痛くない麻酔への工夫

2018.02.12
痛くない麻酔への工夫

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

皆さんは歯医者さんに対してどんなイメージがありますか?

多くの人は独特な匂いと、キーンという音、最後に麻酔の注射時の痛みの3つを想像する方が多いと思います。

今回はこの3つの中の注射時の痛みについてお話しさせていただきます。

確かに僕の小さい頃に麻酔の経験を何度かしたことがあり、刺すときの痛みと注射液を注入するときの痛みは嫌なものでした。

実際にハリヨ歯科に受診する患者さんにも麻酔がトラウマになっている方は多くいます。

小さい頃に大きなむし歯ができ、抑えられながら、強烈に勢い良く注射液を注入された記憶がある方は、歯医者がトラウマになり痛くなっても市販の痛み止めで我慢しながら痛みをしのいで、我慢できなくなった時に、初めて歯医者を受診する方もみえます。

しかし、むし歯が大きくなり、神経にまで症状が達している、炎症が強い時には、生理学的に、非常に麻酔が効きにくくなるために、痛みをこらえながらまた治療を行うことも多くなります。その為に再度治療を中断してしまい悪循環が生じてしまうことも。

ハリヨ歯科では、できるだけ患者さんに麻酔による痛みを感じないような取り組みをしています。

麻酔の注射で痛みの原因となるものには、注射針の太さ、注射液の注入スピード、注射部位、最後に術者のテクニックです。

まず第一に、麻酔の針を非常に小さいものにしています。ハリヨ歯科では最も小さいサイズの33G(数字が小さくなると太くなります。)を採用しています。小さければ小さい程、針を刺す時の痛みが小さくなります。

続いて注射液のスピードです。注射液の注入スピードは最初は少量ずつ注入し麻酔が周囲に効き始めたところで、注入スピードを上げることで痛みを軽減することができます。

注射の打つ場所についても、お口の中のすべての場所が同じように痛みを生じるわけではありません。痛みを生じるポイントのことを痛点というのですが、その痛点お少ないところに麻酔を打つことで痛みを最小限に抑えることができます。

最後は、術者のテクニックです。私は、ハリヨ歯科の開業前に勤務していた時代に麻酔の打ち方の勉強会・実習に参加してきました。それまでは、私自身麻酔は痛いものだと思っていたのですが、そこで培った知識とテクニックで初めて痛くない麻酔をすることができることを学び、非常に自分の中で衝撃を感じたことを今でも覚えています。

現在、そのテクニックを治療で使用することで、患者さんから『麻酔打ったんですか?』、今は麻酔で針を使わないんですか?』(もちろん麻酔で針は使用します。)と言われることがあります。実際に、麻酔が怖くてなかなか歯医者に来れなかったとおっしゃられていた方でも、今ではストレスなく通うことができている方もみえます。(すべての症例で無痛で麻酔ができるわけではありません。抜歯など内側の麻酔をするときなどは多少の痛みを伴うことはあります。通常のむし歯治療では、ほっぺた側のみ麻酔をすれば痛みはなくなるので、その場合は痛みを最小限にして麻酔をすることは可能です。)

お子様のむし歯治療の際も、きちんと、治療をする為に必要であれば、麻酔を行います。その際も、先ほどのテクニックを行えばほとんどのお子さんが泣くことなく治療が可能になります。お子さんにも大人の方にもできるだけ麻酔に対するストレスを無くすことにより、歯医者に通いやすい環境を提供できるように準備しておりますので、麻酔の痛みの心配のこたなどは一度ハリヨ歯科にご相談ください。

どんどん綺麗になる女性

2018.02.10
どんどん綺麗になる女性

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さんハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

ハリヨ歯科では、通って頂くことで歯の治療だけでなく皆様がより健康に、より生き生きと過ごして頂くための自分と向き合う時間や、そのキッカケ作りができたらいいなと考えています。

 

