甘いお友達と上手に付き合おう!砂糖と歯医者の視点から考えるコツ

2023.07.27
甘いお友達と上手に付き合おう!砂糖と歯医者の視点から考えるコツ

 

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今日のテーマは

 ”甘いお友達と上手に付き合おう!砂糖と歯医者の視点から考えるコツ”

みんな!元気にしていますか?今日は甘いお友達「砂糖」と上手に付き合うコツについて、歯医者の視点からお話ししましょう。歯医者さんは、私たちの歯の健康を守るために頼りになる存在なんです。だから、一緒に砂糖との上手な付き合い方を見つけて、キレイな歯を保ちましょうね!

砂糖のお友達を知ろう

まずは、砂糖のお友達を知ることから始めましょう。砂糖は、お菓子やジュース、ソフトドリンクなどにたくさん含まれています。でも砂糖って、おいしいだけじゃなくて、歯にとってちょっとやっかいなんですよ。たくさん食べると虫歯の原因になることもあるんですよ。

歯に優しいお友達も見つけよう

歯に優しいお友達と上手に付き合うと、虫歯の心配も少なくなります。例えば、りんごやキウイ、カリフラワーやにんじんなどの果物や

お野菜は、おいしくて栄養もたっぷり!歯をキレイにしてくれる助けをしてくれるんですよ。

砂糖のお友達と遊ぶ時間を決めよう

砂糖のお友達とは遊ぶ時間を決めることが大切です。毎日たくさん食べると歯に良くないので、おやつの時間や特別な日だけにしましょう。それ以外の時間は、歯に優しいお友達と一緒に遊びましょうね。

食後には歯磨きを忘れずに 砂糖のお友達と遊んだ後は、歯磨きを忘れずにしましょう。歯に付いた砂糖をキレイに取り除くことで、虫歯のリスクを減らすことができます。歯磨きの仕方がわからなかったら、歯医者さんに聞いてみると良いですよ。

歯医者さんのお友達に会いに行こう

定期的に歯医者さんに行くことも大切です。歯医者さんは、歯の健康をチェックしてくれるステキなお友達。虫歯の予防や早期発見に役立つんですよ。怖がらずに、勇気を出して行ってみましょう!

みんな、砂糖のお友達とは上手に付き合って、楽しい笑顔をキレイに保ちましょうね。歯医者さんと一緒に、健康な歯で素敵な毎日を過ごしましょう!

砂糖がたくさん含まれるお菓子や飲み物は美味しいけれど、歯にとっては少し厄介な存在です。歯医者さんは、私たちの歯を守ってくれる大切な味方。だから、砂糖と上手に付き合って、素敵な笑顔をキープしましょう!

砂糖のお友達と仲良く遊ぶためには、食べる量やタイミングに気をつけることが大切です。毎日たくさんの砂糖を摂ると、虫歯の原因になることがありますので、おやつの時間や特別な日に楽しむようにしましょう。

また、砂糖のお友達だけではなく、歯に優しいお友達もたくさんいます。お野菜やフルーツは、歯を健康に保つのに役立つ栄養が豊富です。歯磨きだけでなく、バランスの取れた食事を心がけることも大切ですね。

おやつや食事の後は、歯磨きを忘れずに行いましょう。歯に付いた砂糖や食べかすをしっかり取り除くことで、虫歯を予防することができます。

そして、定期的に歯医者さんに行くことも大切です。歯医者さんは歯の専門家であり、歯の健康をしっかりとチェックしてくれます。虫歯ができてしまっても、早く気づけば、小さい状態で治すことも可能です。

ぜひ定期的に歯医者に通いましょう!

小さいお子さんが道路でこけてしまいました。口の中から血が出ています。どうしたら良いですか?

2023.06.15
小さいお子さんが道路でこけてしまいました。口の中から血が出ています。どうしたら良いですか?

おはようございます。岐阜県大垣市今宿の歯医者ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは、お子さんが見える親御さんでは一度は起きたことがある、お子さんが地面でこけた時のことです。

特にやっと自分でよろよろ、歩き出す時期によく起こります。

急に泣き出してびっくり、

お口の中を見たら血も出ていてさらにびっくり!!

