「歯の成長のタイムテーブル:乳歯と永久歯の登場!」

2023.07.01

こんばんは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科院長の長縄です。

本日のテーマは

 ”乳歯と永久歯の登場のタイミングはいつ”

についてお話しいたします。

まず最初に、皆さんは乳歯の数が何本あるかご存知ですか?

16本?20本?28本?

正解は

 『20本』

我々歯医者では、乳歯の場所によって読み方が異なります。

A、B、C、D、Eの五種類あり、それが上下左右4ブロッックに分かれるので全部で20個になります。

では、永久歯の数はいくつですか?

乳歯より多そうだから

24本くらい?親知らずもあるから28本くらい?

意外と考えたこともない人がいるのではないでしょうか?

永久歯も乳歯のように、歯の位置によって数字で表せる名前がついています。乳歯がA ,B,Cとアルファベットに対して、永久歯は

1、2、3、4、5、6、7、8と永久歯を含めると、右上のブロックだけで8本の歯があります。そうなると、4ブロックあるので全部で32本永久歯があるのが普通です。

ただ、最近では、親知らずがそもそも存在していない人もいるので、人によって数が変わってきます。

それでは、本題の乳歯の萌出時期と永久歯の萌出時期について説明します。

  1. 乳歯の萌出時期: 乳歯とは、お子さんが生まれたときに最初に生えてくる歯のことです。基本的には、乳歯は生えた後、すべて抜けて永久歯に生え変わっていきます。乳歯は、お子さんの成長に合わせて徐々に萌出(口の中に現れる)してきます。                                   以下に、一般的な乳歯の萌出時期を示します(個人差があることに注意してください)。                                  中切歯:A、側切歯:B(前歯): 通常、お子さんが6〜10ヶ月の間に下顎の中央切歯(下の前歯)が最初に現れます。上顎の中央切歯(上の前歯)は、通常、8〜12ヶ月の間に萌出しす。       乳犬歯:C: お子さんが16〜20ヶ月の間に下顎の犬歯が現れます。上顎の犬歯は、通常、18〜24ヶ月の間に萌出します。          第一乳臼歯D: 通常、お子さんが10〜16ヶ月の間に下顎の尖歯が現れます。上顎の尖歯は、通常、14〜18ヶ月の間に萌出します。      第二乳臼歯:E:お子さんが20〜24ヶ月ごろに萌出してきます。

乳歯は、お子さんが成長するにつれて徐々に全ての歯が揃っていきます。乳歯は一時的な歯であり、永久歯と交代するため、お子さんの口の中で大切な役割を果たします。

  1. 永久歯の萌出時期: 永久歯は、お子さんが成長してから生えてくる成人の歯です。乳歯が抜け落ちると、その位置に新しい永久歯が生えてきます。以下に、一般的な永久歯の萌出時期を示します(個人差があります)。
  • 切歯(前歯): 乳歯が抜け落ちると、永久歯がその位置に生えてきます。下顎の中央切歯は、お子さんが6〜8歳の間に、上顎の中央切歯は、お子さんが7〜8歳の間に萌出します。
  • 犬歯: お子さんが9〜12歳の間に、下顎と上顎の犬歯が生えてきます。
  • 小臼歯: お子さんが9〜12歳の間に
  • 臼歯(大臼歯): お子さんが10〜13歳の間に、下顎と上顎の臼歯が生えてきます。親知らずは、通常、お子さんが18〜25歳の間に萌出します。永久歯は、乳歯と異なり、お子さんの一生を通じて使われる歯です。乳歯から永久歯への交代は、お子さんの成長と発育の一部です。永久歯が正しく萌出することは、噛む機能や発音において重要です。

    ただし、萌出の時期は個人差があります。個々の子供の発育や成長によって異なる場合がありますので、必ずしも上記の時期に厳密に合致しない場合もあります。定期的な歯科検診に通うことで、お子さんの歯の発育や健康状態を確認し、必要なケアや処置を行うことが重要です。

    乳歯から永久歯への変化は子供にとって特別な時期であり、適切な歯のケアと定期的な歯科検診は、健康な歯を維持するために重要です。

     

永久歯と乳歯のむし歯のなり方の違いご存知ですか? 歯の構造も違うので、むし歯の進行のスピードも、むし歯になりやすい部位も違います。

2023.06.25
永久歯と乳歯のむし歯のなり方の違いご存知ですか? 歯の構造も違うので、むし歯の進行のスピードも、むし歯になりやすい部位も違います。

こんにちは、岐阜県大垣市でハリヨ歯科を開業している院長の長縄です。

今回のテーマは

”永久歯と乳歯のむし歯のでき方に違いがあることはご存知ですか?”

皆さん、一度でもむし歯になったことはありますか?

