内のpHの変化調べてみました。

まず、この口腔内のpHというのは、何かわかりますか?

これはお口の中が酸性にあるのかアルカリ性にあるのかを見るものです。基本的には、お口の中は、何もしていなければ中性にあります。

食事をしたり、お菓子を食べたりすると、その中の砂糖を細菌が食べることで酸性に傾きます。歯は酸性にあるときに歯の成分が溶け出すことでむし歯になりやすくなるのです。

その後、人の唾液の力で酸性に傾いたpHは中性に戻ろうとします。

その中性に戻ろうとする力を緩衝能と呼ぶのですが、多くは30分くらいで元の状態に戻ることがわかっています。しかし、個人差があるため、この緩衝能の力が弱い人はなかなか元に戻らないためにむし歯になりやすくなります。

一度酸性になった、状態でうがいをしたら、早く元に戻りそうですが、実はそうでも無いんです。

実験では、歯磨きが不十分な状態で、3%スクロース液(砂糖)を洗口してpHを下げてから、水で10秒間のブクブクうがいを10秒〜60秒ごとに繰り返しました。

その結果。pHが中性に戻るまでに、平均して15回も洗口しなければなりませんでした。

甘いものを摂取する度に10秒間のブクブクうがいを15回行うのはあまりにも現実的ではありませんね。

そのため、本日の答えは

ある一定の条件をクリアーすれば本当ですが、それをクリアーするためには至難の技。なので、現実的には難しいということになります。

また、それでも食べたいときのPointは

ダラダラ食べない、ダラダラ飲まない!特にペットボトルは蓋を閉めることができるのでちょびちょび飲んでしまいます。

先程も記載したように、食事後に30分経たないと、お口の中のpHが元には戻らないために,

30分毎にチョロチョロ間食をとると、ずっと歯はむし歯の影響を受けることとなり、むし歯になってしまうのです。

極端な話をすれば、一度に大量にお菓子を食べるのと、チョロチョロ食べ続けるのでは、むし歯のみをターゲットにしたならば、一度にたくさんのお菓子を食べた方がむし歯になりにくくなります。

そういったことを意識しながら上手にお菓子を食べれると良いと思います。

歯の根っこの治療について

2021.09.19
歯の根っこの治療について

こんにちは、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

本日のテーマは、歯の神経の治療についてです。

神経の治療と言ったら皆さんは何を想像しますか?

”なんか細い器具を口のかなに入れられてゴジゴジとやられるやつ”ですよね。

”何やっているかわからないけど何回も治療がかかりいつ終わるかわからないやつ”

というイメージをされる方も多いのではないでしょうか?

実は、この歯の神経の治療(歯の根っこの治療)は歯科治療の中でも、かなり複雑で、非常に難しい治療の一つだってことはご存知ですか?

だからこそ時間がかかるんです。

この写真は、実際の治療時のものです。歯の真ん中にオレンジ色と白色のものが見えると思います。これが、以前神経の治療をした際に使われた、神経の代わりとなる樹脂です。

これが感染を起こし歯の根っこ先にバイキンが繁殖する原因になります。

神経の代わりとなる樹脂が感染を起こすと、歯の頭の方はかぶせものがしてあるので出口がないため、膿は根っこの先の方に進み、そこに膿が溜まっていきます。膿がどんどん溜まっていくと、圧が強くなり、周りの骨を溶かしながら徐々に膿の袋が大きくなってしまいます。

このまま放おっておくと膿の袋はどんどん、大きくなり、場合によっては骨を突き破り歯茎に膿の出口を作ることもあります。

多くの場合は、無症状で大きくなることが多く、レントゲンを撮って初めて気付くことも多いです。

このレントゲンの患者さんも、レントゲンを取るまでは痛みもなく経過していました。

症状がなくても、膿の袋が大きくなることもあります。それを放置していると場合によっては、歯を抜かなければならなくなってしまうこともあるので、一定以上の大きさになっている病変については、早期に根っこの治療をすることをお勧めしています。

根っこの治療というのは、この、感染の元となっている以前詰めた神経の代わりとなる樹脂や、残存している神経の一部が腐って膿を発生させていることもあるため、これらのものを、出来る限り除去する必要があります。