口の中が血だらけになっていたら焦りますよね。

今回のテーマは、

お子さんがこけて口の中から出血している時の対応法についてです。

まずは、なんで乳幼児の時期ってあんなに転けやすいかご存知ですが?

乳幼児が転びやすい理由はいくつかありますので一部紹介します。

  1. 発育段階: 乳幼児はまだ筋力や体の制御が未熟なため、バランスを保つことが難しいです。歩行や走行の技術がまだ発達しておらず、体のバランスを崩しやすい傾向があります。
  2. 探索行動: 乳幼児は成長とともに自分の身体や周囲の環境を探索し始めます。好奇心が旺盛で、物事を触ったり登ったりすることで自己発見を行います。このような行動が転倒のリスクを高めることがあります。
  3. 発達段階の進行: 幼児期は身体の各部位の発達が不均衡な時期です。例えば、下半身の筋力が上半身よりも発達していることがあります。このようなバランスの偏りが、転倒の原因となることがあります。
  4. 環境要因: 乳幼児はまだ自分の周囲の環境を正確に評価する能力が不十分です。階段や段差、不安定な地面など、危険な要素がある場所での活動が転倒のリスクを高めます。
  5. 行動の発展: 乳幼児は成長に伴って自立心や運動能力が発展していきます。新しいスキルや行動を試みる過程で、バランスを崩して転ぶことがあります。

これらの要因により、乳幼児は転びやすい傾向があります。

そして、転んだ時に、顔から倒れてしまうことも多々あり、ヒヤッとする場面をよく目にしませんか?

転倒した際に、特に問題になりやすい部位としては

歯への外傷

歯の打撲:歯をぶつけただけで、歯が割れるなどの症状はない。ぶつけたことにより噛むと痛いや、触ると違和感があるなどの症状がある。→特に治療方法はなく、様子見となることが多い。

歯冠破折:転倒時に直接外力が歯に当たり、歯冠の一部が折れてしまうこと。⇨患児から協力が得られれば容易に修復は可能ですが、子供が小さいと治療は難しく、経過観察となることが多いです。

歯根破折:歯冠破折よりもやや深いところ(歯の根っこの部分まで)で破折している。⇨歯が縦に割れているため、保存(残すこと)することが難しい。抜歯となるケースも多い。

歯の陥入:歯をぶつけた衝撃により、歯が歯茎の中に埋まってしまっ ている状態。場合によっては、元の位置にも出さなければならないことがあります。

歯の脱臼:歯をぶつけた衝撃により、歯が抜けた状態。⇨抜けた歯は、そのまま歯科医院に持ってきてください。

そのまま、戻すことができれば、抜かずに済みます。

持ってくる時の注意点としては、乾燥させないこと。乾燥させないためには、薬局などで売っている生理食塩水につけて持ってきてもらうのがいいです。もし近くにない場合は、牛乳につけてきてもらっても大丈夫です。

歯の亜脱臼:歯をぶつけた衝撃により、完全に抜けてないまでも、抜けかかっている状態です。こういう場合は、無理に口の中を触らずに、そのまま、歯科医院にきていただいてOKです。

これらが、歯への衝撃で生じる外傷です。他にも歯を支える歯槽骨が折れたりなどもありますが、詳しくはまた、別の機会にお話ししますね。

次は、お子さんが転倒時にお口の中を切れてしまうパターンです。

こちらで、一番多いのは上唇小帯と言われる、前歯の上にある筋げ切れてしまうパターンです。

ここが切れると、切れたすぐは結構出血が出るので、親御さんはびっくりして、歯医者にすぐ連絡が来ることが多いです。

その、筋は人によっては、歯並びの影響となることもあるため、外科的に切除をすることもある部位なんです。

そのため、その部位が切れても、お子さんの発育の影響になることは少なく、また、時間と共に、止血されてしてまうことが多く、経過観察を行なっていきます。

多くの方は、歯科医院に到着時にはすでに止血されており、お子さんも、何もなかったように元気であることが多いです。

 

このように、小さいお子さんの転倒はよくあることではあるので、もし、もし、お子さんがこけて、お口の中から出血があり心配であれば、歯科医院にご連絡ください。

 

 

歯が痛い時には麻酔が効きにくいって知っていますか?

