大垣の歯医者|ハリヨ歯科が解説!歯垢と歯石の違いと予防歯科

2025.10.04
大垣の歯医者|ハリヨ歯科が解説!歯垢と歯石の違いと予防歯科

毎日歯を磨いているのに、「定期検診に行くと必ず歯石がついていると言われる」「虫歯や歯周病を繰り返してしまう」――そんな経験はありませんか?
実はその背景には、歯垢(プラーク)と歯石の性質の違い があります。

歯垢はやわらかく歯ブラシで落とせる汚れ。
一方の歯石は、カチカチに固まって歯ブラシでは絶対に取れません。

この違いを正しく知ることで、毎日のケアや歯医者でのクリーニングの大切さがぐっとわかりやすくなります。
今回は、大垣の歯医者・ハリヨ歯科が 歯垢と歯石の違い、除去方法、予防歯科の取り組み を丁寧に解説します。


■ 歯垢(プラーク)とは?

歯垢は、歯の表面に付着する 細菌のかたまり。白っぽくネバネバしていて、歯と歯ぐきの境目や歯の間に残りやすい特徴があります。

  • 食べかすではなく、数億の細菌が住みついた“温床”

  • 虫歯菌や歯周病菌が含まれている

  • 毎日の歯磨きでしっかり落とさないと、すぐに増殖

特に寝ている間は唾液が減って菌が活発になるため、朝の口臭やネバつきの原因にもなります。

つまり歯垢は、毎日の歯磨きで落とすしかない汚れ です。逆にいえば、歯垢を落とせれば虫歯や歯周病のリスクをぐっと減らせます。


■ 歯石とは?

歯石は、歯垢が唾液中のカルシウムやリン酸と結合して 石のように硬くなったもの。一度歯石になると、家庭での歯磨きでは絶対に除去できません。

  • 表面がザラザラしていて、歯垢がさらに付きやすくなる

  • 歯ぐきを刺激して炎症を起こし、歯周病を悪化させる

  • 自覚症状が出にくく、気づいたときには進行していることも

歯石は、歯と歯の間や歯ぐきの裏側など、鏡では見えにくい場所にもつきます。
「歯医者で初めて指摘されて驚いた」という方も多いのではないでしょうか。


■ 歯垢と歯石の違いを簡単にまとめると

  • 歯垢:やわらかい細菌のかたまり → 毎日の歯磨きで除去可能

  • 歯石:硬く固まった汚れ → 歯医者でしか除去できない

つまり、歯垢を放置すると歯石に変わる。これが悪循環の始まりなのです。


■ 歯垢・歯石の除去方法

1. 歯垢は「毎日の歯磨き」で落とす

  • 毛先を歯と歯ぐきの境目に当てる

  • 力を入れすぎず、小刻みに動かす

  • フロスや歯間ブラシを使うとさらに効果的

歯ブラシだけでは歯の間や奥まで届かないため、補助清掃具が欠かせません。

2. 歯石は「歯医者でのクリーニング」で除去

歯科衛生士が専用のスケーラーを使って歯石を取り除きます。
「痛いのでは?」と心配される方もいますが、実際にはチクチクとした感覚程度で、多くの患者さんが「思ったより快適だった」とおっしゃいます。

3. 定期的な「予防歯科」でチェック

歯石は誰にでも自然につきます。だからこそ、3〜4か月に1回の定期検診 でリセットすることが大切です。


■ 放置するとどうなる?

  • 虫歯ができやすくなる

  • 歯ぐきが腫れて出血する(歯肉炎)

  • 進行すれば歯周病になり、歯を失うリスクが高まる

  • 強い口臭の原因になる

歯垢や歯石は「ちょっとした汚れ」ではなく、お口の健康を揺るがす原因 なのです。


■ 体験談:歯石を取った患者さんの声

「久しぶりにハリヨ歯科で歯石を取ってもらったら、歯の表面がツルツルになってびっくりしました。口臭も気にならなくなり、もっと早く来ればよかったです。」

「初めてクリーニングを受けたときは少し不安でしたが、痛みもなく、終わった後はとても爽快。自分では磨けていると思っていたけど、やっぱりプロのケアは違いますね。」

多くの方が「思っていたより楽」「すっきり感が気持ちいい」と感想をいただいています。


■ 定期検診の流れ(ハリヨ歯科の場合)

  1. お口全体のチェック(虫歯・歯ぐき・歯石の有無)

  2. 必要に応じて唾液検査でリスク確認

  3. 歯石除去やクリーニング(歯科衛生士によるプロケア)

  4. 歯磨き方法や道具のアドバイス

  5. 次回までのセルフケアプランをご提案

「削って治す」より「守って育てる」ことを重視し、患者さん一人ひとりに合わせた予防プランを立てています。


■ 予防歯科の重要性

大垣のハリヨ歯科が大切にしているのは、“悪くなる前に守る”という考え方です。

  • 歯垢をためないセルフケア

  • 歯石をためない定期的なプロケア

  • 唾液検査や生活習慣の見直し

これらを組み合わせることで、虫歯や歯周病を「治す」のではなく「防ぐ」ことができます。


■ まとめ

  • 歯垢はやわらかい細菌のかたまりで、歯磨きで除去可能

  • 歯石は硬く固まった汚れで、歯医者でしか除去できない

  • 放置すると虫歯・歯周病・口臭・歯の喪失につながる

  • 大垣の歯医者・ハリヨ歯科では、予防歯科を通して歯垢・歯石を管理し、未来の笑顔を守る

たかが歯垢・歯石、されど歯垢・歯石。
毎日のケアと定期検診が、10年後20年後の健康を支えます。

「オーラルフレイル」って何?お口の衰えを防ぐ方法

2025.10.01
「オーラルフレイル」って何?お口の衰えを防ぐ方法

「オーラルフレイル」って何?お口の衰えを防ぐ方法

こんにちは。大垣市の歯医者 ハリヨ歯科 です。

最近、歯科や医療の分野でよく耳にするようになった言葉に 「オーラルフレイル」 があります。
まだ聞き慣れない方も多いと思いますが、実はこのオーラルフレイルは、健康寿命を延ばすためにとても重要なキーワードなんです。

今日は、大垣の予防歯科に力を入れる ハリヨ歯科 が、「オーラルフレイルとは何か」「どうすれば防げるのか」を、できるだけわかりやすくお伝えします。


オーラルフレイルとは?

