お子さんが自分で歯磨きできるための取り組み〜歯磨きワーク〜始めました。

2023.05.31
お子さんが自分で歯磨きできるための取り組み〜歯磨きワーク〜始めました。

おはようございます。

岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんのお子さんは歯磨きをしてくれますか?

「チャッチャッと歯磨きをして、やっているかわからない。」「適当に歯磨きしています。」「磨いているけど、磨けているかどうかわからない。」など

お子様が歯磨きを進んで、しっかりやってくれるとよくないですか?

そこで、今回のテーマは、ハリヨ歯科が今年から取り組んでいる

『歯磨きワーク』についてです。

そもそも、なんで子供が歯磨きをしてくれないのでしょうか?

それにはいくつかの問題があります。

第一に無関心または理解不足: 子供は歯磨きの重要性を理解していない場合や、無関心である場合があります。歯の健康や予防の重要性について十分に認識していないため、歯磨きを怠ってしまうことがあります。

2番目に嫌悪感や不快感: 歯磨きは一部の子供にとって嫌な経験であり、不快感を感じることがあります。歯磨きの刺激や歯磨き粉の味が好みでない場合、子供は歯磨きを避けるかもしれません。

3番目に歯磨きのルーティンの欠如: 歯磨きをするための定期的なルーティンが欠如している場合、子供は歯磨きを忘れたり、後回しにしたりすることがあります。歯磨きは日常の習慣として定着させる必要があります。

最後に姿勢や技術の問題: 正しい歯磨きの姿勢や技術を身につけていない場合、子供は歯磨きの効果を感じづらくなることがあります。適切な指導や練習を通じて、子供に正しい歯磨きの方法を教える必要があります。

子供が歯磨きをしない背後には個々の要素や状況が存在する場合もあります。

そこで、ハリヨ歯科では、歯科医師や歯科衛生士、管理栄養士、保育士で話し合い、子供たちに対して適切な歯磨きの教育や指導を提供することで、歯磨き習慣を獲得してもらうために『歯磨きワーク』という取り組みを始めました。

ハリヨ歯科では、お子様の定期検診の際には必ず、PCR(プラーク・コントロール・レコード)の数値を出しています。

PCRとは、歯に染め出しをすることで、歯磨きで汚れが取れていないところに色が残こり、それを数値化して客観的に汚れがついているか、ついていないかを判断するために行う検査のことです。

その数値を指標にして、歯磨きワークの前後で、歯磨き方法が改善されたかを最終的にはチェックをしていきます。

歯磨きワークの内容としては、

①お口の汚れについてのお勉強!ある方法を使って、バイ菌の存在を目で見て感じてもらっています。

②歯磨きの必要性についてのお勉強

なんで、歯を磨かなければいけないのかを、子供たちに考えてもらって自ら磨いてもらえるように導いています。

③実際の歯磨きの技術ができているかの確認

実際に歯磨きをしてもらい、普段の歯磨きの仕方をチェックします。

④染め出しをしてPCRを評価

磨いた後に磨けているかのチェックのために染め出しをしていきます。

⑤衛生士による歯磨きの仕方の伝授

自己流で磨いていることも多いので、磨く順番から持ち方、姿勢など歯磨きに必要なテクニックをお教えしています。

⑥次回受診日までの目標を決めて終わり

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自宅に帰って、歯磨きワークノートに毎日歯磨きをしたら歯磨きカレンダーに色塗りをしてチェックをする。

1週間に一回は仕上げ磨きをしてもらう。

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歯磨きワークから1ヶ月後に再診し、歯磨き評価。

合格したら歯磨きマスターに認定します。

お子さんが楽しんで、歯の大事さに気づいて、歯磨きをしてもらえるように日々取り組んでいます。

他にも、むし歯の学校ワークと題して、おやつやジュースの上手な選び方なども学べるワークもありますので興味がある方は、スタッフまでお声がけください。

歯が痛い時には麻酔が効きにくいって知っていますか?

2023.02.12
歯が痛い時には麻酔が効きにくいって知っていますか?

おはようございます。

岐阜県、大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんは、歯医者は好きですか?

歯医者が苦手な方の中には、『むし歯治療の際の麻酔の痛み』や、『むし歯治療中になかなか麻酔が効きにくく痛い思いをした』ことで、あの痛さを考えるとなかなか歯医者に行くのが遠のいてしまう方も多いのではないでしょうか?

ここで、Point!

