お子さんが自分で歯磨きできるための取り組み〜歯磨きワーク〜始めました。

2023.05.31
お子さんが自分で歯磨きできるための取り組み〜歯磨きワーク〜始めました。

おはようございます。

岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんのお子さんは歯磨きをしてくれますか?

「チャッチャッと歯磨きをして、やっているかわからない。」「適当に歯磨きしています。」「磨いているけど、磨けているかどうかわからない。」など

お子様が歯磨きを進んで、しっかりやってくれるとよくないですか?

そこで、今回のテーマは、ハリヨ歯科が今年から取り組んでいる

『歯磨きワーク』についてです。

そもそも、なんで子供が歯磨きをしてくれないのでしょうか?

それにはいくつかの問題があります。

第一に無関心または理解不足: 子供は歯磨きの重要性を理解していない場合や、無関心である場合があります。歯の健康や予防の重要性について十分に認識していないため、歯磨きを怠ってしまうことがあります。

2番目に嫌悪感や不快感: 歯磨きは一部の子供にとって嫌な経験であり、不快感を感じることがあります。歯磨きの刺激や歯磨き粉の味が好みでない場合、子供は歯磨きを避けるかもしれません。

3番目に歯磨きのルーティンの欠如: 歯磨きをするための定期的なルーティンが欠如している場合、子供は歯磨きを忘れたり、後回しにしたりすることがあります。歯磨きは日常の習慣として定着させる必要があります。

最後に姿勢や技術の問題: 正しい歯磨きの姿勢や技術を身につけていない場合、子供は歯磨きの効果を感じづらくなることがあります。適切な指導や練習を通じて、子供に正しい歯磨きの方法を教える必要があります。

子供が歯磨きをしない背後には個々の要素や状況が存在する場合もあります。

そこで、ハリヨ歯科では、歯科医師や歯科衛生士、管理栄養士、保育士で話し合い、子供たちに対して適切な歯磨きの教育や指導を提供することで、歯磨き習慣を獲得してもらうために『歯磨きワーク』という取り組みを始めました。

ハリヨ歯科では、お子様の定期検診の際には必ず、PCR(プラーク・コントロール・レコード)の数値を出しています。

PCRとは、歯に染め出しをすることで、歯磨きで汚れが取れていないところに色が残こり、それを数値化して客観的に汚れがついているか、ついていないかを判断するために行う検査のことです。

その数値を指標にして、歯磨きワークの前後で、歯磨き方法が改善されたかを最終的にはチェックをしていきます。

歯磨きワークの内容としては、

①お口の汚れについてのお勉強!ある方法を使って、バイ菌の存在を目で見て感じてもらっています。

②歯磨きの必要性についてのお勉強

なんで、歯を磨かなければいけないのかを、子供たちに考えてもらって自ら磨いてもらえるように導いています。

③実際の歯磨きの技術ができているかの確認

実際に歯磨きをしてもらい、普段の歯磨きの仕方をチェックします。

④染め出しをしてPCRを評価

磨いた後に磨けているかのチェックのために染め出しをしていきます。

⑤衛生士による歯磨きの仕方の伝授

自己流で磨いていることも多いので、磨く順番から持ち方、姿勢など歯磨きに必要なテクニックをお教えしています。

⑥次回受診日までの目標を決めて終わり

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自宅に帰って、歯磨きワークノートに毎日歯磨きをしたら歯磨きカレンダーに色塗りをしてチェックをする。

1週間に一回は仕上げ磨きをしてもらう。

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歯磨きワークから1ヶ月後に再診し、歯磨き評価。

合格したら歯磨きマスターに認定します。

お子さんが楽しんで、歯の大事さに気づいて、歯磨きをしてもらえるように日々取り組んでいます。

他にも、むし歯の学校ワークと題して、おやつやジュースの上手な選び方なども学べるワークもありますので興味がある方は、スタッフまでお声がけください。

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その2〜

2019.11.09
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その2〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

前回に引き続き、歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその2についてお話ししていきます。

テーマは、『歯周病菌をコントロールすることで、歯周病の進行を抑制することができる。』です。

なぜ、歯周病になるのかについては以前お話ししたと思います。

歯周病の一番の原因は歯周病菌の存在、プラークの除去ができていないことです。

このプラークにより、歯茎や歯を支える骨に炎症を起こし、徐々に骨を溶かしてしまいます。そのため、このプラーク(細菌)をコントロールすることで歯周病もコントロールすることが可能となるわけです。

では、どのようにして、細菌をコントロールするのでしょうか?