「フレイル」とは、加齢に伴う心身の衰えのこと。
つまり オーラルフレイル=お口の衰え を意味します。

「まだ若いし関係ない」と思うかもしれませんが、実はオーラルフレイルは40代・50代から少しずつ始まることが多いのです。

例えばこんな変化はありませんか?

  • 食べこぼしが増えた

  • 硬いものが噛みにくい

  • よくむせるようになった

  • 滑舌が悪くなってきた

  • 口が渇きやすい

これらは「老化だから仕方ない」と思いがちですが、実は オーラルフレイルの初期サイン かもしれません。


オーラルフレイルが進むとどうなる?

お口の衰えを放置してしまうと、食べる力・話す力がどんどん低下していきます。
すると…

  • 栄養が偏ってしまう

  • 人との会話が減って孤立しやすくなる

  • 認知症や要介護のリスクが上がる

実際に、研究でも オーラルフレイルが進むと要介護や死亡のリスクが高まる ことがわかっています。

つまり「歯や口の健康を守ること」が、そのまま「体と心の健康を守ること」につながるのです。


なぜオーラルフレイルは起こるのか?

大人になると、次のような理由でお口の衰えが進んでいきます。

  • 歯を失って噛む力が弱くなる

  • 歯周病によって歯ぐきや骨が弱る

  • 唾液の分泌が減って口が乾く

  • 舌や頬の筋肉が衰える

  • 入れ歯が合わずにしっかり噛めない

特に大垣の地域でも多いご相談が「歯があるのに噛みにくい」「むせやすい」といった声。
これは単なる「歯の問題」ではなく、口全体の機能低下=オーラルフレイル の可能性があります。


お口の衰えを防ぐ方法

大垣市の歯医者 ハリヨ歯科 では、予防歯科の一環として「オーラルフレイル対策」に力を入れています。
ここからは、患者さんご自身でもできる具体的な方法をご紹介します。

1. 定期的に歯科検診を受ける

虫歯や歯周病で歯を失うことは、噛む力の低下に直結します。
予防のために、3〜4ヶ月ごとの定期検診がおすすめです。

2. フッ素や唾液検査で歯を守る

歯を残すことがオーラルフレイル予防の第一歩。
ハリヨ歯科では唾液検査をもとに、一人ひとりに合った予防プランを提案しています。

3. 口の筋肉を鍛える(オーラルエクササイズ)

  • 「パタカラ体操」:パ・タ・カ・ラと発音して口の筋肉を強化

  • 舌を上下・左右に動かすトレーニング

  • よく噛む習慣をつける

4. 食生活を工夫する

  • 硬さのある食材を取り入れる(根菜やお肉など)

  • よく噛んで唾液を出す

  • バランスの良い食事で筋肉の栄養を補う

5. 水分をこまめに取る

口の乾燥は嚥下障害やむし歯リスクを高めます。
1日を通して少しずつ水分補給を心がけましょう。


ハリヨ歯科でできるオーラルフレイル対策

大垣の ハリヨ歯科 では、単に「歯を治す」だけでなく、お口全体の機能を守る予防歯科 を実践しています。

  • 唾液検査によるリスク評価

  • 舌や口腔機能のチェック

  • 歯科衛生士によるトレーニング指導

  • 個別の予防プログラム作成

「まだ大丈夫」と思っている段階からケアを始めることが、オーラルフレイルを防ぐ最大のポイントです。


まとめ:お口の健康が全身の健康を守る

オーラルフレイルは「老化現象だから仕方ない」のではなく、早めに気づいて対策すれば防げるものです。

  • 歯を残すこと

  • 舌や口の筋肉を鍛えること

  • 食生活を見直すこと

  • 定期検診でチェックすること

これらを続けるだけで、お口の衰えはグッと防げます。

大垣市の歯医者 ハリヨ歯科 は、みなさんが「歯を守るだけでなく、食べる・話す・笑う力を守る」ことを目指しています。
未来の健康寿命のために、ぜひ今日からオーラルフレイル対策を始めてみましょう。

秋のハロウィンと虫歯予防 ―大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたいお菓子との付き合い方―

2025.10.01
秋のハロウィンと虫歯予防 ―大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたいお菓子との付き合い方―

■ 秋といえばハロウィン!

10月になると、大垣の街もハロウィンの飾りやかぼちゃのランタンでにぎやかになりますね。
子どもたちにとっては仮装をして「トリック・オア・トリート!」と声をかけながらお菓子をもらうのが何より楽しみなイベント。

でも、親御さんにとってはちょっと心配なこともありますよね。
「ハロウィンでたくさんお菓子を食べたら、虫歯になっちゃうんじゃないかな?」

そんな疑問に、大垣の歯医者・ハリヨ歯科から “秋のお菓子と虫歯予防の上手な付き合い方” をお届けします。


■ なぜお菓子で虫歯ができやすいの?

