姿勢や呼吸、飲み込みが歯並びに与える影響について

2017.07.29
姿勢や呼吸、飲み込みが歯並びに与える影響について

こんにちは。大垣市 今宿 に開院しているハリヨ歯科の衛生士の野原です。
暑い日が続き、まさに夏!を感じる毎日ですね!

 

皆さんは、呼吸や、飲み込み、食べる時の姿勢が歯並びに悪影響をすることをご存知ですか?

普段習慣化されていることが原因で歯並びが悪くなるのです。

言い方を変えると、小さい頃の悪い習慣を正常に戻すことで歯並びが改善するのです!

ハリヨ歯科の副院長と歯科衛生士の長坂、野原で今週の木曜日に、愛知県幸田町で開院されているハピネス歯科こども歯科の稲吉先生のセミナーに参加させていただきました。

 

内容は大きく分けて2つ

①口腔筋機能矯正の基礎。

②こどもの時期の悪習癖についてです。

①の口腔筋機能矯正とは、口腔内の筋肉や全身の筋肉を正常に機能させることにより歯並びが悪くなるのを未然に防ぐ、予防する矯正のことです。

②の悪習癖とは簡単にいうと、普段習慣化している悪い癖のことです。
特に成長過程の子供の頃の悪い癖があることによって、呼吸の仕方、嚥下(飲み込み)の仕方、姿勢、舌の使い方がうまく機能することができず、歯並びに大きく関係してくるのです。

夏休みに入り、学校歯科検診の紙を持ってこられる患者様が多いですが、だいたい歯並びの所にチェックが入っています。

『悪い癖一つで歯並びが悪くなるなんて嘘でしょ!?』と思ったら大間違い!
場合によってはあご全体に変化が起こります。

でっぱ(上顎前突)や受け口(下顎前突)もこの悪習癖が原因の一つになっているのです!

なぜ歯並びが悪くなるのか、、、、。

歯並びが悪くなる根本的な原因を理解することで、矯正装置を使わずして不正歯列を予防することもできるのです。(もちろん、矯正装置を使わなくてはいけないこともあります。)
皆さんのお子さんはお口がポカーンと開いていませんか?

口呼吸になっていませんか?

ご飯を食べるとき、飲み物を飲む時、舌が正しく機能していますか?
一番大切なのは、永久歯がはえそろうまでの乳歯の時期です。

この時に正しい筋肉の機能を使う、正しい呼吸をすることが鍵となります。

もともともっている筋肉の機能が正常に働いていないと、将来歯並びが悪くなる可能性が高いということです。
もちろん大人になっていても従来のブラケットを使用した矯正治療があるので綺麗に歯を並べることはできます。

しかし歯が並んでも、装置をとると、後戻り(元に戻ってしまう)してしまう人がいます。
それは元々の悪い癖(悪習癖)が治っていないからです。根本的な原因が治っていないと、あと戻りしてしまうのです。

私は今回本当のセミナーで健康とは何かを改めて考えることができました。

今回の講師のハピネス歯科こども歯科の稲吉先生は非常に熱い先生で、口元からアプローチできる健康への熱い想いがすごく伝わってきたセミナーでした。
ハリヨ歯科でも、食事の取り方や、姿勢など正しい筋肉の使い方や、正しい呼吸などを伝えていきたいと思います。

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