そのため、初診では一見関係ないと思われる生活背景についてもお聞きすることもあります。

ハリヨ歯科に来ていただいたキッカケなど詳しくお聞きしていく中で、特に女性は既婚女性であれば特に日々の生活の中でご自身のことを犠牲にして家族のため、お子さんのため、職場のため、奮闘されている優しさに溢れる生活をしてらっしゃることが多いことを感じます。

自分のことよりもまずは他人のために。

女性の素晴らしさを感じずにはいられないですが、そのせいでなかなか今まで歯医者に行きたかったけど来られなかった方が本当に多いのです。

 

自らの健康もかえりみずに頑張ってきた結果、疲れた様子でどうしようもなくなってハリヨ歯科に来院される女性も多いです。

 

自らのお口の健康を守ることが家族のためになること、忙しい中でも健康と美のためにご自身の身体をいたわって大事にして頂きたいこと、お伝えしていくとどんどん女性の意識が変わっていくのを感じます。

 

治療が目的でご来院された方でも、治療だけでなくご自身の健康と美に前向きに考えてくださるようになっていくことが目に見えて感じられます。

それは、ご来院されるごとにどんどん内から出る美しさとともにハッキリと外見に現れます。

歯科医院に通っているうちにどんどん女性が綺麗になっていくのです。

 

そんな女性を何人も目にします。

健康と美は直結します。

 

健康でなければ、健康に意識が向かなければ真の美しさは得られないでしょう。

それはお口の中であっても同じです。

全身的なことだけでなく、お口の中の健康は確実に美につながります。

 

「たかが歯」と言われることがあります。

 

しかし、歯オタクの私たちは知っています。

顔の上半分にあるアイメイクに力を注ぐ女性たち。

しかしその歯並びや、キラッと不自然に光る金属がそれを大きく引き算してしまうこと。

むし歯や歯周病が美意識以前の清潔感を害してしまうこと。

そして、それはなかなか他人では指摘がしにくいこと。。。

 

口元が綺麗な女性は意外に目が小さくても美しいのです。

アイメイクについつい目が行きがちな方は多いですが、お口元の健康は大丈夫ですか?

ハリヨ歯科でご自身の健康と美を見つめるキッカケ作りをしませんか?

歯周病が怖い理由⑴

2018.02.09

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日のお題は、歯周病が怖い理由です。

皆さん、歯周病があると全身に影響することをご存知ですか?

歯周病とは、歯がグラグラしたり、抜けてしまうだけの病気ではないんです。最近テレビでも全身疾患との関連があるなどと、特集されることも多くなってきました。

本日は、歯周病と糖尿病についてお話しします。

歯周病と糖尿病は一見して関係ないと思うんですが、それがおおありなのです。

内科で血糖のコントロールがうまくいかなかった人が、歯医者に通うことで血糖値が良くなることもあります。

反対に、歯周病が悪化している状態では糖尿病が悪化することもあるのです。

その理由は、歯周病菌が出す毒が原因です。

歯周病を患うと、歯茎の血管から血液の中に歯周病菌が侵入します。侵入した歯周病菌は毒を放出し、それに反応した体が感染を防ごうとTNFーαという物質を出します。(体をばい菌から守ろうという防御をしてくれているのです。)しかし、このTNF-αという物質が、歯周病を悪くしてしまうのです。

体を守ろうとする反応なのに!!と思われる方もいると思います。

要するに、その物質の量によるということです。

お薬の化膿止めも適量なら、ばい菌をやっつける効果がありますが、量が多すぎると、肝臓や腎臓に悪い影響を与えますよね。

なぜ、 TNF-αという物質が糖尿病を悪化させるかというと、その物質が、血糖値を上げる作用があるインスリンを低下してしまうんです。インスリンの量が減ることで血糖値が下がらず血糖値が高い状態が維持されて、糖尿病が悪化をしてしまいます。

そのため、歯周病治療を行い口腔内環境を改善することによって、お口の中の歯周病菌の数を減らすことができれば、体の中へ入る歯周病菌の量も減り、毒素の分泌も減少します。結果的に、TNF-αの量も減ることになりインスリンの分泌も正常通りになるため血糖値も下がり糖尿病が改善するのです。