そのひとつとして、毎日の歯ブラシです。ついてしまった、汚れを、毎日丁寧に磨くことで、このプラークの付着する量は劇的に改善することは可能です。

そのため、ハリヨ歯科で大事にしていることの一つとして、歯磨き指導があります。ハリヨ歯科では、初診時や歯周病治療時、メインテナンス時には必ず普段使っている歯ブラシを持参して頂いています。ハリヨ歯科に受診してくれた患者さんの多くの方から、ハリヨ歯科にきて歯磨きの重要性がわかった。意識が変わったという感想をおっしゃって頂いています。

しかし、歯磨きだけでは、すべての汚れを取ることはできません。

皆さんは、バイオフィルムって聞いたことはありますか?

あまり、聞き慣れない言葉だと思います。歯に付着したプラークが時間を断つとそこに膜を形成しバイオフィルムとなります。バイオフィルムは膜を形成することにより抗生剤や、消毒薬、白血球は膜を通過することがでいないために、効果はなく、機械的に除去をする必要があります。

あまり、ピンときていないと思いますので、もう少しバイオフィルムをわかりやすく説明すると、洗面台や、お風呂場を思い受かべてください。掃除をしていないまま、数日放置しているとぬるぬるしていませんか?あれをバイオフィルムと言います。そのヌメリを取ろうと思うっと、洗剤を使ったり、ブラシを使ったりしないとなかなか綺麗にとれませんよね。

お口の中でも同じことが起きているのです。

バイオフィルムを形成すると、歯磨きでは除去が難しくなるため、歯科医院で除去する必要があります。

その為には、定期的に歯科医院に受診し、バイオフィルムの除去をすることで歯周病をコントロールしていきましょう。

お口の中で気になること、お困り事などありましたらいつでもハリヨ歯科にお越しください。

子供の歯並びについて

2019.04.21
子供の歯並びについて

おはようございます!!!
大垣市にある虫歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者
お子様連れもでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に入れる
ファミリールーム完備の歯医者さん、ハリヨ歯科の歯科衛生士長坂です。

先日福岡県にある、はなだ歯科クリニックで床矯正ついて学んできました。


ハリヨ歯科には、年長さんから小学生低学年の子供を対象に床矯正を
しています。装置はあくまでも補助的なものになるので、家での
トレーニングが必要になってきます。正しくない負のストレスを
体にとって正のストレスに変えていかなければいけないということです。
床矯正の装置をはめる前に、適切な検査を行いその子に合った
装置をはめていきます。そのために、噛み合う力の検査や、
姿勢や口の中の状態について資料を揃えていきます。
噛み合う力が弱い場合、前歯を使って食事をすると顎が鍛えられて
噛み合う力が強くなります。
まあポカーンと口が開いていたり舌が安静の位置にいない場合
ポカンXやタッチスティックというおもちゃみたいな装置を
使ってお口を閉じる練習をします。
まずは口が開いてしまう癖はなになのかしっかりと家で探って
あげることが必要になってきます。
お口が開いてしまうと、舌が下に下がってしまって、気道が
狭くなってしまいます。呼吸がしずらいということです。
また頬杖をしていたりしませんか?
頬杖をしていると歯が歪んでしまうということも現れてきます。
うつぶせ寝は、非常に危険で急死につながります。
顔だけでなく、体の歪みもでてきます。呼吸にも悪影響と言われています。
寝る前にひっくり返してあげる、夜中、朝ひっくりかえして
いくとすぐに治ります。
成長段階の子供の場合は、癖を必死で治そうと思えば2〜3ヶ月ほどで治ってきます。
大人の場合は、そおはいかないので、癖を直そうと思うと
年齢の倍かかる
と言われています。なので癖は小さいうちに取り除いて
あげられるといいですね。
口周りの筋力が弱いとシワが増えてしまったりするのですが
筋力があることでほうれい線が少なくなったりすることもあります。
また、舌のクセがあることで歯並びにも影響が出てくることもあり、
口が開いていることで着色がつきやすかったりします。
トレーニングをすることで意識的に直せるので、一緒に直していきませんか?