これらのものをすべて除去をするのが非常に大変なんです、

汚れが残っていると、また、感染を起こすために非常に繊細な治療なんです。なおかつ、これらのものを肉眼的に確認することが難しいため、当院では、治療用の顕微鏡を使用し肉眼の10何倍に拡大し治療を行っています。

これらの汚染物が除去した後に、消毒をしっかり行い、きれいな樹脂を詰め直して根っこの治療は終了となります。

その後症状がなくなったところで、新しい樹脂を詰めて終わりです。

今回の症例は根っこの数が2つでしたが、多いと4〜5個存在することもあり、更に難易度が上がります。

ということで、今回は歯の根っこの治療についてご説明させて頂きました。

親知らずは抜いたほう良いの?続き

2021.09.10
親知らずは抜いたほう良いの?続き

大垣市にある虫歯予防、歯周病予防に力を入れている、お子様連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来られるファミリールーム完備の歯医者さん、ハリヨ歯科・院長の長縄です。

前回に引き続き親知らずの抜歯に付いてお話させて頂きます。前回は、親知らずを抜かなくて良い理由についてお話致しましたので、今回は、親知らずを抜いたほうが良い理由に付いてお話させて頂きます。

親知らずを抜いたほうが良い場合。

①今までに一度でも親知らずが痛くなったことがある方

今は痛みがないけれど、今までに一度でも親知らずが痛くなった方は、再度、感染を生じ痛みを伴う可能性が高いため、抜歯をすることをオススメしています。

親知らずに感染を生じても、多くの場合は少し痛みが伴う程度、あって食事の時に上の歯が親知らずの周りの腫れた歯茎のにあたって痛みが生じた程度で、時間とともに治まっちゃうから大丈夫でしょ!って思われる方も多いと思います。

確かに多くの方は痛みは治まると思います。

私は、口腔外科で勤務していたこともあって、色々な経験をしてきました。その中で、親知らずから顔が腫れ上がり、首まで腫れてしまう方も、中には入院したり、全身麻酔下で切開して膿を出す方もみてきました。

多くの方は、そのようなことになることはありませんが、少なからず感染は繰り返すためにハリヨ歯科では、一度でも感染を生じた方には抜歯を勧めています。

②親知らずが原因で手前の歯がむし歯になる可能性がある方。

親知らずが横向いて埋まっていおり、一部親知らずの一部が口腔内に顔を出している場合に起こりやすくなります。特に下の親知らずで起こることが多く、一度むし歯になると、、むし歯の部位の性質上、治療が困難で、治療しても再度むし歯になるリスクが高くなります。

そのため、手前の歯がむし歯になる前に、むし歯になるリスクが高いと判断された方には抜歯をススメさせていただいています。

③歯は生えているが、噛み合う親知らずが無い方。

歯は噛み合う歯があることで、その位置にキープされています。そのため、噛み合う歯がないと、親知らずは伸びてきてしまい、場合により、反対の顎にぶつかってしまう方もいます。

④矯正などで、親知らずを抜かなくてはならないとき

以上が、親知らずを抜いたほうが良い理由でした。

また、親知らずのことでお悩みがある方は、大垣市の今宿の歯科医院のハリヨ歯科に一度ご相談に来て下さい。平日の午前中は保育士が常駐しているために、小さなお子さんは託児でのお預かりも出来ますので、なかなか、歯医者に行けない子育て世代のお父さん、お母さんも是非ご来院下さい。

親知らずは抜いたほう良いの?

2021.09.05
親知らずは抜いたほう良いの?

 

今回のテーマは「親知らず」についてです。

こんにちは、大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。多くの方の人生の経験の中で嫌なことランキングの上位に入ってくるであろう親知らずの抜歯。皆さんの周りで歯を抜いた人に聞いても、あまりイイことを言わないし、できれば抜きたくは無いですよね。

私は、卒業後は総合病院の口腔外科で6年ほど毎日親知らずを抜いてきました。そのため、開業した今でも一週間で2〜3人は親知らずを抜くこともあります。

そんな中で、皆さんからよく聞く質問が

「そもそも、親知らずは絶対に抜かなければいけないの?」です。

そこで今回はこの疑問にお答えしたいと思います。

ズバリ、答えは

実は、抜かなくても良いときもあります。絶対に抜かなくてはならないものではありません。親知らずの状態によって抜くか、抜かないかを総合的に判断し決めていきます。

抜かなくても良い場合

 ①親知らずがしっかりと生えており、噛み合っている場合

→昔と比べて、顎が小さい人が増えて来ているので親知らずが並びきらないことが多いですが、中には、他の歯と同じようにしっかりと生えており噛み合っている方は見えます。そういう方は、抜く必要はありません。