虫歯は「甘いものを食べたらすぐできる」というイメージを持つ方も多いですが、実際は 食べ方やタイミング が大きく関係しています。

お菓子を食べると、お口の中にいる虫歯菌が糖分をエサにして酸を作り出します。
この酸が歯を溶かしてしまうのが虫歯の始まり。

ポイントは、食べている時間が長いほど酸にさらされる時間も長くなる ということです。
つまり「ちょこちょこ食べ」や「長時間なめ続けるキャンディー」は特に虫歯リスクが高いのです。


■ ハロウィンで気をつけたいお菓子

  • 虫歯になりやすいお菓子
     キャラメル、ソフトキャンディー、グミ、キャラメルポップコーンなど
     → ねっとり歯にくっついて、長時間糖分が残るためリスク大。

  • 虫歯になりにくいお菓子
     ビスケット、クラッカー、ナッツ、チーズ、キシリトール入りガムなど
     → 糖分が少ないか、すぐにお口の中からなくなるためリスク低め。


■ ハロウィンのお菓子と上手につき合うコツ

  1. だらだら食べない
     「今日はハロウィンだから!」と時間を決めて楽しむ。

  2. お茶やお水で流す
     ジュースや甘い飲み物は控えて、お水やお茶で口をすすぐ。

  3. 最後は歯磨きを忘れずに
     寝る前の歯磨きは特に大切。フッ素入りの歯磨き粉で予防効果アップ。

  4. お菓子をあげるときは工夫する
     キシリトールガムやクラッカーなど「虫歯になりにくいお菓子」を混ぜるのもおすすめ。


■ 予防歯科の観点から大切なこと

「お菓子を食べちゃダメ!」と制限するよりも、楽しみながら虫歯予防を意識すること が大切です。

大垣のハリヨ歯科では、

  • 唾液検査による虫歯リスクチェック

  • 子ども一人ひとりに合った歯ブラシや磨き方指導

  • 定期検診でのクリーニング

を行い、楽しく食べながら虫歯を防ぐ方法をサポートしています。


■ お口の健康は未来の健康につながる

歯を守ることは、ただ虫歯を防ぐだけでなく、食べる・笑う・話す という生活の質を守ること。
大垣に暮らす子どもたちが、10年後も20年後も元気に笑えるように。

私たち 大垣の歯医者・ハリヨ歯科 は、ハロウィンの季節も皆さんの笑顔を守るお手伝いをしています。


■ まとめ

  • ハロウィンのお菓子は「ちょこちょこ食べ」が一番危険

  • だらだら食べずに、飲み物はお水やお茶、最後は歯磨き

  • 虫歯になりにくいお菓子を取り入れる工夫も◎

  • 大垣のハリヨ歯科では予防歯科でサポート

たかがハロウィン、されどハロウィン。
お菓子との上手な付き合い方が、未来の健康を決めます。


🎃🍬 ハリヨ歯科 秋祭りのお知らせ 🍬🎃

今年もハリヨ歯科では、地域のみなさんへの感謝を込めて 秋祭り を開催します!
楽しいブースや体験コーナー、お子さんに大人気のゲームも盛りだくさん。
ハロウィンにちなんだ企画もご用意していますので、ぜひご家族みなさんで遊びに来てくださいね。

📅 日時:10月4日(土)10:00〜16:00
📍 場所:ハリヨ歯科(大垣市)

スタッフ一同、みなさんと笑顔でお会いできるのを楽しみにしています✨

たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ。大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたい“予防歯科”の第一歩

2025.09.25
たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ。大垣の歯医者・ハリヨ歯科が伝えたい“予防歯科”の第一歩

こんにちは。大垣市の歯医者 ハリヨ歯科 です。

「歯磨きしているのに虫歯になる」
「昔より歯が弱くなった気がする」

そんな風に感じる大人の方は多いのではないでしょうか。
実は、大人の虫歯を防ぐうえでとても大切なキーワードが 「再石灰化(さいせっかいか)」 です。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、これを理解すれば虫歯予防の考え方がガラリと変わります。
今回は、大垣の予防歯科に力を入れている ハリヨ歯科 が、「再石灰化」と大人の虫歯予防についてわかりやすく解説します。


再石灰化ってなに?

私たちの歯は、実は毎日「溶けたり」「修復されたり」を繰り返しています。

  1. 食事をすると → 虫歯菌が糖分を分解して酸を出す

  2. 酸によって歯の表面(エナメル質)が少し溶ける(=脱灰)

  3. 唾液の働きによってカルシウムやリンが歯に戻る(=再石灰化)

この 「脱灰」と「再石灰化」のバランス が取れていれば、歯は守られます。
しかし、脱灰が勝ってしまうと虫歯が進行してしまうのです。

つまり、虫歯予防のカギは 「いかに再石灰化を味方につけるか」 にあるのです。


大人の虫歯が増えている理由

子どもの虫歯は減ってきている一方で、実は大人の虫歯は増えている傾向があります。
その背景にはいくつかの理由があります。

  • 歯ぐきが下がり、歯の根が見えてくる
     歯の根の部分は「セメント質」という組織で覆われていますが、このセメント質は非常に薄く、エナメル質よりもやわらかいため、虫歯になりやすいのです。

  • 仕事や家事で忙しく、食生活が乱れがち
     間食や甘い飲み物が増えると脱灰が進みます。

  • 唾液の量が減ってくる
     加齢や薬の影響で唾液が少なくなると、再石灰化がうまく働きません。

だからこそ、大人にとって「再石灰化をサポートするケア」がますます大切になるのです。


再石灰化を助ける方法

大垣の歯医者 ハリヨ歯科 が実際に患者さんへお伝えしている、再石灰化を助ける方法をまとめます。

1. フッ素を活用する

フッ素は再石灰化を強力にサポートします。
歯磨き粉をフッ素入りにするのはもちろん、歯医者でのフッ素塗布やフッ素洗口も効果的です。

2. 唾液を増やす生活習慣

よく噛むことで唾液が分泌されます。
また、水分不足や口呼吸も唾液量を減らす原因になるので注意が必要です。

3. 間食の回数を減らす

「甘いものを食べない」のではなく、「ダラダラ食べない」が大切。
食後にしっかり時間をあければ、その間に唾液が再石灰化を進めてくれます。

4. キシリトールを利用する

キシリトールガムは酸をつくらず、唾液を増やす効果もあります。
小さな習慣として取り入れやすい方法です。

5. 定期検診でチェック

自分では気づけない初期の脱灰(白い濁り)も、歯医者なら早期に発見できます。
ハリヨ歯科では「虫歯を削る前に守る」ために、再石灰化を意識した診療を行っています。


再石灰化がうまく働かないとどうなる?