2023.02.12
歯が痛い時には麻酔が効きにくいって知っていますか?

おはようございます。

岐阜県、大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんは、歯医者は好きですか?

歯医者が苦手な方の中には、『むし歯治療の際の麻酔の痛み』や、『むし歯治療中になかなか麻酔が効きにくく痛い思いをした』ことで、あの痛さを考えるとなかなか歯医者に行くのが遠のいてしまう方も多いのではないでしょうか?

ここで、Point!

麻酔の痛みに関しては、針を細いものを選択したり、表面麻酔を取り入れたり、麻酔を打つテクニックを使うことで、ほとんど痛みを伴うことなく打つことも可能になってきていますので、安心できると思います。

実際に、ハリヨ歯科では、むし歯の大きさによっては3歳くらいから麻酔を使って治療を行いますが、変な先入観(親が、家庭で悪いことをしたら歯医者に連れて行くよや、歯医者で麻酔をしてもらうよなどネガティブな印象を与えてしまっている先入観)がなければ、すんなり麻酔をすることも可能です。

親御さんもびっくりされています。

もう1つの歯医者に来たくない理由の

むし歯治療中になかなか麻酔が効きにくく痛い思いをした。

ことがトラウマになっている方はいませんか?

そもそも、なんであんなにに麻酔をしているのに痛みが消えないの?っと思うこともあるのではないでしょうか?

私は、お酒をよく飲むから麻酔が効きにくい体質なんだと言われる方もおられますが、実際には、体質ではなく他に原因となることが沢山あります。

最も、多いのは歯に炎症が起きている状態でむし歯治療を行うこと。

歯が痛い時に、歯科医院に来ると、歯の周りの組織が炎症を起こしてしまっています。その為、歯が痛い状態が強いほど、歯が痛くなってからの期間が長くなるほど麻酔が効きにくくなるのです。

痛みを伴うような炎症が起きている歯の周りはPHが酸性に傾いています。

この、酸性に傾いてしまっていることにより、物理的に麻酔が効きにくくなってしまいます。なので、痛くなる前の状態で歯科医院に定期受診することが非常に大事になります。

また、麻酔を打つ部位によっても、効きやすい、効きにくいも変わります。

歯の周りの骨の硬さや厚さによっても効きにくくなります。下顎は上顎に比べて厚みが大きく、硬さも硬くなります。その為、麻酔自体が、歯に浸透しにくく麻酔が効きにくくなります。

どうしても麻酔が効かない場合は、歯根膜麻酔と言って、歯と歯茎の間に麻酔をしたり、歯の神経に直接麻酔を打ったり、伝達麻酔と言って、歯の周りよりもより中枢(神経の根本に近く、歯の神経のもっと大元)に麻酔を打つことによって麻酔効果を出す方法もあります。

歯医者、嫌いは、治療が怖くてなかなか歯科医院に来ることができずに、痛くなった時にしょうがなく歯科医院を受診するケースが多いかもしれません。

痛い記憶があると、歯医者が怖くて行きたくない理由もわかります。

その場合、歯の炎症が強く、どうしても麻酔が効きにくくまた、治療時に痛みを伴い、また、行きたくなくなるという悪循環に入ってしまいます。

ストレスなく歯医者に行くためにも、痛くなる前に、定期的にチェックしてもらいに歯医者に通院してみてください。

歯周病ってなに?

2022.07.06
歯周病ってなに?

おはようございます。岐阜県大垣市今宿の歯科医院、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

本日のテーマは

歯周病って何?

皆さんは歯周病を御存知ですか?