昭和の時代は、むし歯の洪水といわれた時代ですので、僕らの世代までは、それなりにむし歯がある人が多いのかなと思います。

現在は、どんどん、むし歯の数は減ってきています。

自分たちがむし歯に悩まされている人は、お子さんにはむし歯にしたくないと強く思い、小さい頃から定期的に歯科医院に受診する人も少なくないかなと思います。

今回のテーマの乳歯と永久歯のむし歯の違いについて、ご説明していきますね。

●乳歯の虫歯と永久歯の虫歯はいくつかの点で異なります。

乳歯の虫歯:

  1. 乳歯は永久歯に比べて小さく、形状も異なることがあります。乳歯は一時的な歯であり、成長とともに永久歯に交換されれます。⇨だから、乳歯ならむし歯になっても良いと思われるかもしれませんが、色々な意味でそんなことはありません。
  2. 乳歯のエナメル質は比較的薄く、虫歯になりやすい傾向があります。これは、乳歯のエナメル質の形成が未熟であるためです。
  3. 乳歯の神経組織は永久歯に比べて大きく、虫歯が神経に到達しやすいです。そのため、乳歯の虫歯は早期に治療する必要があります。⇨気づいたら神経をとらなければならなかったり、そもそも、もうむし歯が神経に到達し保存が不可能な場合もあります。
  4. 乳歯の虫歯は進行が速く、周囲の組織に感染が広がりやすい傾向があります。早期の治療が重要です。
  5. 乳歯は後続の永久歯の位置を保持するためのガイドとしての役割があります。早期に乳歯が失われると、永久歯の正しい位置や咬合に影響を与える可能性があります。⇨生え変わるからむし歯になっても大丈夫、そのまま放置は、噛み合わせに大きな変化をもたらし、歯並びがガタガタになってしまうことも。

永久歯の虫歯:

  1. 永久歯のエナメル質は乳歯に比べて厚く、より耐久性があります。しかし、適切な口腔管理ができていない場合はむし歯になる可能性があります。また、生えた手の幼若永久歯はむし歯になりやすいので要注意です!
  2. 永久歯の神経組織は乳歯に比べて小さく、虫歯が神経に到達するまでの時間が長くなることがあります。乳歯よりは神経に到達しにくいです。
  3. 永久歯の虫歯は進行が緩やかで、乳歯のように周囲の組織への感染の広がりが速いわけではありません。これは、永久歯のエナメル質が厚く、歯の構造がより堅固であるためです。
  4. 永久歯は長期間使用されるため、摩擦や摩耗が生じることがあります。これにより、歯面の保護が低下し、むし歯のリスクが高まることがあります。
  5. 永久歯は乳歯に比べて根が長く、より深い位置に埋まっています。むし歯が根の部分に進行すると、治療が困難になる場合があります。
  6. 永久歯は乳歯に比べて後方に位置しており、歯ブラシの届きにくい部分があります。十分な口腔管理が行われない場合、むし歯のリスクが高まる可能性があります。
  7. 永久歯は乳歯に比べて生涯の長い期間使用されるため、むし歯の発生リスクが長期間にわたって存在します。適切な予防措置と定期的な歯科検診が重要です。
  8. 永久歯のむし歯治療には、より高度な治療技術や材料が必要となる場合があります。永久歯の損傷や欠損の修復には、充填治療や歯の被せ物などが一般的に使用されます。
  9. 永久歯のむし歯は成長や発育に影響を与えることがあります。特に、永久歯が発育途中の子供や思春期の若者では、早期治療が重要です。

 

これらは乳歯の虫歯と永久歯のむし歯の主な違いです。しかし、個人の口腔状態やケアの違いによっても異なる場合があります。定期的な歯科検診と適切な口腔衛生習慣を実践することで、むし歯のリスクを最小限に抑えることができます。

位相差顕微鏡ってご存知ですか?あなたのお口の中の細菌を目で見ることができます。一度検査してみませんか?

2023.06.23

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

 ”お口の中の細菌を見てみよう”

びっくりすること間違いなし。

皆さんは、自分のお口の中の細菌やお子さんのお口の中の細菌をこの目で見たことはありますか?

多くの方は、そんなもの見たことはないとおっしゃられると思います。

もし、実際お口の中をチェックできると知ったらあなたはチェックをしてみたいですか?

その検査の方法が、

位相差顕微鏡と言われる機械で可能になります!

 

位相差顕微鏡とは、歯科の臨床現場で口腔内の細菌をリアルタイムで評価するために使用されます。口腔内細菌の評価により、ご自身やお子さんの口腔の健康状態を正確に把握し、適切な治療や予防策を立てることができます。

位相差顕微鏡を使用すると、以下のようなメリットがあります。

  1. 細菌を目で見ることができます。: 位相差顕微鏡は、光学系と特殊な顕微鏡レンズを使用して微生物を、見える化します。口腔内の細菌の存在や分布、形態、動きなどをリアルタイムで観察することができます。これにより、お子さんの口腔内の細菌の状態を詳細に把握することができます。
  2. 早期の問題の発見: 位相差顕微鏡は、お子さんの口腔内に存在する異常な細菌の増殖やバランスの乱れを早期に検出するのに役立ちます。口腔内の細菌バランスが乱れると、虫歯や歯周病などの口腔疾患のリスクが高まります。位相差顕微鏡を使用することで、これらの問題を早期に発見し、適切な治療や予防策を講じることができます。
  3. カスタマイズされた治療計画の立案: 位相差顕微鏡による口腔内細菌の評価は、個別にカスタマイズされた治療計画の立案に役立ちます。お子さんの口腔内の細菌の状態に応じて、適切な処置や予防策を立てることができます。例えば、異常な細菌の増殖が見られる場合には、口腔衛生習慣の改善や特定の抗菌処置の導入が考慮されるかもしれません。
    1. モチベーションの向上と教育: 位相差顕微鏡を使用することで、お子さんとその保護者に対して口腔内の細菌状態を視覚的に説明することができます。口腔内の細菌の存在や増殖の具体的なイメージを見せることで、お子さんの口腔衛生の重要性を理解しやすくなります。また、保護者にも口腔ケアの重要性を伝えることができます。これにより、お子さんのモチベーションを向上させ、定期的な歯科検診や予防ケアの重要性を認識させることができます。
    2. 治療効果のモニタリング: 位相差顕微鏡を使用することで、治療後の口腔内細菌の状態をモニタリングすることができます。治療の効果を評価し、必要に応じて調整することで、お子さんの口腔内の細菌バランスを維持することができます。定期的な位相差顕微鏡の使用により、治療の進行状況を的確に把握し、最適な結果を得ることができます。