もし再石灰化が追いつかない生活を続けてしまうと、虫歯は知らないうちに進行していきます。

  • 白い斑点のような初期虫歯

  • 茶色や黒色に変色してきた部分

  • やがて穴が開いて治療が必要に

残念ながら、穴があいてしまった歯は元には戻りません。
だからこそ、「穴が開く前に食い止める=再石灰化を働かせる」 ことが、予防歯科の最大のポイントなのです。


ハリヨ歯科が考える「予防歯科」と再石灰化

大垣市にある ハリヨ歯科 では、予防歯科において「再石灰化」をとても重視しています。

  • 唾液検査でリスクをチェック

  • 食習慣や生活習慣をヒアリング

  • 一人ひとりに合った予防プランを提案

ただ歯を磨くだけではなく、「歯が自然に修復する力を最大限に引き出す」ことをサポートします。


まとめ:大人の歯を守るカギは「再石灰化」

虫歯は「細菌が酸を出す→歯が溶ける→再石灰化で修復」の繰り返しの中で起こります。
大人になると、歯ぐきの後退や唾液量の低下で、虫歯のリスクはむしろ高まります。

だからこそ、
「再石灰化を味方につける生活」 が大切です。

  • フッ素を使う

  • 唾液を増やす

  • 間食を減らす

  • 定期検診を受ける

この4つを意識するだけでも、あなたの歯の未来は大きく変わります。

大垣の歯医者 ハリヨ歯科 は、みなさんの「今ある歯を守る」だけでなく、「未来にむし歯のない人生をつくる」 お手伝いをしています。

どうぞお気軽にご相談ください。

虫歯はなぜできる?大垣の歯医者「ハリヨ歯科」が原因と予防法を解説

2025.09.21
虫歯はなぜできる?大垣の歯医者「ハリヨ歯科」が原因と予防法を解説

こんにちは。大垣市にある ハリヨ歯科 です。
歯医者に通う理由として一番多いのが「虫歯」ですが、実際に虫歯がどうやってできるのかをきちんと理解している方は少ないかもしれません。

「毎日歯を磨いているのに虫歯になる」
「甘いものは控えているのに子どもが虫歯になった」

そんな声を耳にすることがあります。
実は、虫歯にははっきりとした原因があり、その原因を理解すれば「どう予防すればよいか」も見えてきます。

今日は、大垣の歯医者であるハリヨ歯科が、虫歯の原因と正しい予防法について、できるだけ専門用語を使わずにわかりやすく解説します。


虫歯の正体とは?

虫歯は「細菌によって歯が溶かされる病気」です。
お口の中には常に細菌が存在しています。その中でも「ミュータンス菌」という虫歯菌が有名です。

  1. 食事で糖分をとる

  2. 虫歯菌が糖をエサにして酸をつくる

  3. その酸が歯を少しずつ溶かす

  4. 繰り返されることで穴があく

これが虫歯のメカニズムです。
「甘いものを食べると虫歯になる」とよく言われるのは、糖が虫歯菌のエサになってしまうからなんですね。


虫歯ができやすい人・できにくい人がいる理由

「同じように生活しているのに、私は虫歯になりやすい」「あの人は虫歯が少ない」そんな違いが生まれるのはなぜでしょうか?

実は、虫歯のなりやすさには 4つの要素 が関係しています。

  1. 歯の強さ:エナメル質の厚さや質によって虫歯に対する抵抗力が変わります。

  2. 菌の量:虫歯菌が多い人はリスクが高まります。

  3. 糖分の摂取:砂糖を取る回数や量が多いほど危険です。

  4. 唾液の力:唾液には酸を中和して歯を守る働きがあり、その力が弱いと虫歯になりやすくなります。

この4つのバランスが崩れたときに虫歯が発生しやすくなるのです。


「歯磨きだけ」では足りない理由

多くの方が「虫歯予防=歯磨き」と思っているかもしれません。
もちろん歯磨きは大切ですが、実際にはそれだけでは不十分です。

例えば、夜寝る前に甘い飲み物を飲んでそのまま眠ってしまった場合、朝しっかり磨いても数時間の間に菌は酸を作り、歯を溶かしてしまいます。

つまり、歯磨きは虫歯菌の数を減らすサポートにはなりますが、生活習慣や食習慣を含めて考えないと虫歯は防げません。


虫歯を防ぐための具体的な方法

大垣の歯医者 ハリヨ歯科 では、「予防歯科」の考え方を大切にしています。
虫歯は「なってから治す」のではなく、「ならないように守る」ことが大切です。

ここでは、誰でも今日からできる予防法をご紹介します。

1. 毎日の歯磨き+フロス

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは60%ほどしか落ちません。
糸ようじやデンタルフロスを使うことで、虫歯の発生率は大きく下がります。

2. 甘いものの「回数」を減らす

量よりも「食べる回数」がポイントです。
ダラダラ食べ続けると、口の中はずっと酸性の状態になり、歯が休む時間がなくなります。

3. フッ素を使う

フッ素は歯を強くし、再石灰化(溶けかけた歯を修復する働き)を助けます。
歯磨き粉はもちろん、フッ素塗布やフッ素洗口も効果的です。

4. 唾液を増やす工夫

よく噛んで食べる、水分をしっかり取る、キシリトールガムを利用するなどで唾液の分泌が促されます。

5. 定期検診とプロのクリーニング

自分では落としきれない歯石やバイオフィルムを、歯医者で除去することが虫歯予防の決め手になります。
ハリヨ歯科では、一人ひとりのリスクに合わせた予防プランを提案しています。