細菌ではテレビでも度々特集を受けたりしていますし、なんとなく、聞いたことがある方も多いと思います。

簡単に言うと、歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。

骨が溶けちゃうのってびっくりするかもしれませんが、それが歯周病の一番の特徴です。

では、歯周病になりやすい人の特徴を見ていきましょう。

①お口の中のプラークコントロールが不良な方

プラークコントロールとは、簡単に言うと、歯磨きがしっかりできているかをチェックすることです。

よく歯医者さんで、行われる歯に色を塗るアレのことです。磨き残しがあるところに、染め出されてしまいます。この数値を限りなく0に近づけることを目指します。

しかし、通常の歯ブラシだけでは、0%にすることが難しいと言われています。歯ブラシで除去できるのは60%前後と言われているます。プラス、歯間ブラシやフロス(糸ようじ)の併用が必須になります。

いくら、1ヶ月に一回歯科医院できれいにそうじをしていても、残りの29日のホームケアが不十分であると、歯周病は進行してしまいます。

そのため、ハリヨ歯科では、定期検診や歯周病治療の際には必ず歯ブラシを持参して頂き、歯磨きのチェックを行っています。

②口腔内の菌叢の状態

前回blogで書かせていただいた、口腔内の細菌の状態です。お口の中には500〜800種類くらいの菌が存在しており、数千億から数兆もの数がいわれているといいます。

これらの、菌の数や活動性が問題となるのです。これらを減らす方法として①のブラッシング(プラークコントロール)が非常に重要になってきます。

③喫煙者

タバコを吸っている方は、「またか」と思われるかもしれませんが、歯周病においてもタバコは厳禁。

タバコを吸うことによって、血管が収縮されます。その結果、先程の菌が歯茎に沢山存在し、攻撃をしてきても、それに対応する、血液(白血球)がないため歯周病菌がやりたい放題になり、歯周病が進行してしまいます。

実際に、歯周病が重度に進行している人は、タバコを吸っている郡と吸っていない郡だと、たばこを吸っている人が多い印象です。

タバコを吸っていても、歯周病が進行していない人もいますが、悪化する率は、吸っていない人と比べると高いため、ハリヨ歯科では禁煙を勧めています。

④遺伝

家族性の歯周病も少なからずあります。親が、総入れ歯や、歯周病に悩まされていると聞いた方は、普通の方よりも歯周病になりやすいかもしれません。早め早めに歯科医院でチェックしてもらいましょう。

⑤糖尿病などの基礎疾患がある方。

以前blogでもお話しましたが、糖尿病と歯周病は切っても着れない関係です。糖尿病があると、歯周病がアクティブになりやすいし、歯周病が進行すると糖尿病のコントロールが悪くなることが知られています。

逆に言うと、歯周病のコントロールをしていくことで、糖尿病が安定してくることもありますので、糖尿病の持病がある方は、歯科医院で相談してみるいいでしょう。

 

お口の中の細菌をチェックしてみませんか?

2022.06.27
お口の中の細菌をチェックしてみませんか?

おはようございます。

岐阜県、大垣市の歯科医院、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

「お口の中の細菌をチェックしよう!」

です。

皆さんは自分のお口の中にどのような細菌がいて、どのくらいの数の細菌がいるかご存知ですか?

また、その細菌を歯科医院でなら簡単にチェックすることが出来ることをご存知ですか?

まず、細菌の種類についてですが。おおよそ、人のお口の中には500~800種類の菌がいます。その菌の中には歯周病に関連する菌が5種類、むし歯に関連する菌が2種類、その他にも、カビがいたり、原虫と言われるトリコモナスや歯肉アメーバなど沢山の菌が存在しています。

その総数は、人によって異なりますが1000億から数兆口腔内に生息していると言われています。

びっくりですね!!