麻酔の痛みに関しては、針を細いものを選択したり、表面麻酔を取り入れたり、麻酔を打つテクニックを使うことで、ほとんど痛みを伴うことなく打つことも可能になってきていますので、安心できると思います。

実際に、ハリヨ歯科では、むし歯の大きさによっては3歳くらいから麻酔を使って治療を行いますが、変な先入観(親が、家庭で悪いことをしたら歯医者に連れて行くよや、歯医者で麻酔をしてもらうよなどネガティブな印象を与えてしまっている先入観)がなければ、すんなり麻酔をすることも可能です。

親御さんもびっくりされています。

もう1つの歯医者に来たくない理由の

むし歯治療中になかなか麻酔が効きにくく痛い思いをした。

ことがトラウマになっている方はいませんか?

そもそも、なんであんなにに麻酔をしているのに痛みが消えないの?っと思うこともあるのではないでしょうか?

私は、お酒をよく飲むから麻酔が効きにくい体質なんだと言われる方もおられますが、実際には、体質ではなく他に原因となることが沢山あります。

最も、多いのは歯に炎症が起きている状態でむし歯治療を行うこと。

歯が痛い時に、歯科医院に来ると、歯の周りの組織が炎症を起こしてしまっています。その為、歯が痛い状態が強いほど、歯が痛くなってからの期間が長くなるほど麻酔が効きにくくなるのです。

痛みを伴うような炎症が起きている歯の周りはPHが酸性に傾いています。

この、酸性に傾いてしまっていることにより、物理的に麻酔が効きにくくなってしまいます。なので、痛くなる前の状態で歯科医院に定期受診することが非常に大事になります。

また、麻酔を打つ部位によっても、効きやすい、効きにくいも変わります。

歯の周りの骨の硬さや厚さによっても効きにくくなります。下顎は上顎に比べて厚みが大きく、硬さも硬くなります。その為、麻酔自体が、歯に浸透しにくく麻酔が効きにくくなります。

どうしても麻酔が効かない場合は、歯根膜麻酔と言って、歯と歯茎の間に麻酔をしたり、歯の神経に直接麻酔を打ったり、伝達麻酔と言って、歯の周りよりもより中枢(神経の根本に近く、歯の神経のもっと大元)に麻酔を打つことによって麻酔効果を出す方法もあります。

歯医者、嫌いは、治療が怖くてなかなか歯科医院に来ることができずに、痛くなった時にしょうがなく歯科医院を受診するケースが多いかもしれません。

痛い記憶があると、歯医者が怖くて行きたくない理由もわかります。

その場合、歯の炎症が強く、どうしても麻酔が効きにくくまた、治療時に痛みを伴い、また、行きたくなくなるという悪循環に入ってしまいます。

ストレスなく歯医者に行くためにも、痛くなる前に、定期的にチェックしてもらいに歯医者に通院してみてください。

患者さん向け院内セミナーのご案内

2022.07.25

おはようございます。

岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは院内セミナーについてお話します。

ハリヨ歯科では、5種類のセミナーを開催しています。

①マタニティーセミナー(妊娠期の患者さん及び、旦那さんを対象)

②離乳食講座(離乳食前期、中期、後期にわけて管理栄養士による個別講座を行っています。)

③母親教室(1〜5歳までのお子様と親御さん、療育者対象)

④歯並び相談会(⑥歳前後、歯並びが気になるお子さんが視える親御さん対象)

⑤ZUTTO スマイルセミナー(ずっと健康でいたい方対象)

と無料で少人数定期開催を行っています。

blogをご覧の方で興味がある講座はありますか?

もしご興味が有りましたら、ハリヨ歯科にお問い合わせください。

今回は、ZUTTO(ズット)スマイルセミナーについてお話していきますね。ズットスマイルセミナーとは、ハリヨ歯科が開業時から構想していた、ハリヨに関わる全ての方がズット健康で、豊かな生活を送ってもらうための、試みとして開催しています。

近年では、お口の環境を良くすることが全身の健康にも大きく影響することがわかってきました。歯科医院を受診することは、虫歯を治すため、歯が痛くなったためなどの、その場での対応のみではなく、もっと先をみて、通院して頂いといと考えています。