    以上が、位相差顕微鏡の使用方法とお子さんにもわかりやすく説明するためのメリットのいくつかです。位相差顕微鏡を使用することで、口腔内細菌の評価がより正確に行え、口腔健康の管理や治療計画の立案に役立ちます。お子さんの口腔健康の維持と予防のために、位相差顕微鏡の使用は重要です。

ハリヨ歯科では、初診時に必ず位相差顕微鏡を使用しお口の中の菌のチェックをします。ぜひ、興味のある方は、一度ご来院ください。

ご飯の時に、テーブルの上にお水やお茶などが入ったコップを置いていませんか?実はそれってNGなんです。ご存知でしたか?

2023.06.22

こんにちは、岐阜県大垣市で開業していますハリヨ歯科の院長の長縄です。

突然ですが、ご質問です。

皆さんの家庭で、

”ご飯の際にテーブルの上にコップを置いていませんか?”

多くの方は、『はい』と答えるのではないでしょうか。

実際、ハリヨ歯科に受診されている患者さんに同じ質問をすると、大袈裟ではなく100%『はい』と答えます。

食事の際のテーブルにコップが置いてあるのが当たり前の光景になっていますが、実は歯並びが悪くなる大きな落とし穴になっているんです。

そもそも、歯並びが原因の一番は遺伝だと思っていませんか?

確かに遺伝による原因もあるのは確かです。

しかしながらそれだけではありません。

そもそも、現代の子供達は、歯並びが悪いお子さんたちが増えていることはご存知ですか?

学校検診に行くと、むし歯の子よりも不正咬合と言って歯並びが悪い子の方が多い時代になっています。

その原因の1つが、食事の際のコップにあるんです。

いつも、食事の時に、一緒に出てくるこのコップ。

いつからあるんでしょうか?物心ついた時にはあったような、小さい時にはなかったような。なんとなく当たり前に食事の時に出てくる水分。

実は、昭和の時代にはあまり、食事の時にお水やお茶は出て来てないんです。

それを象徴するのが、皆さん大好き『サザエさん』

サザエさんで出てくる食事のシーン。実は食事の時にはお茶は置かれていないことにお気づきですか?お茶の出るタイミングは、食事が終わってテーブルを片付けた後、一服するときに出てきます。

話を戻しますが、なぜ、食事の際に一緒に水分をテーブルに置いてはいけないのかですが、

それは、単純明快。

食事の時に水やお茶を飲むと噛む回数が激減するからです。

顎は、噛む刺激によって成長しやすくなります。

一日3回必ず食事をしますよね。その3回ともに、顎を成長させるチャンスになるんです。できれば、食事の際にお水お茶は用意せず、水分を摂るのは食事の前か、食事の後、お口の中が空っぽになったのを確認してからにしましょう。

その他にも、普段の食卓で歯並びが悪くなることを助長することがいくつかあります。

食事の際に、お子さんの足はテーブルについていますか?

足がブラブラして座っていませんか?足が、地面についていないと、噛む時の力が掛かりにくく顎に力が伝わりにくくなります。

そのため、可能であれば、年齢とともに足の台の高さが変わる椅子を選択したり、足の位置に雑誌などを重ねて足をつくようにしましょう。

その他には、椅子に正座をして座る方法も選択肢の1つです。

さらにさらに、食事の欧米化です。

和食と洋食(特にファーストフード)だと、噛む回数が断然に違います。

食生活の変化によって日本人の咀嚼回数は年々少なくなっていると言われています。

ある、調査だと、弥生時代では一食の咀嚼回数は3990回、鎌倉時代2654回, 20世紀初頭1420回、現代620回。弥生時代から比べて咀嚼回数は1/6に減少しています。

顎の成長も同じように変化して来ています。縄文時代などは、顎ががっしりしている人が多かったことが知られています。そこから、現在に移行するに到って顎が細くなっています。

本日お話ししたように、1日3回必ず食事を摂る中で、これらのことを、まずは実践してみてください。それによって、少しでも顎の成長が促せられれば、歯の矯正が必要なくなるかもしれません。

まだまだ、歯並びを改善するためのちょっとした一工夫、一手間かけることによって顎の成長を促すことができますので、気になる方は、お問い合わせください。

 

 

 

 

小さいお子さんが道路でこけてしまいました。口の中から血が出ています。どうしたら良いですか?