 ②深くに埋まっており、親知らずに炎症が起きそうにない場合

→親知らずは一部、歯茎から歯の一部が出ていることや、出ていなくても浅く埋まっていることが多いですが、中には奥底に埋まっていることもあります。その際は、感染の経験が無いのであれば、無理に抜かずに様子を見ることもあります。

 ③そもそも親知らずが無い方

→意外と知られていませんが、ラッキーなことに親知らずが存在していない方も見えます。親知らずがなければ当然親知らずを抜くこともありません!!

 ④親知らずを残しておいて、いざというときの移植用にとっておく場合

→歯の移植?

「そんなことができるんですか?」

実は出来るんです。

CTなどで精査をしてみないとわかりませんが、上の親知らずに関しては、多くの場合移植用に使えることがあります。特に、下の奥歯が割れてしまったり、むし歯が大きくて抜かなければならなくなった時に移植歯として使えることがありますので、気になる方は抜く前に主治医の先生に相談してみても良いかもしれません。

親知らずの歯を抜かなくて良い場合は概ねこのような内容だと思います。

今回は、親知らずを残す場合についてお話させていただきました。

次回は、親知らずを抜かなければならない場合についてお話させていただきたいと思います。

 

また、親知らずのことでお悩みがある方は、大垣市の今宿の歯科医院のハリヨ歯科に一度ご相談に来て下さい。平日の午前中は保育士が常駐しているために、小さなお子さんは託児でのお預かりも出来ますので、なかなか、歯医者に行けない子育て世代のお父さん、お母さんも是非ご来院下さい。

セミナーに参加してきました。

2020.01.23

こんにちは!!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。
ハリヨ歯科の歯科衛生士の長坂です。

今回は、院長先生と衛生士の野原、山田、栁澤と4人で名古屋で開催されたグレート名古屋デンタルミィーティングに参加させていただきました。

0歳児からの口の周りや口の中の機能の発育の育て方やコミニュケーションの
取り方などについてお話を聞かせていただきました。

子供の疾病の原因は、9割以上が生活習慣が起因だと言われています。
健康で機能的な口周りの機能を育てていくためには、悪い習慣から切り離してあげることが大切になってきます。
お子さんの歯が生える前から知識・食べ方・飲み方・歯並び・姿勢・生活など、
学べる事があり親さんにお伝えできる事がたくさんある事がわかりました。
子供は2ヶ月間ずつで大きく成長していきます。10ヶ月になったから
本に書いてある通りにこおしないと!!って思わなくても大丈夫です。
子供は1人1人成長が違います。育て方も家庭でそれぞれあると思いますが
1人1人の子供の成長に対して、わたしもさらに学びお伝えできたらいいなと感じました。

また人とお話をする時コミニュケーションが難しいな〜っと感じたり
子供が言うこと聞いてくれないなっと感じることはありませんか?
わたしもコミニュケーションで何度も学ぶことがありました。
今回のセミナーを通して、自分が一方的に伝えることは、相手には響きにくいこと
そして、相手を変えるためには自分が変わらないといけないことを学ぶことができました。
この人に言っても無駄だと思ってさじを投げていてはいつまで経っても
人の感情は変わりません。
だから、まずは相手が言っていることをまず受けとめること、とっさに出た一言が相手を傷つけてしまっていることもあります。
子供との関係も言えると思います。
そして、尋ねる。なにがしたいのか自分で気づくことで行動しようと言う気になります。
お菓子も1番甘いものがなにか、それがむし歯になる原因だということを
お子様も自分で気づくようになればお菓子を食べなくなります。
説得をしているばかりでは、行動をしてくれないのでこうしたらどお?と提案してみてもいいですね。

歯医者に歯が生えてから行かないということは全くないので、0歳の方でも、現在妊娠中の方でも、なにかが提案できることがあればいいなと思っています。

綺麗な環境を作る為に、新しい機械を購入しました!

2019.11.14
綺麗な環境を作る為に、新しい機械を購入しました!

おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の受付の安田です。

今日はみなさんに新しく常設した機械について知ってもらいたいと思います。
今までも移動できるタイプは1台あったのですが、、、
この度はチェアサイドに3台の口腔外バキュームを設置しました!

みなさんは口腔外バキュームって聞いたことありますか??
まずは見たことない方もいると思うので、写真でお見せします。
これです!


これが何のために必要かと言うと、清潔な診療室であるためです。
お口の中には、目には見えないけれど数千〜数億個以上の菌がいます。
治療のときって歯を削ったり、被せ物を調整したりしますよね?
実はそのときに、お口の中の菌や歯を削ったりしたかけらが唾液や水と混ざって空気中へと飛び散っているんです!
その結果、診療室内の空気が汚されてしまっています。
口腔外バキュームはそんな空気中に飛び散ってしまう切削片や菌が混ざった水分を吸ってしまおう!という機械です。
今まで通り口腔内のバキュームは使って、喉のお水は吸っていきます。
そして併用して口腔外バキュームを使うような感じです。

ここまでは、どんな機械かを説明しましたがどうやって使うのかというとこうです。


こうやって治療中にお口に近づけて吸ってくれます。
ライトも点くので、治療中のお口の中もしっかり見えます。
写真で見ると少し圧迫感があるように見えますが、お顔の上にタオルを乗せるようにしてるので安心してください◎
ただ、音が少しうるさいのでそこだけはご了承ください、、、

口腔外バキュームの設置はもちろん通っていただいている患者さんが安心して治療を受けてもらうためですが、わたしたちスタッフの健康のためでもあります。
わたしたちの職場は歯科医院であり、1日の長い時間を診療室で過ごします。
そんな診療室が清潔でクリーンな空間であればわたしたちも安心して働けてうれしいです。
そんなわたしたちの健康にも関係する口腔バキュームを設置していただいたので、院長先生、副院長先生には感謝です!

診療室の空気をきれいにをこれからは心がけていきますが、もちろん器具の滅菌も力を入れ続けています。
いつ来ても安心、安全な治療を提供できるようにスタッフ一同取り組んでいきます!

なにかお困りのこと、気になることがあればいつでもお電話お待ちしてます◎

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-2〜

2019.11.08
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-2〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

前回のblogの続きです。

定期受診することで、『小さいむし歯の状態で発見することができる』がテーマでした。小さいむし歯で発見できるメリットとして、痛みを伴わずに治療ができることが挙げられました。

次に、

2.歯医者に行くと時間がかかる。一回行くとなかなか終わらない。

と言うイメージがあると思います。

時間がかかりすぎてしまう多くの方は、お仕事などが忙しく、なかなか歯医者に来るタイミングがなく、数年ぶりに歯医者に受診したと言う方ではないでしょうか?

その為に、複数個のむし歯が見つかってしまったり、歯の神経を取らなければならなかったり、昔、治療した歯の根っこが膿んでしまったりと、治療する歯が複数個あるとなかなか、終わらなくなってしまいます。

ある、統計では、1年間歯医者に定期受診していないと平均して2個のむし歯ができると言われています。その為、五年ぶりの人では10個程度見つかってしまうこともあるんです。そうなると、長期間の通院が必要となり、途中で治療の中断をしてしまう方もいます。そうしたら、再度治療開始時には、むし歯が進行している為大掛かりな治療が必要となってしまうこともあります。

その為、定期受診していれば、小さい状態で見つけることができるために、一回の治療ですみ、治療で長期間受診する必要がなくなります。

3.治療費が高い

治療期間が長くなると同じように、久しぶりの受診だと、一本にかかる治療に回数、時間がかかるため治療回数が増えます。その分、診察料もかかりますし、大きな被せ物が必要になるため費用も高くなります。

下に痛くなる前の小さなむし歯の治療と、痛くなってからのむし歯の治療の簡単な治療回数と、費用を載せます。

小さいむし歯で見つかった場合は、通常処置としては一回で終わります。定期受診している人は、再診になりますので、実質的に1日目の診査診断および初診料は必要なくなるので、二日目のみになると、一回の治療になります。

小さい状態であれば、多くて2回の受診、費用は約4500円、ズキズキしたむし歯であれば、最低でも5回の受診が必要で費用は11600円と治療費も治療回数も約2.5倍になるんです。(状態が悪いと、通院回数、治療費は増える可能性があります。)定期受診で通われている方では1回の通院で終わりますし、費用も1000円程度で11分の1で終わることができます。

久しぶりの受診の場合は、最初に、問題となっているお口の中を治療しリセットする必要がありますので、通院回数がかかってしまうかもしれません。

ハリヨ歯科の患者さんには、治療が終わって、むし歯も歯周病もコントロールされてからが本当の歯医者と関わり合いですとお話しささせて頂いています。

是非、お口の中の健康をハリヨ歯科とともに作り上げていきませんか?