ただ、すべての糖尿病の方に歯周病治療を行ったからといって劇的に改善が認められるものではありません。しかし、少なからず、口腔内環境の悪化が糖尿病に影響しているのは事実ですので、糖尿病を患われている方は一度歯科医院に受診し歯周病の検査を受けてみてください。

ハリヨ歯科の院長、副院長は研修から卒後6年超総合病院で勤務していました。そのために、様々な全身的な病気をお持ちの方を診察してきました。糖尿病や、高血圧、心筋梗塞、狭心症など持病をお持ちでなかなか歯科医院にかかれない方も、安心して治療が受けられるように準備しております。お口の中で不安なことがありましたらいつでもご来院ください。

 

一生自分の口で美味しく食べる〜実例後編〜

2018.02.05
一生自分の口で美味しく食べる〜実例後編〜

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日は、前回、前々回に引き続き飲み込みについてお話しします。

物を飲み込む“嚥下”という動作の際、重要なのは歯や顎の骨だけでなく、舌・くちびる、頬っぺたの筋肉を含むお口周囲の筋肉です。

特に高齢者においてこの舌の筋力の衰え、お口周囲の筋肉の衰えは嚥下の際の大きな問題となります。

誤嚥(物を飲み込む際、物が食道ではなく誤って息道・気管に入ってしまうこと)を引き起こすのです。

この衰えにより、介護現場をよくご存知の方は納得されるかもしれませんが、お口が閉じていられずポカーンと開きっぱなしになってしまうという事態が起きます。

お口を閉じるよう促せば閉じてはくれるけど、またすぐに開いてしまう。

もしくは、ご本人がお口を閉じようと思っても閉じきれない状態になってしまうのです。

 

逆に言えば、お口が閉じようと思っても閉じられない状態は、筋力の低下から嚥下がうまくできない可能性があるということ。

そして、このお口の周りの筋力を鍛えることが嚥下の機能回復になり、その結果お口も開いてしまっていたのが閉じられるようになるということです。

 

今回、ハリヨ歯科にご通院の実際の患者様のご協力のもと、その口腔機能回復のための機能訓練のビフォーアフターのお写真をご覧ください。

 

ご家族は、ありのままの写真の掲載を許可してくださいましたが、こちらの判断でプライバシーの問題からお口元のみとさせて頂きました。

患者様ご家族はそれほど口腔機能回復に熱心で私たちの指導にも努力を惜しまず協力的で、トレーニングを継続してくださいました。

現在、嚥下機能も改善傾向ですが全ては、そのご家族の努力の賜物と思います。

 

ハリヨ歯科では、今回のケースのように誤嚥のリスクの高い患者様には誤嚥に注意しながら座位で残っている歯の清掃、入れ歯の清掃を行っています。

 

こちらが、来院前・お口の周りの筋力のトレーニング前のお顔です。

写真を撮るため、ご本人はお口を閉じるように意識されていますが、お口が閉じきれていませんね。

また、自然に閉じられないため、周りの筋力を無理矢理使うため、不自然な筋肉の緊張があります。

 

こちらが最近のお顔です。

トレーニング前のお顔に比べると自然にお口が閉じていることはお気付きでしょうか。

 

来院中にもこの差は明らかです。来院中、トレーニング前はお口がずっと開きっぱなしの状態でした。何度も何度もご家族がお口を閉じるよう促しても、束の間。すぐにお口が開いてしまいました。

最近は自然に閉じることができており、それと同じくして嚥下の機能も改善してきています。

 

私たちがやったことは極わずかなことです。

お口を清潔に保つこと、嚥下の評価、機能訓練のご指導。

ご家族の力がほとんどですが、この改善は心から喜びを感じる一例となっています。

一生自分の口で美味しく食べる〜実例前編〜

2018.02.04
一生自分の口で美味しく食べる〜実例前編〜

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

人間は言わずと知れた、食べ物を食べて栄養を得ることによって生きることができる生物です。

食べるという行為は自分自身の生命を保つための本能であり楽しみですね。

 