未来に自分がどうあるべきか、どうありたいかを想像して見てください。

おそらくは多くの方は、健康で生活ができ、可能な限り人の手を借りないまま(介護を必要としない)、一生を過ごしたいと思っているはずです。

そのヒントとなるお話をしているのが、このズットスマイルセミナーになります。

講師は私(院長)の父である、吉幸Drが担当します。

吉幸Drは、定年退職するまで口腔外科の専門医、指導医として大垣市民病院の口腔外科に部長として勤務していました。口腔外科では、口腔癌の手術や外傷(骨折)、口腔周囲の腫瘍の手術、親知らず、有病者(基礎疾患のある患者さん)の歯科治療など多岐に渡り診療をするとともに、総合病院ならではの他科の医師とともに情報を共有しながら治療にあたってきました。

その、吉幸Drは、市民病院を定年退職後からは当院の、訪問診療部門で週に1回、訪問診療に従事していただくとともに、1ヶ月に1回、ズットスマイルセミナーの講師をしております。

 お口は健康のもと

 お口の不健康は万病のもと

を大きなテーマに第一講座として

”認知症について”

認知症と歯周病との関連を知っていますか?

特にアルツハイマー型認知症と歯周病菌との関連が最近取りだたされていますので、そのへんを中心にお話させて頂いております。

現在までにずっとスマイルセミナーの参加者は延べ80名ほど参加されており、参加者からは受講してよかったというお声をお聞きしております。

興味がお有りでしたら、当院に通院中の方でも、まだ通院していない方でも、構いませんので、ご気軽に問い合わせいただければと思います。

 

 

 

岐阜県大垣市で歯科衛生士求人はハリヨ歯科をチェック

2022.07.21
岐阜県大垣市で歯科衛生士求人はハリヨ歯科をチェック

こんばんは、岐阜県大垣市今宿で開院しているハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

歯科衛生士の求人

についてです。

学生さんはもうすぐ夏休みですよね。丁度現役の歯科衛生士学生さんの求人活動を開始する時期になります。

当院でも、来年度2023年4月採用の歯科衛生士の採用を2名募集しております。

今回は、その求人のために動画を作成しましたので、こちらに載させていただきますので、興味がある方は、是非、御覧ください。

歯科衛生士の方々は何も基準に就職先を決めますか?

当院の取り組みも含めて、ご紹介させて頂きます。

当院の特徴としては、まずは、企業としてホワイト企業を目指しています。

福利厚生

 厚生年金加入

 インフルエンザワクチン接種

 年一回健康診断

 年間休日120日

 有給消化率100%

勤務形態

退勤時間が早く,プライベートも充実

 2022年度

  月曜日、水曜日 最終受付17時30分

 2023年4月より

  平日は17時30分最終受付

新人教育

新人カリキュラム有り

マニュアル完備

外部講師による定期的な院内セミナー開催(もちろん診療時間内に行います。)

外部セミナーの年間コースの受講(もちろん交通費、宿泊費、セミナー費全額補助)

休診日にセミナー受講した場合は、もちろん代休有り。

院内指定セミナーなどは、業務の一環として、勉強するとき、勤務する時、休む時、しっかりフォローしていきます。

専任の教育担当が1年間サポート

1人1台練習用マネキン完備

衛生士業務

ハリヨ歯科では、患者担当制でしっかり患者さんを向き合うことができます。

予防管理型歯科医院のために、衛生士は衛生士業務(歯周病治療や定期メンテンナス、小児予防、口腔育成)に専任出来る。

衛生士の歯周病管理よりも治療に興味がある方は、Dr介助メインでの勤務も可能

自分にあった、勤務形態を選択できます。

スタッフ間の仲が良い、イベント開催

ハリヨ歯科では院内で定期的なイベントを行っています。

納涼会:夏にスタッフや、業者さんと一緒にBBQを開催。

キックオフミーティング:年末には次年度の目標や、年間計画をスタッフ全員で話し合い、医院の方向性を決めていきます。

その後、スタッフ全員で食事会を行い親睦を深めています。

ハロウィンイベント

キッザニア

 

ハリヨ歯科に少しでも興味を持たれた方は是非、一度見学におこしください。

 

歯医者に血圧計?

2022.06.25
歯医者に血圧計?

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

「歯医者に血圧計?」がなんであるの?