子供だけでなく大人の方も、定期検診の中でトレーニングはできますので
気になる方はぜひお声かけください。

新人紹介!!

2019.04.13
新人紹介!!
おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科保育士の桐山真理子です。


4月より新しくハリヨ歯科の一員になりましたので、自己紹介させて頂きます。

歯科医院でのお仕事は一からのスタートとなりますが、保育園での勤務経験と、子育て経験を十分に発揮し、託児スタッフとして、来院されるお子様はもちろん、親御さんにも安心して来院していただけるよう努めたいと思います。よろしくお願い致します。


さて、来院されたことのある方はご存知かと思いますが…

皆さんは、ハリヨ歯科の建物をご覧になったことがあるでしょうか?


私は一番下の子どもとお散歩している時に、着々と出来上がってくる建物を発見し「ここ歯医者さんができるんだ~」と思いながら、勝手にお散歩コースに入れて完成するのを楽しみにしていたんです…笑


すると出来上がった建物はなんと!一見おしゃれカフェ?!と思うような外観!そして中へ入ると、なんとも綺麗で、可愛い装飾。歯医者さんなのに歯医者さんぽさのない、オシャレな空間でした。


「歯医者さんは怖いなぁ」と思っているお子さんも、「歯医者ってなんだか苦手なんだよね」と億劫になっている方にも、こんなオシャレな空間ならきっと気軽に来ていただけると思いますよ。


歯医者さんを、歯が痛くなってから来る場所にしてしまうと、歯医者嫌いになりかねません。
「綺麗に磨けているかな?」「フッ素ケアをしようね」と、小さいうちから歯を大切にする、予防歯科が根付いてくれるといいなぁと思っています。


実は私自身、今まで一度も虫歯になったことがないんです!だから小さいうちから、歯医者さんは「歯をピカピカにしてくれる所」と思っていたので、歯医者嫌いどころか、歯医者好きの子どもでした…笑

大人になった今でも、歯医者さんで定期的にクリーニングしてもらうのが、なんとも爽快で大好きなんですよ。


ぜひぜひ小さいお子様方が、私みたいに歯医者好きになってもらえるといいなぁと、つくづく思っています。



『安心して来院していただくこと』が、保育士としての私が、ハリヨ歯科で頑張りたいことです!笑顔でお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

新人紹介!!

2019.04.10
新人紹介!!

はじめまして!大垣市、安八、穂積市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育てにも優しい歯医者さん、ハリヨ歯科 受付の宮脇です。

この4月よりハリヨ歯科の受付として働かせていただきます、宮脇朱美です。栄養士の資格を持っています。もちろん!食べるとことが大好きです。美味しいお店を見つけて食べに行くことが楽しみです。

以前、親知らずが痛くなり食事が取れなかったことがあり、お口の中の健康が大切なのだと実感しました。食べることだけでなく、作ることも好きですが、どちらかというと、調理よりお菓子作りが大好きです。得意なお菓子は、シフォンケーキです。材料もお家にある卵・小麦粉・砂糖・サラダ油・牛乳があれば出来るので、お財布にも優しく作れますよ。お菓子作りの話や美味しいお店の話、お料理の話など、皆さんとたくさんしたいと思っています。