2023.06.15
小さいお子さんが道路でこけてしまいました。口の中から血が出ています。どうしたら良いですか?

おはようございます。岐阜県大垣市今宿の歯医者ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは、お子さんが見える親御さんでは一度は起きたことがある、お子さんが地面でこけた時のことです。

特にやっと自分でよろよろ、歩き出す時期によく起こります。

急に泣き出してびっくり、

お口の中を見たら血も出ていてさらにびっくり!!

口の中が血だらけになっていたら焦りますよね。

今回のテーマは、

お子さんがこけて口の中から出血している時の対応法についてです。

まずは、なんで乳幼児の時期ってあんなに転けやすいかご存知ですが?

乳幼児が転びやすい理由はいくつかありますので一部紹介します。

  1. 発育段階: 乳幼児はまだ筋力や体の制御が未熟なため、バランスを保つことが難しいです。歩行や走行の技術がまだ発達しておらず、体のバランスを崩しやすい傾向があります。
  2. 探索行動: 乳幼児は成長とともに自分の身体や周囲の環境を探索し始めます。好奇心が旺盛で、物事を触ったり登ったりすることで自己発見を行います。このような行動が転倒のリスクを高めることがあります。
  3. 発達段階の進行: 幼児期は身体の各部位の発達が不均衡な時期です。例えば、下半身の筋力が上半身よりも発達していることがあります。このようなバランスの偏りが、転倒の原因となることがあります。
  4. 環境要因: 乳幼児はまだ自分の周囲の環境を正確に評価する能力が不十分です。階段や段差、不安定な地面など、危険な要素がある場所での活動が転倒のリスクを高めます。
  5. 行動の発展: 乳幼児は成長に伴って自立心や運動能力が発展していきます。新しいスキルや行動を試みる過程で、バランスを崩して転ぶことがあります。

これらの要因により、乳幼児は転びやすい傾向があります。

そして、転んだ時に、顔から倒れてしまうことも多々あり、ヒヤッとする場面をよく目にしませんか?

転倒した際に、特に問題になりやすい部位としては

歯への外傷

歯の打撲:歯をぶつけただけで、歯が割れるなどの症状はない。ぶつけたことにより噛むと痛いや、触ると違和感があるなどの症状がある。→特に治療方法はなく、様子見となることが多い。

歯冠破折:転倒時に直接外力が歯に当たり、歯冠の一部が折れてしまうこと。⇨患児から協力が得られれば容易に修復は可能ですが、子供が小さいと治療は難しく、経過観察となることが多いです。

歯根破折:歯冠破折よりもやや深いところ(歯の根っこの部分まで)で破折している。⇨歯が縦に割れているため、保存(残すこと)することが難しい。抜歯となるケースも多い。

歯の陥入:歯をぶつけた衝撃により、歯が歯茎の中に埋まってしまっ ている状態。場合によっては、元の位置にも出さなければならないことがあります。

歯の脱臼:歯をぶつけた衝撃により、歯が抜けた状態。⇨抜けた歯は、そのまま歯科医院に持ってきてください。

そのまま、戻すことができれば、抜かずに済みます。

持ってくる時の注意点としては、乾燥させないこと。乾燥させないためには、薬局などで売っている生理食塩水につけて持ってきてもらうのがいいです。もし近くにない場合は、牛乳につけてきてもらっても大丈夫です。

歯の亜脱臼:歯をぶつけた衝撃により、完全に抜けてないまでも、抜けかかっている状態です。こういう場合は、無理に口の中を触らずに、そのまま、歯科医院にきていただいてOKです。

これらが、歯への衝撃で生じる外傷です。他にも歯を支える歯槽骨が折れたりなどもありますが、詳しくはまた、別の機会にお話ししますね。

次は、お子さんが転倒時にお口の中を切れてしまうパターンです。

こちらで、一番多いのは上唇小帯と言われる、前歯の上にある筋げ切れてしまうパターンです。

ここが切れると、切れたすぐは結構出血が出るので、親御さんはびっくりして、歯医者にすぐ連絡が来ることが多いです。

その、筋は人によっては、歯並びの影響となることもあるため、外科的に切除をすることもある部位なんです。

そのため、その部位が切れても、お子さんの発育の影響になることは少なく、また、時間と共に、止血されてしてまうことが多く、経過観察を行なっていきます。

多くの方は、歯科医院に到着時にはすでに止血されており、お子さんも、何もなかったように元気であることが多いです。

 

このように、小さいお子さんの転倒はよくあることではあるので、もし、もし、お子さんがこけて、お口の中から出血があり心配であれば、歯科医院にご連絡ください。

 

 

歯医者って何歳から受診したらいいの?皆さんは何歳から歯医者に行っていますか。歯が生えてから?では、もう遅い?

2023.06.11
歯医者って何歳から受診したらいいの?皆さんは何歳から歯医者に行っていますか。歯が生えてから?では、もう遅い?

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回の、テーマは、

”歯医者は何歳から受診したらいいの?”