子どもの虫歯予防も大切

特に大垣市のご家庭から多いご相談が「子どもの虫歯」です。
乳歯は大人の歯よりも柔らかいため、あっという間に進行してしまいます。

  • 哺乳瓶でジュースを与え続けない

  • 歯が生えたらフッ素入り歯磨き粉を少量使う

  • 保護者の仕上げ磨きを習慣にする

これらを守るだけでも、子どもの将来の歯を大きく守ることができます。


まとめ:虫歯予防は「今」から始められる

虫歯は「細菌・糖・歯の強さ・唾液」のバランスが崩れたときに発生します。
しかし、原因がはっきりしているからこそ、予防の方法も明確です。

大垣の歯医者 ハリヨ歯科 は、「今ある歯を守る」だけでなく、未来に“むし歯のない人生”をつくるために、予防歯科に力を入れています。

「虫歯になってから歯医者に行く」時代から、
「虫歯にならないために歯医者に通う」時代へ。

小さな積み重ねが、10年後、20年後のあなたの笑顔を守ります。
ぜひ一度、ハリヨ歯科の予防プランを体験してみてください。

当院の施設基準について 2025年義務化に対応した歯科医院施設基準の掲載

2025.05.29

施設基準掲載の背景と重要性

2024年の診療報酬改定により、保険医療機関における書面掲示事項については、原則としてウェブサイト(ホームページ)に掲載することが義務化されました。この義務化の経過措置期間は2025年5月31日までとなっており、その後は完全に義務化されます。

この取り組みは、患者さんが医療機関を選ぶ際の判断材料となる情報提供を充実させ、医療の透明性を高めることを目的としています。当院でも、患者さんにより安心して診療を受けていただけるよう、以下の施設基準情報を公開いたします。

施設基準掲載義務化の概要

  • 義務化の根拠:令和6年度診療報酬改定(2024年改定)
  • 経過措置期間:令和7年(2025年)5月31日まで
  • 対象外:自らウェブサイトを有しない保険医療機関
  • 掲載対象:施設基準等で定められた保険医療機関の書面掲示事項

    当院で取得している施設基準

    歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)

    当院では、患者さんに安全で質の高い歯科医療を提供するために、以下の基準を満たしています。

    • 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じています
    • 感染症患者に対する診療体制を確保しています(診療時間や場所の区分など)
    • 歯科外来診療の院内感染防止対策に関する研修を受講した常勤歯科医師を配置しています
    • 院内感染防止対策に関する事項を院内に掲示しています
    • 年に1回、院内感染対策の実施状況等について、地方厚生(支)局長に報告しています
    医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算

    当院は医療のデジタル化を通じて質の高い医療を提供できるよう、以下の体制を整えています:

    • マイナンバーカードによるオンライン資格確認システムを導入しています
    • 患者さまの医療情報(受診歴、服薬情報、特定健診情報その他必要な診療情報)を取得し、より安全で適切な診療を提供できる体制を整えています
    • 電子処方箋の発行体制を整えています
    • 電子カルテ情報共有サービスを活用した診療を行っています
    • マイナンバーカードを健康保険証として利用できる体制を整えています

    マイナンバーカードをお持ちの患者さまは、受付時にご提示いただくことでスムーズな確認が可能になります。

    歯科外来診療医療安全対策加算

    当院では患者さんが安心して歯科医療を受けられるよう、以下の医療安全対策を講じています:

    • 医療安全対策に関する研修を修了した常勤歯科医師を配置しています
    • 複数の歯科医師を配置/歯科医師と歯科衛生士が連携して診療を行っています
    • 医療安全管理者を1名以上配置しています
    • 安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき十分な装置・器具等を整備しています:
      • 自動体外式除細動器(AED)
      • 経皮的動脈血酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
      • 酸素(人工呼吸・酸素吸入用)
      • 血圧計
      • 救急蘇生セット
    • 緊急時における対応マニュアルを作成し、定期的に訓練を実施しています
    • 医療安全に関する問題を検討し、改善策を実施するための委員会を設置しています
    • 医療に関する相談や苦情を受け付ける窓口を設置しています

    緊急時連携医療機関:大垣市民病院(住所:大垣市南頬町4-86、電話:0584-81-3341)

    歯科外来診療感染対策加算
    • 歯科点数表の初診料の施設基準の届出を行っています
    • 歯科医師が1名以上配置されており、かつ、歯科衛生士もしくは院内感染防止対策に係る研修を受けたものが1名以上配置されています
    • 院内感染管理者が配置され、院内感染防止布対策に係る研修をうけたものがいます
    • 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯の切削時等に飛来する細かな物質を吸収できる環境を保有しています
    明細書発行体制等加算

    診療の透明性を高めるため、すべての患者さまに診療報酬の算定項目が記載された診療明細書を無償で発行しています。明細書の発行を希望されない方は、受付へその旨をお申し出ください。

    口腔管理体制強化加算

    当院は、「口腔管理体制強化加算」の施設基準を満たした医院に認定されています:

    • 虫歯や歯周病予防のためのPMTC(専門的な歯のクリーニング)やフッ素塗布を保険適用で提供しています
    • 訪問診療による口腔ケアやリハビリを、保険適用で提供しています
    • 歯科疾患の重症化予防や、高齢者対応に関する研修を受けた歯科医師が在籍しています
    一般名処方加算

    後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名処方(有効成分の名称で処方すること)を行う場合があります。これにより、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。

    在宅歯科医療情報連携加算

    地域の医療機関・介護事業者等と連携し、在宅療養をされている患者さまに対し、適切な歯科医療の提供と情報共有を推進しております。

    • 在宅患者さまに関する歯科医療情報を、医科・介護関係者等と連携・共有
    • 必要に応じた診療情報の提供、退院・退所支援に関する情報交換
    • 地域の在宅医療・介護連携体制との積極的な連携
    CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー

    CAD/CAMとよばれるコンピューター支援設計・製造ユニットを用いて作製される冠(被せ物)やインレー(詰め物)を用いて治療を行なっています。これにより、精度の高い治療を提供しています。