ハリヨ歯科でチェックする顕微鏡は位相差顕微鏡といって3600倍の拡大率で菌をチェックすることができます。

しかし、位相差顕微鏡の特性上、下から光を当てて菌を拡大している状態なので、その、菌が何なのかは特定することはできません。

位相差顕微鏡で確認できるのは、菌の量と、活動性(動きの活発度)を見て、口腔内のむし歯や歯周病のリスクを分析します。菌の数が多くて、活動性が高いほうが、口腔内の環境が悪く歯周病や、むし歯のリスクが高いことが容易に想像出来ると思います。

なんの菌が存在しているのかをもっと詳しく知りたい人は、歯周病菌に関しては自由診療にはなりますが、調べることは可能です。

現在、巷でよく聞く”リアルタイムPCR!”

コロナにかかったかチェックするあの検査を、ハリヨ歯科では、以前より使っており、歯周病のリスクの診断に使用しております。興味がある方はぜひ、スタッフにお声がけください。

ハリヨ歯科では、この位相差顕微鏡の検査を初診時、定期検診の移行時、定期検診に移行している方では1年に1回無料でチェックしております。

もちろん、お子さんにも、同様にチェックしております。面白いことに、親御さんのお口の中の細菌の状態と、お子さんのお口の中の細菌の状態はすごく似ております。

お口の中の細菌は、生まれたときには0の状態でスタートします。そこから、周りからの感染を繰り返しながらお口の菌の状態を作っていきます。菌を無菌化することはできませんので、上手に付き合って行く必要があります。

爪楊枝で歯の際の汚れを取ると白くなるあれは、なんだかご存知ですか?食べかすだと思われている方も多いのですが、実は菌の塊なんです。歯磨きをするときはこの白い塊を取ることを意識して歯を磨いて見ましょう。

ハリヨ歯科では、位相差顕微鏡を使うことでお口の状態を視える化することによって、患者さん自身もお口の状態を自分で把握することができます。

位相差顕微鏡にご興味がある方は、いつでもお声がけください。

歯医者が内科に手紙を出す理由

2022.06.24
歯医者が内科に手紙を出す理由

こんにちは、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

本日のテーマは

 歯医者が内科に手紙を出す理由です。

近年、超高齢化社会の突入と叫ばれる中、歯科医院に受診する方の年齢も高齢化しております。

以前までは、80歳、90歳になると歯科医院に通院することができず、通院を断念することが多かったのではないでしょうか?

最近では、訪問診療も一般的になり、何らかの理由で歯科医院に受診できない患者さんも歯科と関わることができるようになっております。

そればかりでなく、いわいる、高齢者と言われる年代の活動性は高く、元気に自分の足で通院できる患者さんも増えています。

それに伴い、内科的な病気を患っている患者さんが多くなっています。

歯科で行う治療は、麻酔を使うなど、いわゆる外科的な治療をすることが多く、。当院では内科的疾患がある患者さんには、診療台で血圧が測れるように、血圧計を含めた生体モニターをすべての

診療台に設置しております。

※詳しくは、次回のブログで説明致します。

今回の、テーマである内科への対診は、そのような基礎疾患を伴う患者さんに対してお手紙を送っています。

お手紙を送る病気としては、糖尿病、骨粗鬆症、不整脈、心血管疾患(脳梗塞や心筋梗塞)などがあります。

糖尿病がある人は、歯周病になりやすく(悪くなりやすく)、歯周病がある人は糖尿のコントロールが悪く(糖尿病が悪化)なりやすくなります。

それは、なぜかというと、歯周病菌であるPG菌による悪さによって炎症が起き、その結果、血糖値を下げる役割をするインスリンの効果を弱めてしまうために、血糖値が下がらず高血糖な状態が続いてしまいます。

お口の中の歯茎の腫れはトータルすると手のひらの大きさほどの面積があるとも言われています。これらの、ことを考慮し。自宅でのセルフケアと歯科医院での歯石取り、定期的なメンテンナスをすることで、糖尿病の薬や、普段の食生活が変わらなくても血糖値が落ち着き、HbA1cが下がってくることが知られています。(※すべての人が歯周病をコントロールすると血糖がさがるわけではありません。)

そのため、ハリヨ歯科では糖尿病の疾患のある全ての患者さんには、内科の主治医に手紙を送り、現在の糖尿病の状態、血液検査の結果、内服薬の種類などを問い合わせや連携を行っています。

当院では、糖尿病患者さんには毎回糖尿病手帳を持ってきていただき、血糖値や、HbA1cの変化、口腔内の変化を記録して経過を見ております。

一見なんにも関係がないようにみえる、歯周病と、糖尿病は、まさにコインの裏と表ときっても切り離せない関係なのです。

ハリヨ歯科では、基礎疾患をお持ちの患者さんも安心して通院できるように努めておりますので、お困りごとがありましたらお問い合わせください!