についてお話ししていきたいと思います。

お子さんの歯科検診といえば、市が行う、一歳半検診、3歳検診ですよね。

1歳半といえば、個人差はありますが歯のA~Dぐらいまでが生えてくることが多いです。その為に、一歳半検診はおおよその乳歯が生えたタイミングでチェックすることが目的ですね。

3歳検診では、全ての乳歯が生え揃う時期になりますので噛み合わせや、噛み合わせに影響する癖(指すいなど)がないかをチェック

もちろん虫歯のチェックもします。

ただ、それらの検診は、お口のことだけでなくさまざまな身体的発育や精神的発育もチェックする場でもあります。

  1. 健康な成長の評価: 一歳半・3歳は子供の重要なマイルストーンの一つであり、子供の成長と発達に大きな変化が現れます。検診を通じて、子供の身体的、認知的、言語的、社会的発達を評価し、健康な成長を確認することが目的です。
  2. 早期発見と介入: 発達の遅れや問題の早期発見に重点が置かれます。発達の遅れや異常が早期に発見されれば、専門家の評価や適切な介入が行われることで、問題の進行を防ぐことができます。
  3. 健康問題の早期発見: 身体的な健康状態や疾患の早期発見も行われます。例えば、歯の健康状態や視力の問題などが検査されます。
  4. 予防接種の管理:予防接種のスケジュール管理も行われます。子供の年齢に応じた予防接種が実施され、重要な感染症から子供を保護するための予防策が講じられます。

これらの検診時に口腔内のチェックを行われて、いずれかの検査項目に指摘があれば、そこで、初めて歯医者に行くことになります。

その為、多くの方は1歳半もしくは3歳時に歯医者にくることが多いのかなと思います。

では、実際に、ハリヨ歯科に来る患者さんの、初めての歯医者さんのタイミングは7ヶ月ごろに来ることが多いです。早い子では生後3ヶ月ごろに来ることも少なくありません。

7ヶ月なんて、まだ歯が一本しか生えていないじゃん、3ヶ月なんて歯も生えていないのになんで歯医者にくるのって思われることも多いのではないのでしょうか?

実は、我々歯医者では、その時期に歯は全く見ていないんです。

むしろ、歯より大事なことがあるんです。

ここで、皆さんのとってびっくりなお話をします。

”顎の成長の8割は6歳までにできる”

ここで、大事なのは、永久歯が生えてくるのは6歳からだということ。

さてここで、クイズです。

永久歯と、乳歯どっちの歯が大きいと思いますか?

正解は、前歯(上で前6本、下前6本)は永久歯の方が大きく

臼歯2本は、乳歯の方が大きい

このため、乳歯の時に歯並びがきれいに並んでいると、永久歯になった際に、前歯がガタガタになってしまうんです。

6歳時には、全部の乳歯の間に隙間があって欲しいということになります。

その隙間を作るために(顎を成長させるため)、顎に沢山の刺激を与えなければいけません。

その、第一歩が、授乳の仕方や、抱っこ紐の使い方、普段の寝かせ方や、食事を食べるときの姿勢。(これらのことは、当院のマタニティー教室でご説明しています。)

これらの、ことがうまく行っていないと、7ヶ月ごろにはその兆候が出てきます。

例えばお口の富士山型。

これが意外に多いんです。

中には、一般的なブログで、お子さんの唇が富士山みたいでかわいいってアップされている方も見えます。

でも、それは、正常部ではなく異常なんです。では、なんで上唇が上を見いてしまうのか。

その原因は、上唇の使い方が上手くできていないことにあります。

上唇が上手く使えてないってどういうこと?と思われると思いますが、少し解説していきます。

まず。上唇は何でできているかご存知ですか?

上唇は筋肉で構成されているため、上唇が上に挙げっているということは、唇の筋肉が上手に発達(成長)していないことが挙げられます。

では、なんで上唇の筋肉が発達していないでしょうか?

それは、離乳食の与え方が間違っていたり、いつまでも、ストローのみを続けていたり、ぶくぶく嗽ができなかったり。

今までは、勝手に成長してきたことでも、昨今では非常に多くの方が富士山型になっていることを実感します。

その結果、保育園児や小学生でもお口ポカーンが増えています。

ハリヨ歯科では、幼い時期から管理栄養士による、お口を育てるためのセミナーや離乳食講座を行なっていますので、興味のある方はお問い合わせください。

連絡先 0584−74−1182

H P:https://www.hariyo-dental.jp/

歯科用の顕微鏡をご存知ですか?より精密な歯科治療を行うための秘密兵器、ハリヨ歯科では2台目を導入しました。より、安心安全な治療を受けられるための設備になります。

2023.06.08
歯科用の顕微鏡をご存知ですか?より精密な歯科治療を行うための秘密兵器、ハリヨ歯科では2台目を導入しました。より、安心安全な治療を受けられるための設備になります。

こんにちは、ハリヨ歯科です。

最近は色々な技術が進歩してきてDX化がどんどん進んで、便利な世の中になっていますよね。

歯科でも、どんどん、設備が進歩しています。

今回紹介するのは、より、精密な歯科治療が行うための秘密兵器についてです。

その名も、ズバリ歯科用顕微鏡。

顕微鏡というだけあって、かなり、細かく見ることができそうですよね。

その通り、裸眼では見えない奥の奥の奥の、先までしっかりと見えてしまいます。

その倍率、なんと25倍。

25倍って言っても全然想像がつかないと思いますが

歯科用顕微鏡の倍率が25倍の場合、それは観察対象の対象物を25倍に拡大して見ることができることを意味します。

具体的には、例えば対象物が1mmの大きさであれば、顕微鏡を通して見るとその対象物は25倍の大きさで表示されます。つまり、1mmの対象物が25mm(2.5cm)の大きさで見えるようになります。