    光学印象

    歯科補綴治療に係る専門の知識及び3年以上の経験を有する歯科医師が1名以上配置されています。また、光学印象に必要な機器を有しています。

    クラウン・ブリッジの維持管理

    当院で装着した冠(かぶせ物)やブリッジについて、2年間の維持管理を行っています。定期的な検診を通じて、長期的な口腔内の健康維持をサポートします。

    歯科技工士との連携

    患者さんの補綴物製作に際し、歯科技工士(所)との連携体制を確保しています。また、必要に応じて情報通信機器を用いた連携も実施いたします。

    有床義歯咀嚼機能検査、咀嚼能力検査

    義歯(入れ歯)装着時の下顎運動、咀嚼能力または咬合圧を測定するために、歯科用下顎運動測定器、咀嚼能率測定用のグルコース分析装置または歯科用咬合力計を備えています。

    特別な対応が必要な施設基準

    施設基準の再届出について重要なお知らせ

    2024年の診療報酬改定により、以下の施設基準は名称や内容が変更となりました。これらの施設基準を取得している歯科医院は、2025年5月31日までに再届出が必要です。

    歯科外来診療環境体制加算1(外来環1)→ 歯科外来診療医療安全対策加算1(外安全1)・歯科外来診療感染対策加算1(外感染1)

    • 新基準をすべて満たした上で再届出が必要
    • 「外安全1」のみ、届出時から3年以内の研修または「外来環」届出時の受理番号で対応可能

    かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)→ 口腔管理体制強化加算(口管強)

    • 新基準をすべて満たした上で再届出が必要
    • 「エナメル質初期う蝕管理、根面う蝕管理」および「小児の心身の特性」に関する研修が追加

    医療広告ガイドライン遵守のための取り組み

    当院では、患者さんに正確な情報を提供するために、医療広告ガイドラインを遵守しています。

    診療科名の正式名称使用

    医療法で定められた正式な診療科名(「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」)のみを使用しています。

    治療内容に関する情報提供

    治療内容を紹介する際は、費用、リスク、副作用などの情報を適切に提供しています。

    客観的な事実に基づいた情報提供

    「絶対に痛くない」「最新技術で安心」などの主観的表現を避け、客観的事実に基づいた情報提供を行っています。

    具体性のある情報提供

    抽象的な表現を避け、実際にどのような対策や体制を取っているかを具体的に説明しています。

それって、もしかして歯周病かも。あなたは大丈夫?

2023.07.31

こんにちは、岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

最近、Chat GPTが流行っていますよね。

今回のBlogは少しAIにお手伝いをいただきながら書いていきたいと思います。

まず、AIに

一般的な人々が自分や他の人の口腔健康に関して歯周病の可能性を疑うポイントを教えてくださいと聞いてみたら、以下の10個のポイントを教えていただけました。

  1. 歯ぐきの腫れや赤みが見られること。
  2. 歯磨き時に歯ぐきから出血があること。
  3. 歯垢(プラーク)や歯石(タータル)のため、歯の表面がざらついていること。
  4. 歯茎から離れて歯が長く見えること(歯ぐきの後退)。
  5. 歯がゆらゆらしている、または歯の位置が変わっていること。
  6. 噛むときに歯が違和感や痛みを伴うこと。
  7. 口臭(悪臭)や不快な口のにおいがあること。
  8. 虫歯のような症状があるが、虫歯としては見つからないこと。
  9. 歯ぐきに膿がたまり、腫れていること。
  10. 定期的な歯科検診で歯周病のリスクが高いと指摘されたこと。

あながち間違えではない答えが返ってきました。

皆さんは、この10個のポイントから当てはまることはありましたか?

確かに、この中で1つでも当てはまると、歯周病の可能性があるかもしれません。

そもそも、歯周病とはなんだかわかりますか?

歯周病とは、歯と歯茎の周囲の組織が炎症を起こす病気であり、成人だけでなく子供にも影響を及ぼす可能性があります。歯周病は初期段階であれば治療や予防がしやすいので、子供たちにも正しい知識を持ってもらうことが大切です。以下は歯周病の初期症状と予防法について、わかりやすく説明します。

歯周病の初期症状: 歯周病の初期段階では、以下のような症状が現れることがあります。

  1. 歯ぐきの腫れと赤み: 歯周病が進行すると、歯ぐきが腫れて赤くなることがあります。触ると痛みを感じることもあります。
  2. 歯ぐきからの出血: 歯を磨いたり歯間ブラシを使ったりすると、歯ぐきから血が出ることがあります。歯を磨いている時に歯ぐきから出血したら、それは歯周病の初期症状かもしれません。
  3. 歯が長く見える: 歯周病が進行すると、歯ぐきが下がって歯が長く見えることがあります。これは歯の根が露出しているために起こる症状です。
  4. 歯のぐらつき: 歯周病が進行すると、歯ぐらつきを感じることがあります。歯がぐらつく場合は、歯周病が進行している可能性があります。

歯周病の予防法: 歯周病を予防するためには、以下のような対策を取ることが重要です。

  1. 正しい歯磨きを心掛ける: 歯周病を予防するためには、朝晩の歯磨きをしっかり行いましょう。歯ブラシを45度の角度で歯茎に沿って動かし、歯と歯ぐきの間の汚れもしっかり取り除きましょう。
  2. 歯間ブラシやフロスを使用する: 歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れを取るために、歯間ブラシやフロスを使って歯磨きを補完しましょう。これによって、歯垢をしっかり取り除くことができます。
  3. 虫歯を早めに治療する: 虫歯が進行すると、歯周病の原因になることがあります。虫歯がある場合は早めに歯医者さんに相談して治療を受けましょう。
  4. 健康的な食事を心掛ける: ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物を食べることで、免疫力を高めて歯周病から身を守ることができます。また、甘いお菓子やジュースを過剰に摂取しないように注意しましょう。
  5. 歯医者さんの定期的な検診を受ける: 歯医者さんの定期的な検診を受けることで、歯周病の早期発見や予防が可能になります。歯医者さんに定期的に通うことで、お口の健康を維持することができます。

以上のように、歯周病の初期症状と予防法を理解しておくことは、子供たちの口腔健康を守るためにとても重要です。親御さんは子供たちに正しい口腔ケアの方法を教え、家族みんなで歯周病から身を守ることが大切です。

気になる方は、まず、歯医者に検診を!