歯垢は食べかすではなく、細菌の塊って知っていますか?

2019.11.02
歯垢は食べかすではなく、細菌の塊って知っていますか?

こんにちは。大垣市今宿の歯医者さん、お子さんと一緒に入れるファミリールーム完備、保育士常駐の託児サービスをおこなっているハリヨ歯科の院長の長縄です。

今日は、プラークという言葉に注目してみたいと思います!

プラークって聞いたことはありますか。なんとなく聞いたことがある人もいるかと思います。

歯の表面や、歯と歯茎の境目、被せ物の周りについている、白いヌメッとしているあれです。実際、それはなんですかと聞かれても、「食べかす?、歯の汚れ?」とうまく答えられない人も多くいらっしゃると思います。

では、プラークとはなんなのか。それはズバリ、細菌の塊なんです!!

ハリヨ歯科では、初診時やメインテナンス時には、口腔内の細菌(プラーク)を採取し、顕微鏡で患者さんと一緒に確認しています。ハリヨ歯科に一度は受診した事がある患者さんは、あの気持ち悪い動いているやつねと、記憶にあるかと思います。

そこで皆さんに質問で!!

細菌の塊の、プラーク1mgあたりに細菌が何個存在しているでしょうか?

 

 

 

答えは、

 

 

 

なんと、10億個!!

爪楊枝の先に目に見える程度取ってくるとそこには数百億個細菌がくっついていることになります!!

考えただけでもゾッとしますよね。

この細菌の塊がむし歯や歯周病を悪化させます!

なので、この、細菌の塊であるプラークを除去する事が非常に大事になります。

そこで、重要になるのが、日本人が大好きな歯磨きです!日本人は他の国々の方と比較すると、非常に歯磨きが好きな人種です。多くの方は1日のうちに2〜3回歯を磨かれているのではないでしょうか?

しかし、歯磨きをする=プラークを除去できているではないのが重要なpointです。

歯磨きをするときにどこを意識して磨いていますか?

ただなんとなく、歯磨き粉をつけて、お口の中がスッキリしたら終わりにしていませんか?

多くの方は、歯磨き粉を使われていると思います。しかし、この歯磨き粉にも一つの落とし穴があります。

市販の歯磨き粉はスッキリしやすいように、泡立ちがよく、爽快感を得やすいように作られています。そのため、少し歯を磨いただけで、お口の中がスッキリして磨けたような錯覚に陥ります。

なので、歯磨き粉は泡立ず、爽快感がないものを選択していただくと良いと思います。

歯磨きができているかできていないかの判断は、舌を使って、歯の表面をさわればある程度わかってきます。

ツルっとしていれば、磨けている証拠。ぬるっとしていたり、ザラザラしている場合は、プラークが付着生している可能性があります。

歯磨きの仕方や、歯ブラシの種類、歯磨き粉の種類など自分に合ったものを選択することで、効率的に歯磨きを行うことができます。

気になる方は、一度、当院で相談してみてください!

お待ちしています。

 

 

いつも患者さんのそばに

2018.12.17
いつも患者さんのそばに

おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の受付の種田です。

土曜日は診療が終わり、急いで東京へ!