実際ハリヨ歯科に現在ご通院の患者様のお話です。

パーキンソン症候群をお持ちでここ数年の筋力低下が著しく、誤嚥(物を飲み込む際、物が食道ではなく誤って息道・気管に入ってしまうこと)を繰り返しておられました。

主治医の医科の医師や、介護施設の方々からは*誤嚥性肺炎の懸念から流動食を勧められていました。

 

しかし、ご家族の強い希望によりできるだけ本人の力で美味しいものを家族と同じように食べさせてあげたいという希望で来院されました。

介護において、常に支える側、常に支えてもらう側が決まってしまう関係上、双方の精神的な負担も大きく関係が行き詰まることもあるそうです。

 

そんな中で、できるだけその支える側、支えられる側の関係を忘れるため、お互いに介護が始まる前のフラットな関係になれるよう、できるだけ外の空気を吸いに、お出かけされるそうです。

その先にはやはり食事の楽しみは切っては離せないものです。

 

安全のため、持参した流動食を食べることもできますが、できるだけご家族と同じように食べさせてあげたいというあたたかな思いをお持ちのご家族です。

 

介護されておられる、またはその経験がおありの方はこの思いに賛同されるのではないでしょうか。

 

ただ、管理・機能回復のための訓練をしない本人の現状の機能を無視した無茶な食事はご家族に厳重注意しています!!

 

ハリヨ歯科では、誤嚥性肺炎のリスクを踏まえた上で安全を確保しつつ食事していただくためにいくつか検査・評価・指導させていただいています。

熱心なご家族の毎日のトレーニングの成果もあり、その成果が見た目顔貌にも現れましたので、次回、ご本人・ご家族の了承の上、一生自分の口で美味しく食べる〜実例後編〜にてご報告します。

 

*誤嚥性肺炎とは物を飲み込む際、物が食道ではなく誤って息道・気管に入ってしまうことにより、食べ物・唾液・胃液などと一緒に細菌が気道・肺に入ってしまうことにより発症します。肺炎は日本の死因上位に常にあり、特に65歳以上その割合が増します。肺炎のほとんどが誤嚥性肺炎であるとの報告があります。

お口が汚れない経管栄養であっても、総入れ歯であってもお口の中を清潔に保つための定期的な口腔内清掃が重要です。

一生自分の口で美味しく食べる

2018.02.03
一生自分の口で美味しく食べる

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

医科研修、総合病院での勤務が長かった私たちは、

 

全身的な機能の衰えとともに口腔機能の衰えを迎え

→刻み食

→流動食

→誤嚥の危険が出れば胃瘻などによる経管栄養

 

という姿を見てきました。

誤嚥性肺炎の危険性を回避するためには経管栄養は最適な方法であり、介護者の負担、心労も軽減される良い方法といえるでしょう。

 

しかし、物を口から食べるという行為は、人間はもちろん動物の持って生まれた本能です。口から物が食べられなくなった時、もし身体だけは元気で食欲以外の興味に没頭できたら、食べるという行為は諦められるかもしれません。

多くは、身体機能が衰え、思うようには動けなくなることが多く、最後生きていくために残るのは食事のみが楽しみというパターンです。

ご自身の自由がきかなくなり、食事のみが楽しみとなったとき刻み食はまだしも食感も美味しさの重要な要素であるにも関わらず流動食、さらにはお口で味すら感じることのない経管栄養となったとき、人間の本能である食欲は満たされるのでしょうか。

 

医療技術の進歩により人間は生きながらえることは可能になりました。

しかし、人間が人間らしく生きるのに重要なのは健康寿命です。

“人間らしく “をほぼ担うのは美味しいものを美味しく食べることに最後は行き着くのではないでしょうか。

 