倍率が大きいほど、より微細な詳細を観察することができます。

要は、すごく精密によく見えるっていうことです。

ただし、拡大率が高ければいいというわけではありません。拡大率が高くなると同時に視野が狭くなるため、拡大された範囲だけを見ることになります。そのため、歯科治療などの場面では、適切な倍率の選択が重要となります。

では、拡大して治療をすることで実際何が良いと思いますか?

例えば

  1. 歯の詳細な観察ができる: 顕微鏡を使うことで、歯の表面や歯の中にある微小な変化や異常をより詳細に観察することができます。歯科医師は、虫歯や歯垢などの問題を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。
  2. 歯科治療の精度向上: 顕微鏡を使用すると、歯科医師は治療をより正確に行うことができます。顕微鏡の下で拡大された歯の部分を見ながら、治療に必要な箇所に的確にアプローチすることができます。これにより、治療の精度と効果が向上し、患者さんの不快感や痛みを最小限に抑えることができます。
  3. 歯科医師の診断支援: 顕微鏡は歯科医師の診断をサポートする重要なツールです。微小な歯の異常や病変を確実に検出できるため、より正確な診断が可能になります。これにより、早期の治療計画を立てることができ、歯の健康を保つための最善の方法を選ぶことができます。
  4. 患者教育: 顕微鏡は患者さんに対して、自分の歯の状態を見せることができる貴重なツールです。顕微鏡を使用した画像やビデオを通じて、患者さんは自分の歯の状態をより具体的に理解することができます。また、治療の必要性や予防の重要性を伝えるための有効な手段となります。

これらのことから、歯科用の顕微鏡を導入することがより精密な治療を行う上で必須になりつつあります。

現在の、日本での歯科用顕微鏡の普及率は20%程度と言われており、今後さらに普及してくると思います。

ハリヨ歯科では、複数の歯科医師が在籍しているため、同時に顕微鏡を使用したい症例が多くあったため、6月より2台目の歯科用顕微鏡を導入しました。

気になる方は、是非、お問合せください。

”歯医者さんに聞く、歯を磨くベストなタイミングはいつ?”

2023.06.06

こんにちは、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

本日のテーマは、

”歯医者さんに聞く、歯を磨くベストなタイミングはいつ?”

いつ、歯磨きをしたらいいの?

一日何回歯を磨くのがベスト?

一回の歯磨きの時間はいつ?

歯ブラシ以外に使っている補助清掃器具はありますか?

などなど、歯磨きに対する疑問っていくつもありますよね。

そんな中で、今回は歯磨きをするタイミングはいつがいいのかについてお話しします。

まずは、一般の方の統計を見てみましょう。

インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEの統計(https://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2016/160531/)では

最も皆さんが歯を磨く時間帯は、就寝前(62.4%)次いで、朝食後(56.4%)3位起床時(30.9%)4位夕食後(27.7%)5位昼食後(27,7%)となっています。

では、歯科医師の立場から、医学的にみて、最も歯を磨くのに適したタイミングはというと、

ズバリ、就寝前!!

多くの方の行動は当たっていると行って良いでしょう。

では、なぜ、就寝前に歯を磨くと良いのか。

それは、就寝時に唾液量が減ることが大きく関わります。

では、なぜ唾液量が減るのか?体の性質を知ると答えがわかります。

私たちの体には「自律神経」と呼ばれる特別な神経があります。この自律神経は、私たちが特に意識しなくても、体の様々な機能を制御してくれる素敵な仕組みです。自律神経には、興奮状態にする「交感神経」と、リラックス状態にする「副交感神経」の2つの部分があります。

さて、唾液は私たちが食べ物を食べる時や話す時にとても重要な役割を果たしています。食べ物を噛んだり飲み込んだりするときに唾液が出てくることで、食べ物を滑らかにし、消化しやすくするお手伝いをしてくれるんです。

副交感神経が優位になると、私たちの体はリラックスモードに切り替わります。例えば、寝る前やゆっくりとリラックスする時間に副交感神経が活発になります。このとき、私たちの体は休息を取るためにエネルギーを節約しようとします。

そのため、副交感神経が優位になると、私たちの体は唾液を作る量を減らすのです。唾液を作るためにはエネルギーが必要ですが、リラックスモードではエネルギーを節約するために、唾液の分泌を少なくするんです。

だから、副交感神経が優位になると、唾液の分泌量が減ってしまうのです。

では、唾液の量が減るのなぜいけないのか。

口腔内にはたくさんの細菌が生息しています。これらの細菌は、食べかすや糖分を好んで食べて生きています。私たちの歯や口の中を清潔に保つためには、これらの細菌の数をコントロールする必要があります。