 

 

 

 

 

 

日曜日のセミナーのために前泊させていただきました。
東京駅のすぐそばのシャングリ・ラホテルへ…
入ったすぐに伝わってくる高級感
スタッフのテンションは上がりまくり!笑
ほんとうに素敵なホテルで
「寝るのがもったいない!!」と言っているスタッフも。笑
朝はおしゃれなブュッフェから始まり
ほんとうに夢のような時間でした♡♡

今回のセミナーは、歯科地域一番実践会のスペシャルセミナーとのことで、
元なでしこジャパンの澤穂希選手との対談や、心理カウンセラーの心屋仁之助さんの公演を聞かせていただき、
チームにとって大切なことや
働く上での気持ちの持ち方などを考えることができる、すごく充実した時間でした。
セミナーの主催者の岩渕龍生氏からは、この先の女性としての働き方について聞かせていただき、この先のことをじっくり考えることができる時間でした。

そして、セミナーが終わってからは、地域一番実践会の表彰式に参加させていただきました。

以前にブログにも掲載しましたが私、種田が今年の2月から参加させていただいていた、患者さんとのカウンセリング学ぶセミナーであるTC(トリートメントコーディネーター)育成塾の表彰者にノミネートしていただき、表彰式を迎えました。
まさか、自分の名前が呼ばれるなんて思っていませんでしたが!!
まさかまさかのTC育成塾賞に選んでいただきました。

ほんとうにほんとうにびっくりで!
今でも実感が湧きません。
ほんとうにありがとうございます。

ハリヨ歯科で働き、約2年。
大好きなハリヨ歯科のためになにかしたい
通ってくださる患者さんのためになにかしたい
いろいろな想いを抱えながら
TC育成塾に参加させていただきました。
半年間、たくさんの宿題があり、毎日居残りし、ほんとうにつらい時期もありましたが
一緒になって協力してくださった院長先生。
支えて、応援してくれたスタッフのみんな。
ハリヨ歯科みんなのおかげでいただけた優秀賞だと思います。ほんとうに感謝しています!!

この賞をいただけたことを誇りに思い、今後もなお一層、ハリヨ歯科のために自分自身できることを探し、もっともっと成長できるようにしていきます。

 

素敵なホテルに泊まらせていただき
院長先生、副院長先生
ほんとうにありがとうございました!
また明日からも、患者さんの笑顔がたくさん見られるように、スタッフ全員で頑張っていきます。
地域で1番の歯医者さんになれるよう、努力していきますので、今後もハリヨ歯科をよろしくお願いいたします♡

 

お子さんの歯磨きについて

2018.03.04

歯の豆知識 歯磨き編

ハリヨ歯科では、歯の豆知識を少しでも患者さんに知ってもらって普段の生活に取り入れていただけるように定期的に更新していきます。

今日はお子さんの仕上げみがきについてお話ししたいと思います。お子さんが産まれてから、どのタイミングで歯を磨き始めれば良いか疑問に思われている親御さんも多いと思います。ハリヨ歯科では、お子さんの歯磨きのタイミングは、歯が生える前の生後4ヶ月頃からとお話ししています。歯磨きなのに『歯が生える前から歯磨きが必要なの?』と疑問に思われることもあると思います。歯が生える前の歯固めとして、お口の中に物が入ることをに慣れるようにするのが目的です。

そして、生後6ヶ月頃に下の前歯が生え始めます。その時に歯ブラシによる歯磨きをスタートしましょう!子供が嫌がるようなら、ガーゼで歯磨きしてもらってもOKです。母乳や粉ミルクだけであればむし歯の危険は少ないので、一生懸命に汚れを取ることを目的にするのではなく、歯磨きは楽しいもの、歯磨きは気持ちの良いものと思ってもらえることを目的に行いましょう!必死な表情でお父さんお母さんが抑えながら歯を磨いていると、お子さんは歯磨きの時間が嫌になってしまいます。そうならないように、笑顔で、歌を歌いながら歯を磨く楽しい時間になるように心がけましょう!そうは言っても、お子さんをむし歯にしたくない親御さんの気持ちも十分にわかります。そこで、大事になってくるのが、どんな歯ブラシを選ぶかです。小さいお子さんが歯磨きに慣れるまでは、長時間の歯磨きは集中力が持たないためにできるだけ短時間で効率良く歯を磨きたいものです。そのため、お子さんにあった歯ブラシを選択する必要が有ります。pointは歯ブラシのヘッド(ブラシの部分)は歯の1.5歯分以下であること、毛先は短めが良いです。仕上げ磨き用はお子さんのお口の中が磨きながらしっかり見える必要があるために持ち手から毛先までが長めの方が良いです。当院でも、歯ブラシの処方をしていますので、ご希望があればスタッフまでお声掛けください。あとは、歯磨きの姿勢や、歯磨きの仕方など、知っていれば、今行っている歯磨きよりもより効率に、短時間で磨くことも可能となります。是非、ハリヨ歯科に受診して歯磨き指導を受けてみてください!