いつでもご来院お待ちしています。

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-1〜

2019.11.07
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-1〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんは定期的に歯医者に行かれていますか?

以前だと、ほとんどの方が、痛いときに行くのが歯医者だと思われてい方も多いと思いますが、最近みえる初診の方は、『もともと定期的に受診していたよ。』っと言われる方も一定数おられることを実感しています。

ハリヨ歯科としては、もっと、もっと多くの方に歯医者との上手な付き合い方を知っていただければと思います。

そこで、今回は、定期検診をした方が良い理由を説明していきたいと思います。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由①

『小さいむし歯の状態で発見することができる』からです。

当たり前のことなんですが、これが、なかなかできない方も多くいると思います。

歯医者のイメージを聞くと、上位によく上がってくるのが以下の3つです。

1、痛い

2、時間がかかる(一回行くとなかなか終わらない)

3、お金が高い

このいずれも、解消することができます。

まずは、痛いについてです。

痛いのは麻酔の痛みも患者さんが敬遠される一つだと思います。麻酔による痛みは概ねは、術者のテクニック、器具などで、ほとんど痛みなどなく打つことは可能となっています。(歯を抜くなどの処置の際の麻酔は除く:むし歯治療の際は基本的にほっぺた側に麻酔をします。ほっぺた側に打つ麻酔に関しては術者のテクニックである程度痛みはコントロールすることは可能です。しかし、歯を抜くときには外も内も麻酔をしなければいけません。内側に麻酔をするときに痛みを生じてしまうことがある。)もう一つの痛みは削る時の痛みではないでしょうか?削る時の痛みは通常は麻酔をすれば基本的には痛みはなくなります。

しかしながら、歯に痛みを伴っている急性期の状態では、なかなか、麻酔がきかないことがあります。

これは、炎症(痛みが強いとき)していると、その周りの組織がPHが酸性に傾いてしまいます。麻酔の性質上酸性に傾いている部位には麻酔が効きにくいことがわかっています。そのため、痛い時ほど、麻酔が効かないので患者さんも苦労をしてしまいます。その記憶があるので、歯医者は治療するときに痛い、自分は麻酔が効きにくい体質なんだと思い込んでしまい、足が遠のいてしまうのではないでしょうか?

定期的に受診していれば、基本的には小さい状態でむし歯が見つかるので、早期発見、早期治療が可能となります。初期のむし歯であれば、自覚症状がないので、麻酔も効きやすく、痛みなく処置が可能となります。

次回に続きます。

 

歯医者嫌いな人をゼロとする。

2019.09.26
歯医者嫌いな人をゼロとする。

おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の受付の安田です。

先日、外部から講師の花輪先生をお招きしてお話を聞きました。
神奈川県で歯科医師をされている花輪先生は、「歯医者が嫌いな人をゼロにする」というキャッチコピーで活動されています。

歯医者って聞くと、怖いとか苦手とか怖いとか、、、そんなマイナスなイメージを持たれている方も多いかもしれません。
お口の中は普段自分以外の人に触られることがないので、歯医者に来るときには特有の心理があるそうです。
そして歯医者で働いているわたしたちスタッフは、歯医者を怖いところという意識はあまりもっていないため患者さんの気持ちに疎くなってしまうとも、、、
そう言われてハッとしました。
そんな患者さんとわたしたちスタッフの間のギャップをうめて、もっと医院やスタッフを信頼してもらうために勉強になることがたくさんありました!

講演の中で、歯科心理におけるタイプ分けをしました。
人は無意識に「自分のタイプ」を基準にしているので、自分がしてほしいように相手に振る舞ってしまうそうです。
自分がどのタイプなのかを知ることで、自分ては当たり前だと思っていたことも相手にとっては当たり前ではないと気づくことができます。
それはとても大切なことで、ちがうことにこだわりすぎてしまうと疲れてしまうので、相手を知ってちがいを活かすという考え方にチェンジすることが知れてよかったです!