唾液は私たちの口の中を洗浄し、細菌を取り除く役割を果たしています。たくさんの唾液があると、細菌を洗い流して清潔な状態を維持することができます。しかし、唾液量が減ると、細菌が増える可能性が高くなるのです。

副交感神経が優位になると唾液量が減るとお話ししましたね。副交感神経が活発になると、私たちの体はリラックスモードになります。そのため、唾液の分泌量が減少してしまいます。

細菌は糖分を好んで食べます。食べ物やお菓子を食べた後、残った糖分が口の中に残ってしまうと、細菌はそれをエネルギー源として利用し、増殖します。唾液の量が減ると、糖分を洗い流す力も弱まるため、細菌が増えやすくなるんです。

増えた細菌は、歯の周りや歯の間などに集まり、酸を作り出します。この酸は歯を溶かす力があり、虫歯や歯のトラブルの原因になります。

だから、唾液量が減ると口腔内細菌の数が増えてしまうんです。そのために、就寝前に丁寧に歯を磨くことによって、口腔内の細菌を可能な限り少なくして、就寝時に細菌が増えて口腔内に悪い影響を与えないために重要になります。

 

その、メカニズムを知っていると、就寝前の次に大事な歯磨きのタイミングは皆さんわかりますよね。

そうです。朝起きた後すぐに歯を磨くです。

就寝前から朝起きるまでに増えた細菌を洗い流す必要があるからです。

朝起きたまま、食事をすると、お口の中に増えた細菌を一緒に食べることになるからです。

ここまででお話しした通り、歯を磨くタイミングで重要なポイントは、就寝前と起床時です。

食後も、可能であれば、歯磨きを行なった方が良いですが、必ずしも必須ではなく、夜しっかり、朝は汚れを落とす程度で磨いてみるのもいいと思います。

ハリヨ歯科では、定期検診時や歯周病治療時、初診時に歯磨きのテクニックや、ヒントを教えていますので、気になる方は是非、スタッフに聞いてみてください。

待って、その歯の神経残せるかも!

2023.06.04

こんにちは、ハリヨ歯科です。

皆さんは、歯医者で歯の神経をとったことがありますか?

歯の神経をとってしまうパターンは、大きく分けて2通り。

①ズキズキ痛みを伴って神経をとるパターン。

②知らないうちに虫歯が大きくなって、レントゲンを撮ったら神経の近くまで牛場が進行しているパターン。

以前なら、どちらのパターンでも神経を取ることが第一選択でした。

しかし、現在は②のパターンであれば高い確率で神経が残せるようになっていることを知っていますか?

神経が残せる残せないかを一番のポイントは、その歯に痛みなどの自覚症状があるかないかです。ズキズキした痛みがあると残念ながら神経をとらなければなりません。

冷たいものにしみる程度の痛みであれば、神経を残せる可能性があります。

では、その方法とは?といく前に、そもそもなぜ神経をとらない方が良いかについて説明します。

歯の神経を残すことのメリット:

  1. 自然な感覚の維持: 神経が残ることによって、歯の感覚や触感を維持することができます。食べ物の温度や歯にかかる圧力などの感覚を正常に感じることができます。
  2. 自然な栄養供給: 歯の神経は血管と密接に関連しており、歯に栄養を供給します。神経を残すことで、歯の健康と生存に必要な栄養供給が維持されます。

例えるならば、生きた花とドライフラワーで考えてみましょう。

道端に生えている生きた花を踏んだらどうなりますか。一定のダメージを受けはしますが、花自体が生きているため回復して、一定期間が経てば元の状態に戻ってきます。

では、ドライフラワーではどうでしょう。ドライフラワーを手で握るとバラバラと崩れてしまいますよね。

歯も同じで、神経がとられている歯は、血液が通わなくなるため、栄養が歯に行き渡らず、歯が脆くります。このため、クラック(ひび割れ)や破折のリスクが増加する場合があります。

また、神経の除去をした後は、神経と代わりとなる樹脂を詰める治療を行い、上から被せ物を被せて治療が完了します。

この、詰め替えた樹脂の中に細菌が残っていると、治療した後に、再度痛みが出てきたり、レントゲンで撮ると、歯の根っこの先に膿の袋を作ったりと、また再度治療が必要になることもあります。

ある報告【論文】によると、歯の治療は7回治療すると歯を抜歯(歯を失う)と言われています。

これらのことからも、安易に歯の神経をとらない方が良いということは容易に想像がつくと思います。

特に、若い方々は、人生100年時代に突入していく中で、いかに、今ある綺麗な歯を未治療のまま残していくかが、歯を残す上でも非常に大事になっていくと思います。しかしながら、むし歯になったとしても、可能な限り、神経をとらずに最小限の治療をすることが、生涯自分の歯で噛み続ける秘訣になります。

ここからが本題です。

もし、歯医者に行って、痛みもなく、自分では気付かない状態で大きなむし歯が見つかったとします。その時に、神経を取るのか、神経を保存するかで、その歯の寿命は大きな分かれ道になります。

できる限り神経を温存する道を選びましょう。

その神経を温存するために使用するのがMTAというセメントです。

歯科治療で歯の神経を保存するために使用される特殊なセメントです。MTAセメントは身体親和性があり(体に害がない)があり、歯髄保護や根管治療において優れた効果を発揮します。