お子さんにとっても、親御さんにとっても楽しい歯磨きの時間に変えられるかもしれません。

大垣市、今宿 むし歯予防、歯周病予防に力をいれている歯医者さん、ハリヨ歯科

歯ブラシはどうやって選ぶ?

2018.03.04
歯ブラシはどうやって選ぶ?

歯の豆知識についてお話しします。

今日はみなさんに歯ブラシについて説明したいと思います。日本人は歯磨きが好きな人種とよく言われます。そのために、一日2〜3回磨く人が7割いるとの報告があるほどです。しかしながら、残念なことに、歯磨きをしていても歯周病が進行していたり、むし歯にすぐなってしまう方もいるのではないでしょうか。そもそも、むし歯や歯周病になってしまう原因はいくつかありますが、今日は毎日のケアに使用する歯ブラシについてご説明していこうと思います。

みなさんは、歯ブラシはどこで購入されていますか?実際、ハリヨ歯科に初診で来られている患者さんに聞いたところ9割は薬局で買われています。

上の写真は、ハリヨ歯科の近くの薬局で撮影した歯ブラシの陳列棚です。う〜ん。すごい数の歯ブラシが並んでいますね。100種類くらいはあるでしょうか?みなさんは、ここから、どうやって歯ブラシを選びますか?値段ですか?硬さですか?毛の数?薬局の人に聞く方もいらっしゃると思います。

でも、待ってください。自分のお口の中の状況がわからないのに店員さんにどんな歯ブラシを選んでもらうのでしょう?正直、歯科医師の私が購入したとしても、自分にあった歯ブラシかどうかは判断できないと思います。なぜなら、歯ブラシはパッケージに入っており実際に手で触ることができないからです。歯科医師でさえ自分にあった歯ブラシがわからないのに、患者さんが自分にあった歯ブラシを探し当てるのは宝くじを当てるのと同じくらい難しいのではないでしょうか?

ハリヨ歯科にも歯科医院でしか購入できない歯ブラシが置いてあります。実際、院長を含めたスタッフ全員がその歯ブラシを使用しています。院長の私は、ここ10年ほどはずっとその歯ブラシを愛用しています。他の歯ブラシでは、汚れが落ち切らず、歯を磨いた後も口の中がすっきりしないからです。

ハリヨ歯科では、患者さんに自宅で使用している歯ブラシを持参していただき、それを使用して歯磨き指導を行っています。その際に、薬局で買った歯ブラシを使用して汚れの除去を行うのですが、毛先にコシがなかったり、形状の問題などから全然汚れが落ちないことも多々有ります。しかし、その歯ブラシを、交換しただけで、汚れが落ちるスピードが全然違うのです。

汚れの除去の効率が全然違うからです。当院で処方している歯ブラシは、男性、女性、高齢者、歯周病治療、歯周病予防、むし歯予防なのかによって10種類の歯ブラシが用意されています。それぞれのお口の中の状況によって、お口にあった歯ブラシを処方させていただいております。きになる方は、是非、相談してみてください!

最後に歯ブラシを選ぶポイントは、ヘッドの大きさ、毛先の構造、毛の硬さです。患者さん一人一人あう歯ブラシは違います。同じ方で初診時と1週間後でも歯ブラシの種類を変える必要があることもあります。歯ブラシから、お口の意識を変えていきましょう!