甘いお友達と上手に付き合おう!砂糖と歯医者の視点から考えるコツ

2023.07.27
甘いお友達と上手に付き合おう!砂糖と歯医者の視点から考えるコツ

 

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今日のテーマは

 ”甘いお友達と上手に付き合おう!砂糖と歯医者の視点から考えるコツ”

みんな!元気にしていますか?今日は甘いお友達「砂糖」と上手に付き合うコツについて、歯医者の視点からお話ししましょう。歯医者さんは、私たちの歯の健康を守るために頼りになる存在なんです。だから、一緒に砂糖との上手な付き合い方を見つけて、キレイな歯を保ちましょうね!

砂糖のお友達を知ろう

まずは、砂糖のお友達を知ることから始めましょう。砂糖は、お菓子やジュース、ソフトドリンクなどにたくさん含まれています。でも砂糖って、おいしいだけじゃなくて、歯にとってちょっとやっかいなんですよ。たくさん食べると虫歯の原因になることもあるんですよ。

歯に優しいお友達も見つけよう

歯に優しいお友達と上手に付き合うと、虫歯の心配も少なくなります。例えば、りんごやキウイ、カリフラワーやにんじんなどの果物や

お野菜は、おいしくて栄養もたっぷり!歯をキレイにしてくれる助けをしてくれるんですよ。

砂糖のお友達と遊ぶ時間を決めよう

砂糖のお友達とは遊ぶ時間を決めることが大切です。毎日たくさん食べると歯に良くないので、おやつの時間や特別な日だけにしましょう。それ以外の時間は、歯に優しいお友達と一緒に遊びましょうね。

食後には歯磨きを忘れずに 砂糖のお友達と遊んだ後は、歯磨きを忘れずにしましょう。歯に付いた砂糖をキレイに取り除くことで、虫歯のリスクを減らすことができます。歯磨きの仕方がわからなかったら、歯医者さんに聞いてみると良いですよ。

歯医者さんのお友達に会いに行こう

定期的に歯医者さんに行くことも大切です。歯医者さんは、歯の健康をチェックしてくれるステキなお友達。虫歯の予防や早期発見に役立つんですよ。怖がらずに、勇気を出して行ってみましょう!

みんな、砂糖のお友達とは上手に付き合って、楽しい笑顔をキレイに保ちましょうね。歯医者さんと一緒に、健康な歯で素敵な毎日を過ごしましょう!

砂糖がたくさん含まれるお菓子や飲み物は美味しいけれど、歯にとっては少し厄介な存在です。歯医者さんは、私たちの歯を守ってくれる大切な味方。だから、砂糖と上手に付き合って、素敵な笑顔をキープしましょう!

砂糖のお友達と仲良く遊ぶためには、食べる量やタイミングに気をつけることが大切です。毎日たくさんの砂糖を摂ると、虫歯の原因になることがありますので、おやつの時間や特別な日に楽しむようにしましょう。

また、砂糖のお友達だけではなく、歯に優しいお友達もたくさんいます。お野菜やフルーツは、歯を健康に保つのに役立つ栄養が豊富です。歯磨きだけでなく、バランスの取れた食事を心がけることも大切ですね。

おやつや食事の後は、歯磨きを忘れずに行いましょう。歯に付いた砂糖や食べかすをしっかり取り除くことで、虫歯を予防することができます。

そして、定期的に歯医者さんに行くことも大切です。歯医者さんは歯の専門家であり、歯の健康をしっかりとチェックしてくれます。虫歯ができてしまっても、早く気づけば、小さい状態で治すことも可能です。

ぜひ定期的に歯医者に通いましょう!

むし歯治療は詰める?被せる? どう違うの?

2023.07.06
むし歯治療は詰める?被せる? どう違うの?

こんばんは、岐阜県大垣市のハリヨ歯科の院長の長縄です。

本日は、

”むし歯治療の時に一回で終わるパターンと、型取りが必要なパターンの違いはなに?”

についてです。

皆さんは歯医者でむし歯治療をしたことはありますか?

むし歯治療では、一回で終わるパターンと2回もしくは3回治療回数がかかるパターンがあると思います。それは何で違うのかわかりますか?

①むし歯の大きさの違い。

むし歯が小さければ、白いプラスティックで詰めて終わることがあります。むし歯が大きければ多くの歯を削らなければならないので、形を修復するためには型取りが必要になってきます。

②歯と歯の接触点がない場合。

食べ物がよく詰まる時に歯医者に受診したら、むし歯が見つかったことはないですか?歯と歯の間にむし歯があったり、歯と歯の間の接触点がゆるいと食事のためにものが挟まりやすくなります。そのため、むし歯の部位が隣の歯との接触点にあり、むし歯の大きさが大きいと、隣の歯との接触点の回復が困難となるために型取りが必要になります。

③噛み合う部分が大きなむし歯になってしまっている場合。

むし歯の部分がどこにあるかによって、詰め物で治せるか、型取りをしなければいけないかが変わります。型取りをしなければならない場合は、歯の咬頭と言われる

噛み合う部分がむし歯に含まれている場合に、お口の中で詰めてもなかなか、もとあった天然の歯の状態に戻すことは難しいので、技工士さんによって間接的に作る被せ物を選択することになります。

以上の理由から、詰め物にするか、被せ物にするかの決めることになります。

被せ物についてもいくつかの種類がありますが、今回の部分的な被せ物はインレーと言います。

インレー治療は、虫歯や歯の損傷を修復するための歯科治療方法です。虫歯や歯が欠けてしまった場合、インレーを使って歯を元の状態に戻すことができます。

インレーは、特殊な材料で作られた小さな詰め物のようなものです。歯科医師は、虫歯や欠けた部分を削り取り、その穴にぴったりと合う形でインレーを作ります。インレーは歯にしっかりとフィットするように作られ、歯科医師が特別な接着剤を使って固定します。