本来、人工物を歯の神経と接触させると、その人工物の刺激により神経が傷んでしまい、歯が痛くなり、歯の神経が死んでしまいます。

しかし、このMTAセメントを使うことによって、虫歯を取り切ったところで直接神経が露出した場合に、歯の代わりになってくれることで神経をとらずに保存することができます。。MTAセメントの主な目的は、神経を保護し刺激を抑制することです。これにより、神経が再生する機会を与え、歯の感覚を維持することができます。

MTAセメントの利点は、耐久性と生物学的互換性にあります。長期間にわたって使用できるため、患者の歯の健康を長期間保持することができます。また、MTAセメントは周囲の組織との相互作用が良好であり、副作用のリスクを最小限に抑えることができます。

しかし、MTAセメントにもいくつかのデメリットがあります。例えば、MTAセメントは保険治療では行えないので自費治療になります。また、保険のルール上、中のセメントを自費にすると被せ物まで自費にしなければならないため高価な価格も考慮する必要があります。

しかし、それらのことを考慮しても総じて言えば、MTAセメントは歯の神経を保存するための有用な選択肢です。

興味のある方は、一度スタッフまでお声がけください。

また、当院は、治療前に、いろいろな選択肢の説明を事前にするように心がけていますので、患者さん一人一人が納得して治療が受けられるように心がけております。

お子さんが自分で歯磨きできるための取り組み〜歯磨きワーク〜始めました。

2023.05.31
お子さんが自分で歯磨きできるための取り組み〜歯磨きワーク〜始めました。

おはようございます。

岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんのお子さんは歯磨きをしてくれますか?

「チャッチャッと歯磨きをして、やっているかわからない。」「適当に歯磨きしています。」「磨いているけど、磨けているかどうかわからない。」など

お子様が歯磨きを進んで、しっかりやってくれるとよくないですか?

そこで、今回のテーマは、ハリヨ歯科が今年から取り組んでいる

『歯磨きワーク』についてです。

そもそも、なんで子供が歯磨きをしてくれないのでしょうか?

それにはいくつかの問題があります。

第一に無関心または理解不足: 子供は歯磨きの重要性を理解していない場合や、無関心である場合があります。歯の健康や予防の重要性について十分に認識していないため、歯磨きを怠ってしまうことがあります。

2番目に嫌悪感や不快感: 歯磨きは一部の子供にとって嫌な経験であり、不快感を感じることがあります。歯磨きの刺激や歯磨き粉の味が好みでない場合、子供は歯磨きを避けるかもしれません。

3番目に歯磨きのルーティンの欠如: 歯磨きをするための定期的なルーティンが欠如している場合、子供は歯磨きを忘れたり、後回しにしたりすることがあります。歯磨きは日常の習慣として定着させる必要があります。

最後に姿勢や技術の問題: 正しい歯磨きの姿勢や技術を身につけていない場合、子供は歯磨きの効果を感じづらくなることがあります。適切な指導や練習を通じて、子供に正しい歯磨きの方法を教える必要があります。

子供が歯磨きをしない背後には個々の要素や状況が存在する場合もあります。

そこで、ハリヨ歯科では、歯科医師や歯科衛生士、管理栄養士、保育士で話し合い、子供たちに対して適切な歯磨きの教育や指導を提供することで、歯磨き習慣を獲得してもらうために『歯磨きワーク』という取り組みを始めました。

ハリヨ歯科では、お子様の定期検診の際には必ず、PCR(プラーク・コントロール・レコード)の数値を出しています。

PCRとは、歯に染め出しをすることで、歯磨きで汚れが取れていないところに色が残こり、それを数値化して客観的に汚れがついているか、ついていないかを判断するために行う検査のことです。

その数値を指標にして、歯磨きワークの前後で、歯磨き方法が改善されたかを最終的にはチェックをしていきます。

歯磨きワークの内容としては、

①お口の汚れについてのお勉強!ある方法を使って、バイ菌の存在を目で見て感じてもらっています。

②歯磨きの必要性についてのお勉強

なんで、歯を磨かなければいけないのかを、子供たちに考えてもらって自ら磨いてもらえるように導いています。

③実際の歯磨きの技術ができているかの確認

実際に歯磨きをしてもらい、普段の歯磨きの仕方をチェックします。

④染め出しをしてPCRを評価

磨いた後に磨けているかのチェックのために染め出しをしていきます。

⑤衛生士による歯磨きの仕方の伝授

自己流で磨いていることも多いので、磨く順番から持ち方、姿勢など歯磨きに必要なテクニックをお教えしています。

⑥次回受診日までの目標を決めて終わり

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自宅に帰って、歯磨きワークノートに毎日歯磨きをしたら歯磨きカレンダーに色塗りをしてチェックをする。

1週間に一回は仕上げ磨きをしてもらう。

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歯磨きワークから1ヶ月後に再診し、歯磨き評価。

合格したら歯磨きマスターに認定します。

お子さんが楽しんで、歯の大事さに気づいて、歯磨きをしてもらえるように日々取り組んでいます。

他にも、むし歯の学校ワークと題して、おやつやジュースの上手な選び方なども学べるワークもありますので興味がある方は、スタッフまでお声がけください。