あっ、ここで栄養士らしいお話もしておかないといけないですね。最近噛まない人が増えています。と言うのも、私の親戚の子どもにも噛まない子が多いからです。よく嚙むことによって、唾液がたくさん出て壊れかけた歯の表面を元どおりにしてくれます。意識的に噛むことも大切ですが、忘れてしまうこともきっとあると思います。また、小さい子どもに「よく噛んで食べてね。」っと言っても、あまり噛まず飲み込んでしまうことも多いですよね。ですが、食材選びと調理法で、よく嚙むような食生活ができるようにすれば「よく嚙む」ということを忘れてしまうこともないです。

 

食事の中に海藻類や緑黄色野菜を取り入れてみたり、調理法を工夫してみる。たとえば、パンでも焼くことで噛む回数が多くなります。また、柔らかい料理には、根菜・きのこなど噛みごたえがる食材を加えたり、食感の違う食材を組み合わせることもよいと思います。同じ食材でも、今まで薄く細かく切っていたものを大きめに切るだけでも、噛む回数は自然と増えます。切り方を変えることは簡単に出来ることなどで、すぐにでも出来ることだと思います。  歯科での知識や技術などはまだまだ未熟なので、ハリヨ歯科のスタッフの皆さんに教えてもらいながら、また、研修などでもしっかりお口の中の勉強をしていきます。  皆さんにとって親しみやすい身近な存在になれるよう頑張ります。そして、皆さんに気軽に楽しみに通院してもらえるように、ハリヨ歯科でお待ちしております。

人の癖はすぐ治る!?

2018.02.08
人の癖はすぐ治る!?

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さんハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

ハリヨ歯科が力を入れているもの、それはできるだけ健全な歯を削らないこと、今ある歯を失わないための予防です。

 

ハリヨ歯科にご来院くださる方のほとんどは何かすでにお口の中にお困り事がある方です。

 

何かお口の中にむし歯や歯周病などのトラブルがあるという時点で、そのトラブルを引き起こした原因があります。

 

その原因にはいくつかありますが、歯磨きができていないという問題はほとんどの方がお持ちです。

 

そのため、過去のブログでもお伝えした内容ですが、磨いた=磨けているではないということをまずご本人に認識していただくことがとても重要です。

 

むし歯、歯周病の治療が最優先だから、歯磨きとか予防なんてそれが終わってからでいいわ〜とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、ハリヨ歯科はそれでは遅い、足りないと考えています。

一つの理由は、むし歯や歯周病の治療が長期に渡った場合、歯磨きができていなければ治療途中でも新たなむし歯ができる可能性もあるからです。

 

そしてもう一つの理由は、歯磨きは人の癖がものすごく強く、それを上手に歯磨きができるようご指導するには複数回かかることがほとんどだからです。

 

歯磨きが磨き残しなくできるようになるには2つのポイントがあります。

1つは使用する器具です。特に歯ブラシの選び方はとても重要です。

そしてもう一つは本人さんの歯磨きのテクニックです。

 

歯ブラシは選び方のポイントをお伝えし、新しいものを買えば解決します。

しかし、歯磨きのテクニックは人の癖が強すぎてなかなかなおせないのです。

例えると、右利きの人に左手でお箸を使ってと指導するようなものだったりします。

 

年齢が上がれば上がるほど、それまでに培った癖をなおすのは難しく、患者様ご本人もその大変さをご自覚の方も多いです。

その癖を一回なおしても、次回のご来院時にはまた同じ癖が戻っていることは珍しくありません。

 

通院中、モチベーションも高く、頑張ってその癖を修正してくださっても・・・どうでしょう、3ヶ月もして。定期検診にご来院いただいた時には・・・

 

やはり元の癖が完全にとは言いませんが、戻ってしまっているのです。

 

治療の通院が終了すれば、モチベーションは私たちのような職業や、営業など対人関係のお仕事で気にされる方以外はやはり下がってしまいます。

 

定期検診にお越しいただく際には当然お口の中の状況の確認、口腔内へのモチベーションの低下の回復とともに、この戻ってしまっている癖を修正することはとても重要です。

これが最初にお話しした、今ある歯を健全に保つために大切なことだからです。

なぜ、こどもは歯磨きを嫌がるのでしょう?