インレー治療は、通常2回の診療で行われます。最初の診療では、歯科医師が虫歯の大きさなどを評価し、インレーの形や大きさを決めます。そして、形を整えて、型取りをしていきます。型取りをしてからその日は仮の蓋をして終わります。

2回目の診療では、歯科技工士によって作られた被せ物(インレー)を患者の口にはめてみて、大きさや、歯と歯のあたりの接触点、そして噛み合わせが適切かどうかを確認します。もし微調整が必要な場合は、歯科医師が修正を行います。最終的に、インレーは歯にしっかりと固定され、元のように噛むことができるようになります。

そして大切なことは、インレー治療後も歯のケアを怠らないことです。しっかりと歯磨きをし、定期的に歯科医院に通うことで、インレーは長持ちし、歯を健康に保つことができます。

笑顔は心の窓。その輝きを保つためには、歯の健康が不可欠です。歯は、美味しい食べ物を楽しむための大切な道具でもあります。毎日の歯磨きや定期的な歯科検診は、虫歯や歯のトラブルを未然に防ぎ、長く健康な歯を保つ秘訣です。自慢の笑顔で人々を魅了し、自信を持って人生を歩んでいきましょう。一生のパートナーである歯を大切にし、幸せな笑顔を絶やさずに輝き続けましょう。

 

8020運動はご存知ですか?

2023.07.03
8020運動はご存知ですか?

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

”8020運動”

についてです。

皆さん、8020運動って聞いたことはありますか?

これは、1980年(平成元年)に日本歯科医師会が推進した、80歳になっても20本の歯を残そうという取り組みについてです。

まず第一に

皆さんは大人の歯が何本存在するかご存知ですか?

親知らずを入れたら全部で32本存在しています。

その32本のうちの20本を80歳までに残そうという取り組みになります。

皆さんは、自分の歯が無くなる(抜かなければならなくなる)ことが想像できますか?

多くの方は、歯はいつまでも、健康で、抜けることは想像できないと思います。

しかしながら統計的にいうと、45歳ごろに最初の1本目を失うと言われています。

歯が無くなる原因は、人それぞれです。

むし歯で歯が無くなる人もいれば、歯周病で無くなる人もいますし、外傷で破折して無くなる人もいます。

院長も実は、歯が一本無いのです。

なぜなくなったかというと、学生時代にやっていたラグビーの試合で歯が抜けました。その時ちょうどマウスピースをつけていなくて、アクシデントに見舞われて、下の前歯が抜けました。

抜けた後は、すぐに病院にいき、再植をして、一旦は元に戻ったのですが、、外傷による影響もあり、歯の根っこが吸収(溶ける)してしまい、事故があってから7年目ぐらいで抜歯となりました。

話を戻します。

8020という、この運動は、高齢になっても自分の歯を健康に保つことの重要性を訴えるために展開されています。

一般的に、健康な口腔内には28本以上(親知らずは生えていなかったり、そもそも存在していなかったり、噛んでいなかったりすることで数に数えないこともあります。)の永久歯があります。しかし、年齢とともに歯の喪失が増え、入れ歯や義歯が必要になるケースが多く見られます。この運動は、予防と早期治療の重要性を強調し、高齢になっても自分の歯を最大限に保つことを目指しています。

では、なぜ歯を残す必要があるのか。

高齢者で歯を残すメリットは、身体的、栄養的、精神的な側面から大きな影響を与えます。

まず、身体的な面では、歯を残すことによって咀嚼機能が維持されます。しっかりと噛むことで食べ物を十分に細かく咬み砕き、消化を助けます。咀嚼不良が生じると、栄養の吸収が悪くなり、栄養不良や体力の低下を引き起こす可能性があります。また、噛むことによって唾液の分泌が促進され、口腔内のバランスが保たれ、虫歯や口臭の予防にもつながります。

さらに、歯を残すことで正しい発音や言葉の明瞭性が維持されます。歯がない状態では発音が不明瞭になり、コミュニケーションの困難さを引き起こすことがあります。歯を残すことで自信を持って話すことができ、社会的な交流や日常生活の質を向上させます。

さらに、顔の形状や口元の美しさにも関わります。歯がない状態では顔の形が崩れ、老けた印象を与えることがあります。一方、歯を残すことで顔の輪郭が維持され、若々しさや自信を保つことができます。また、笑顔が美しくなることで、自己表現や人間関係の向上にも寄与します。

栄養的な面でも重要です。歯がある状態では、食事の幅が広がり、多様な食材を摂取できます。バランスのとれた食事は、免疫力の向上や疾病への抵抗力の向上につながります。また、食事の嗜好が維持されることで、食欲や食事の楽しみを保つことができます。

歯がないと、固かったり、繊維質のものが食べにくくなります。

結果て的にやわらかいものを好み、栄養素としても炭水化物に偏って栄養バランスも崩れてしまいます。

ここで、1ポイント!

硬い食べ物と、やわらかい食べ物どちらが歯を汚しやすいと思いますか?

実は、やわらかい食べ物の方が歯に汚れが着きやすくなります。

例えてみると、包丁を使って、硬いリンゴを切った時、包丁の刃はどうなりますか?汚れもつかずに綺麗なままですよね。

では、ケーキを包丁で切ってみましょう。

包丁の刃は、汚れてしまいますよね。

いくら鋭い刃で切っても、相手が柔らかいものであると刃が汚れてしまいます。歯も同じように、歯周病が進行して刃で硬いものが噛めなかったり、歯が抜けて、歯の数が少なくなったら、軟らかい食べ物を好むようになります。

結果的に歯は汚れて歯周病が悪化しさらに歯を失う負のスパイラルに突入します。

歯を残すことが、長生きする上でいかに大事かはわかっていただけましたか?

まだ、まだ、歯を残すことの重要性はたくさんありますが、それは、また別の機会にお話ししようと思います。