当院では、嚥下の訓練を行っています。

院長は総合病院での嚥下機能の評価、訓練を行ってきており、患者様に安全にご自身のお口で食事を楽しんで食べてもらうために診療してきた経験があります。

現在、ご通院の患者様は大変熱心な介護をされるご家族のお力もあり、ハリヨ歯科でできる最善を尽くしています。

介護者・ハリヨ歯科両者の力を合わせ、「最後までお口で美味しくお食事を“安全に”摂っていただく」にこだわっています。

ハリヨ歯科では嚥下機能の評価とともに、誤嚥性肺炎のリスク軽減のための口腔内清掃、お家でも取り組んで頂けるマサージ法のご指導などを行っています。

 

私たちができることはごくわずかなことです。毎日を一緒に過ごされ支えておられるご家族の力が私たちの想像を超える労力であり、それをいとわない愛だなと感じます。

日常にこそ、一度衰えてしまった機能の回復のチャンスはあり、その継続こそが課題であり難題です。介護は口腔機能の回復だけでない、その他の些細なことから大きなことまで日常を支えることの連続です。

 

次回、ハリヨ歯科でご通院の方の口腔機能の回復についてお話しますね!!

ご持病をお持ちの方へ

2018.02.02
ご持病をお持ちの方へ

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の長縄です。

ハリヨ歯科ではご持病をお持ちの方に安心してご通院いただくため、下記の設備を整えています。

 

血圧・心拍数の把握のために待合スペースでの血圧測定機器

(お持ちのご病気をお持ちの方にはハリヨ歯科ご来院時にご自身で血圧測定していただいています。)

 

 

 

注意が必要な疾患を外科処置などの治療中に連続的に測定できる生体モニター(手術室で使用しているレベルの精度の機器です)

  • 血圧
  • パルスオキシメーター(血中の酸素の取り込みの状況を知るためのもの)
  • 心電図
  • 呼気終末二酸化炭素分圧(呼気中の二酸化炭素量を知り呼吸の状態を評価するもの)
  • 体温

がわかります。

低酸素状態に備えての酸素供給のための酸素ボンベ

 

 

 

ご自身の力での呼吸が困難な場合の補助器具バックバルママスク

アナフィラキシーショックなどの一刻を争う自体の急変に備えるための緊急薬剤セット

 

 

 

公共施設での設置も一般的になったAED

 

 

 

糖尿病をお持ちの方々、糖尿病の疑いのある方々の血糖測定機

 

ご持病がない方にも、不慮の急変は医療を行う上で避けて通れません。

いつ何時、どんな自体が起きても最善の対処が行えるようハリヨ歯科は準備しています。

今後、車椅子でもご来院でも楽にご通院いただけるよう現在、車椅子の購入も思案中です。すでに、院内はバリアフリー、ゆったりとした院内スペースの確保により、ご持病お持ちの方にも安心してご通院いただいています。

 

このような設備は、急変時の状況判断のための機材であり、あくまでこの設備を円滑に使いこなして初めて意味を発揮する器具に過ぎません。

常に、この器具の不具合の確認、使用時の操作方法などをハリヨ歯科内で共有し、どんな状況でも使いこなせることが重要です。

スタッフがこの器具に慣れ使いこなせるよう、スタッフミーティングで使用方法の確認を定期的に行っています。

 

どんな方にも安心してご通院いただけるようハリヨ歯科は準備しお待ちしております。

 

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 骨粗鬆症
  • 透析中
  • 脳梗塞、くも膜下出血、脳出血など
  • 甲状腺疾患
  • 狭心症、心筋梗塞
  • 喘息
  • 悪性腫瘍の治療後の方
  • 心疾患
  • 薬アレルギー

 

 

をお持ちの方、お気軽にお申し出ください。

歯科治療は全身疾患との関連を踏まえた上で、起こりうることを想定しそれに対しての対処法を準備し行うことが大切です。ハリヨ歯科ではその準備と経験を備えてお待ちしております。

妊娠を考えている方に、知っていただきたいこと。

2018.02.01
妊娠を考えている方に、知っていただきたいこと。

おはようございます。

大垣市今宿にむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日は、現在妊娠している方、これから妊娠を考えている方へ知って頂きたいことがあります。

妊婦さんや、妊活中の方でここ数年、歯医者に受診していない方。歯が痛くなったことないから自分は歯が強く問題ないと思っている方。本当に大丈夫ですか?