また、男性と女性では脳の作りがちがうということからどんな風に伝えるとより分かってもらえるかについても学びました。
客観力と共感力、空間認知と表面認知など対照的なものが多かったです。
話を聞きながら、わたしも美容院でこんな風に言われたとき嬉しかったな〜とか思い出して納得していました(笑)

患者さんそれぞれに向けた関わり方がもっともっとできれば、ハリヨ歯科が大切にしている「大垣1話す歯医者」という目標にも近づいていけるかなと思いました◎

花輪先生は講演の中で、win-winの関係という言葉をよくおっしゃっていました。
そして、患者さんとわたしたちの究極のwin-winの関係は「〜さんに会うことが楽しみで来た」ということです。
人と人との出会いは250万分の1です。
患者さんがハリヨ歯科を選んできてくださるのも奇跡のような確率です。
そんな中でハリヨ歯科のファン、スタッフのファンが増やせるように学んだことは日々の診療に生かして進んでいきます。

このような機会をいただけてよかったです。
院長、副院長、花輪先生ありがとうございました!

なにかお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください◎

理想の歯医者さんになるための取り組み

2019.09.08
理想の歯医者さんになるための取り組み

おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の受付の種田です。

先日、医院をお休みさせていただいて
今年医院で取り組んでいる三医院合同セミナーに参加させていただきました!

今回で4回目の参加ですが、
いつもセミナーの初めにある「前回の内容の振り返り」では、毎回毎回、頭を悩まされます…。
ほんとうに人の記憶とは曖昧で、すぐに忘れてしまうものだなあと毎回実感します()
ですが、大切な内容なので毎回「ほんとに大切だなあ」と思い返せることはいいことでもあるなと感じます。

今回のセミナーでは、
「質問の大切さ」について重点を置いて教えていただきました。

ハリヨ歯科では〝大垣1説明する歯医者〟ということを目標として、日々、患者さんと接しています。
その中でも、「伝わる伝え方」の難しさは、どのスタッフも感じることがあると思います。
その中でも「伝えたい!」という気持ちが強く出ると、どうしてもこちらの話す量が増えて説得しているような…そんな話し方になってしまいます。
「伝えたい!だからとにかく話す!」
聞いてる側からすると、なんだかなにを言ってるの?押し付けられてる?というような…そんな気持ちになってしまうような気がします。

歯科でも、施術をするスタッフと患者さんとの間に必要です。
知らない人に、自分の身体の一部をいろいろ触られるのは心配ですよね??
信頼している人に綺麗にしてほしい、治療してほしいと思いますよね??
そのためにも、医院やスタッフを信頼していただけるために〝大垣1話す歯医者〟を目指しています!
そのためにも、たくさん質問をすること。
質問をしていく中で、相手が考えていることや思っていることを引き出すことができるだそうです。
実際に、スタッフがあっちゃんに質問を受けていましたが、とっても勉強になる質問の仕方でした。

そのあとは、テーマを決めてグループに分かれてロールプレイングをしました!
やってみると難しく…
正解はなんなのか…悩むことがたくさんありましたが、やっていくうちにここまではできるからこの後はどうするか、ルールを決めないといけないななど、今後、医院に帰ってもう一度話し合うことが必要な課題も明確になりました。

今回で4回目の合同セミナーですが、何度話しても医院での課題が次から次に出てきます。
もっとこういうことをやりたい
こういうことをやらなくちゃ
そんな気持ちがたくさん出てきます。
まだまだ医院として成長できる証拠だなと感じます。
合同セミナーでは、同じように歯科の大切さを地域に広めたい!という思いで働いている、他の医院の方と関わることができます。
働いている場所は違えど、同じ気持ちで働いている方たちの気持ちを聞き、医院で行なっていることを聞くことで、自分たちも!もっとこうなりたい!こうしたい!と気持ちが強くなります。
毎回、いい刺激を受けることができます。
このような機会を作ってくださっている、先生方にはほんとうに感謝です!

医院全体がもっと成長し、地域の患者さんにたくさんのものが還元できるよう
スタッフ自身が楽しく仕事ができるよう
これからも精進していきます!

お口のことで困ったことがありましたら、お気軽にご相談ください!
これからもハリヨ歯科をよろしくお願いします(*^_^*)