2018.01.12
なぜ、こどもは歯磨きを嫌がるのでしょう?

こんにちは、大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力をいれている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

お子さんをお持ちの親御さんなら、子供がむし歯にならないようにと歯磨きをしようとしても、子供が嫌がって磨かしてくれない。経験をしたことはありませんか?

私も、2児の父であるため、そのような経験があります。

今回は子供が歯磨きを嫌がる理由についてご説明したいと思います。

大きく分けて要因は2つあります。

1つ目の要因は、『保護者の要因』2つ目は『子供の要因』です。それぞれを詳しく見ていきましょう。①保護者の要因については、まずは、歯磨きのテクニックです。特に一人目のお子さんは親御さんにとっても初めての仕上げみがきなので見様見真似で行うことが多いですよね。仕上げ磨きに慣れていないために、痛みを与えている可能性があります。よくしてしまいがちなのは、歯ブラシの毛先が舌や頬粘膜に当ててしまい痛みが生じます。痛みがあれば、子供は嫌がりますよね!さらに続ければ、もっと嫌がって大暴れ、しかし、親御さんはお子さんをむし歯にしたくない思いから必死に磨こうとします。強く体を抑えて、顔はこわばり、歯ブラシにも力がかかります。

ここでpointです。

まずは、親御さんがリラックスしながら仕上げ磨きをしましょう。笑顔で。歌などを歌いながらリラックスした空間を作りましょう。

歯ブラシは小さい方が細かく動かすことができますし、歯以外の部分にも当たりにくくなります。姿勢もできれば、仰向けで、お口の中が良く見える状態で行いましょう。また、歯を磨く場所も寝室よりは、明るい部屋で磨く方がbestです。

また、お口を開け方もコツがいりますので、それは、受診した際にスタッフに聞いてみてください。

②子供の要因は仕上げ磨きをする際の子供の呼吸にあります。歯ブラシをお口に入れる際に、お子さんが見えるようにゆっくりと歯ブラシを口に近づけます。歯ブラシを近づけると大きく息を吸い込み、口を開ける瞬間に息を止めます。磨かれている間は息を止めているので、親御さんがそれに気づかず磨き続けたら息を止め続けているめ苦しくなってしまいます。

短時間で歯ブラシを出してあげることで呼吸や、唾液を飲み込むことができるので、そうすれば次の呼吸ができます。大事なのは、慣れるまでは磨く時間を短くしてあげるのが良いですね。

最後に、お子さんが奥歯は綺麗に磨かしてくれるのに、磨きやすい前歯を磨かしてくれないと思ったことはありませんか?

これは、子供の特性で、前歯の部分が過敏(敏感)になっていることが原因です。敏感になっている部分は触られることを嫌がります。お口の中では、特に上顎の前歯部分に過敏が残りやすいと言われています。

しかし、歯磨きに慣れてくると徐々に慣れてくるために3歳くらいで嫌がらなくなります。3歳以降でも嫌がっているのであればそれは、痛いや苦しいが原因かもしれません。子供の歯磨き嫌いは嫌がる理由を考えて一個一個解決していくことが大事です。

今日のアドバイスを実行しても、すぐには、お子さんの歯磨きの嫌がりは解決されないでしょう。2~3ヶ月かけて上手になればそれで十分です。焦らずじっくり、笑顔で接してあげましょう。そうは言っても、むし歯になるのではないかと心配ですよね。そこで、視点を変えていきましょう!

大変な時期は、砂糖を制限してお口の中を汚さないように努力しましょう。また、むし歯菌は感染症です。お子さんへむし歯菌を感染させないためにも、ご両親や、祖父母などの口腔ケアや歯科医院での定期健診などで家族全体でむし歯予防をしていきましょう!