ハリヨ歯科にも多くの方が妊産婦健診で当院を受診してくれます。

その中で感じることは、久しぶりに歯医者さんを受診する方がとても多いということです。

そして、もう少し早く受診してくれたら色々なアドバイスや治療ができるのにと思うことがよくあります。

 

そこで妊娠中に起こりやすいトラブルをいくつか挙げてみたいと思います。 妊娠時のお口のトラブル

①妊娠中の食べ物の好みの変化。

今まで、むし歯のリスクが低かった方も妊娠中の食生活の変化によって 急激にむし歯の数が増えてしまうケースもあります。

②つわりなどでお口のケアが困難になる。

妊娠中のつわりの程度はひとそれぞれです。つわりがひどいと今まで通り歯磨きが出来なくなることもあります。その為、歯茎や、親知らずが腫れやすくなります。その他にも、むし歯や歯周病のリスクが上がります。

③妊娠時には歯茎が腫れやすくなります。

妊娠時には女性ホルモンの分泌の関係で歯周病が悪化しやすくなります。

④妊婦さんに歯周病があると早産のリスクが7倍に上がります。

歯周病と早産の関係は、喫煙や飲酒、高齢出産よりも早産のリスクが高くなることをご存知ですか?歯周病により放出される炎症性物質が、出産時に子宮収縮を起こす物質と類似している為に、歯周病の悪化により、体が間違えて子宮収縮を起こし早産を生じてしまうのです!

『まだ若いから、私は歯周病ではない』と思っていませんか?

妊婦さんで歯周病になっている割合がどれくらいあるかご存知ですか?

66%〜98%と言われています。

統計のデータによってはほとんどの人が歯周病になっているということです。しかし、妊婦さんの95%は妊婦にとって歯や歯茎の変化は普通のことと認識し歯科医院に受診していないのが現実です

妊娠中にむし歯や歯周病が見つかっても、妊娠の時期によっては治療が困難なこともあります。また、症状によっては、痛み止めや抗菌剤を飲まなくてはいけない場合もあります。

ハリヨ歯科では妊娠を考えた時から早めに歯医者に受診することをお勧めします。

詳しくお知りになりたい方はハリヨ歯科にお電話ください

 

むし歯治療

2018.01.25
むし歯治療

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日はむし歯治療についてお話ししたいと思います。

そもそも、むし歯の大きさによって、4段階に分けられる事を知っていますか?

C1〜C4の4段階に分かれます。数字が小さい方がむし歯が小さい状態です。通常治療の対象になるのはC2(少し進行したむし歯)

〜C3(神経に近接している状態のむし歯)

C4(むし歯が大きく、歯の頭の部分がなく根っこだけの状態のむし歯)

の3つの段階です。

ここで大事なのはむし歯が小さければ小さいほど治療の期間も短く、費用も安くなります。詳しく治療方法を見ていきましょう。

C2のむし歯は大きさが小さければCR修復という治療になります。その場合は、削る量も少なく1回の治療で終わります。

C2の状態でも隣接面(隣の歯と重なり合う部分)を含む場合は型取りが必要となります。型取りを行う場合は治療回数は2回になります。

C3の状態はむし歯がかなり大きいため、むし歯が歯の神経まで到達している場合は神経の除去する可能性があります。(特殊なセメントを使用する事で神経を温存する方法もありますので、詳しくはスタッフまでお問い合ください。)神経を除去すると神経の除去に2〜3回、その後被せ物を作成していきますのでおおよそ5〜6回の治療期間がかかります。

神経まで到達しているむし歯

むし歯に感染してしまった神経の除去を行います。

神経を除去したのちに痛みなどの症状が消失するまで、神経の管の中に薬を詰めて様子を見ます。

 

症状が消失したら神経が入っていいた管に樹脂を詰めていきます。

その後、型取りを行い被せ物を作っていきます。

C4の状態のむし歯は、保存が可能であれば上記のC3と同様、根っこの治療から開始します。しかし、むし歯が大きく残すことが困難な場合は抜歯になってしまいます。

 

むし歯の治療についてはわかりましたでしょうか?今回、上記したようにむし歯が大きければ大きいほど時間と費用が倍以上かかってきます。そればかりではなく、むし歯を放置しすぎると、残すことも難しくなってしまうのです。では、むし歯を残すことが難しく抜歯してしまった場合は、抜歯した後の部分はどうするのでしょうか?両隣の歯の状態にもよりますが、選択肢としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類が挙げられると思います。何れにしても、自分の歯に勝るものはありません。できるだけ、長く自分の歯で生活するためにも、定期的に歯科医院に通い大きくなる前にむし歯を見つけることが重要ですし、歯科医院に通うことで、なぜむし歯になるかを根本的に原因を探り、再びむし歯にならないように取り組んでいくことが需要になると思います。ハリヨ歯科では、むし歯を治療するのではなくむし歯にならないためにはどうしたら良いかを患者さんと真剣に考えていきたいと考えています。むし歯に昔から悩まされている方、子供をむし歯にしたくないと思っている方々は是非一度ハリヨ歯科にお越しください。

むし歯0の世界を一緒に作り上げましょう!

院内の癒し

2018.01.24
院内の癒し

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防、できるだけ削らない、歯を抜かない歯医者さん、ハリヨ歯科の副院長の長縄 真貴子です。

今日や、ハリヨ歯科のコンセプトと建物の外観や歯医者の作りについてお話しします。歯科医院のイメージをたずねて、なかなかいいイメージを答えてくれる方はいません。

中には、歯がキレイになって気持ちいいところ☆なんて私たちが嬉しくて喜んじゃう答えをくださる方もいらっしゃいます♬しかし、少数派です(笑)

 

機械、薬品、金属音、無機質なものが多く、視覚的にも聴覚的にも臭覚的にも冷たく感じたり、不快に感じる要素が多いところです。

過去に嫌な痛い、怖い経験をお持ちの方では、臭い・音で記憶がフィードバックしてくるのではないでしょうか。

 

そんな患者様の中の過去の怖い歯医者、嫌な記憶の歯医者像をできるだけ払拭したいとハリヨ歯科は考えています。

 

建物の設計の段階からそれには細心の注意をしてきました。

コンセプトは歯医者らしくない歯医者でした。

 

たまに患者様に「ハリヨ歯科の建物が歯医者とは分からず、最初カフェだと思ってた」なんてお言葉を頂くと、心の中でヤッター♬コンセプト通り♬と思っています。たまに口から出ていますが(笑)

 

視覚的なところから得られる情報は心理的に大きな影響があると思います。

建物だけでなくインテリアもできるだけ、無機質にならないよう、季節を感じられる歯科でいたいなとハロウィンやクリスマスの装飾もしました♬

お正月も開け、イベントのないこの季節、院内に新たな視覚的癒しとしてこちらを飾りました。

副院長の大好きなお花屋さんに、ハリヨ歯科のイメージコンセプトをお伝えしてできたオーダーメイド♬

 

治療終わりのお疲れ様の癒しに

 

治療に行く背中を押しに

 

閉塞的な空間に

 

ハリヨ歯科では、視覚的にも楽しく気持ちのいい空間作りを心がけています。それが緊張して来院される患者様の心の一助になればいいなと願っています♬

 

また、聴覚、音へも配慮しており、従来の高圧の空気で高速回転させるエアータービンはみなさんが緊張する高音のキーーーーーーン!!となるものですが、その使用はほとんどしていません。代わりに高音の音が出ないモーター式の機器を使用しています。

 

匂いの面でも、よく嗅ぐような歯医者さんの匂い!!の薬品は使用していません。ザ・歯医者さん!!の匂いがしないのはご来院中の方はお気づきでしょうか??

 

五感から患者様を緊張させないよう、過去の嫌な歯科の経験が払拭できるよう、ハリヨ歯科にくることが楽しみになって頂けるようそんな思いでこんなお花も飾っています。