ハリヨ歯科の診察室には計🔟台の血圧計があります。

診察台は7台なので、診療台よりも血圧計の方が多いんです。

今までは、治療室側(当院はDr治療部分と、衛生士の予防棟部分で診療台が別れて配置されております。)の3台に固定で血圧生体モニターを設置しており、予防棟では、簡易の血圧計を、必要な患者様に都度持って来るようにしていました。

そもそも、歯医者に血圧計ってあまり馴染みの無いことかもしれません。

「歯医者の治療の際に血圧計が必要なの?」と思われる方も多いと思います。

一般的に歯科医院で行われる処置は外科的な処置(広域には手術と呼ばれる分類に入る処置)が非常に多いです。

もちろん麻酔を使う処置もあります。

また、高齢化社会になっている現代は、何らかの疾患を患っている患者さんが来院することが多くなってきました。

実際に血圧を測定しながら治療を行う患者さんをピックアップしていきます。

①基礎疾患を持っている患者さん

高血圧、糖尿病、リウマチ、心筋梗塞後、脳梗塞後、不整脈、骨粗鬆症、甲状腺機能疾患など

基礎疾患がある患者さんが歯科医院で治療を行うと、血圧が一時的に高くなってしまうこともあります。血圧や脈拍、酸素飽和度をチェックしながら安全に治療が行えるように取り組んでいます。

②抜歯などの外科処置を行う患者

抜歯などの外科処置などを行う患者さんには、皆さんに血圧測定を行いながら施術を行っております。

抜歯などの処置をする際は、緊張をすることが多く血圧が一時的に上昇することや、迷走神経反射と言って、一時的に脈拍が低下し、血圧も下がってしまうこともあります。

実際に、親知らずの抜歯の際に、特に若い男性では、術中に気分不快を認め、迷走神経反射を生じることっもありますので、血圧を測定しながら処置を行うことにしております。

③歯科恐怖症の患者さん

他にも、歯科医院が苦手で、歯医者に来ると、気分が悪くなる人や緊張が強くなる人なども見えます。そのような方にも血圧計を測定しながら治療を行っています。

 

どうでしょうか?

歯科医院で血圧計を設置する意味をご理解いただけたでしょうか?

患者さんが安全に治療を受けてもらえるために最善を努めております。お病気があり、お体に不安のある方も安心して治療が受けれますので、なにかお困り事がありましたら、いつでもお声がけください。

 

 

骨粗鬆症の薬で顎の骨が腐るってほんと?

2022.02.11
骨粗鬆症の薬で顎の骨が腐るってほんと?

こんにちは、岐阜県大垣市で開業しているハリヨ歯科の院長の長縄です。

本日は骨粗鬆症とお口の関係についてお話します。

現在骨粗鬆症の患者数は1200万人程度と言われています。

10人に1人は骨粗鬆症と言えます。それくらい、多くの方が患っている病気になります。

そもそも、骨粗鬆症とは何なのかご存知ですか?

日本整形外科学会の説明では、かんたんに言うと

”骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気”と説明されています。

骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状はなく、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。

骨折が起こると、その部分が痛くなり動けなくなり、場合によりは寝たきりに。また、背中や腰が痛くなった後に、丸くなったり身長が縮んだりします。

現在の日本は超高齢化社会と言われていますので、これから、もっともっと骨粗鬆症の患者さんが増えてくることが予想されます。

その際に注意が必要になるのが、口の中の衛生状態なのです。

えっ!?

どういうこと、っと思いますよね。では、なぜ骨粗鬆症と歯医者が関係あるかを説明していきたいと思います。

骨粗鬆症自体にお口のかなと問題になることはありません。

問題が出てくるのは、骨粗鬆症のお薬を飲んでいる方です。

お薬と言ってもいろいろな種類のお薬がありますので、問題となるお薬と、問題ないお薬があります。

まず、問題ないお薬としてはカルシウム製剤、ビタミン製剤などです。

問題となるものは骨吸収抑制薬(ビスフォスフォネート剤、ランクル製剤)と言われているお薬です。

これらのお薬を長期的に内服もしくは点滴している方に注意が必要です。

簡単に説明すると、骨を強くする骨吸収抑制薬は、骨粗鬆症の治療に最も多く使われる薬です。しかし、重大な副作用なとして、顎の骨が腐ってしまうことがあります。

なぜ腐ってしまうのかというと、

本来骨は、破骨細胞と言われる細胞で、骨を壊します。続いて骨芽細胞が骨を作ることで常に新しく再生、代謝を行っています。

骨吸収抑制薬はこの破骨細胞を止めることで、新しく骨が作られなくなり、骨がカチカチになることで骨密度を上げていきます。

骨粗鬆症に対しては非常に良い薬です。しかし、その反面ある問題が出てきます。

この薬の85%は硬い骨(緻密骨)に集まると言われています。顎の骨の殆どはこの緻密骨でできているために、顎の骨に高濃度に骨吸収抑制薬が蓄積されます。

高密度になった、骨は新しい骨ができにくく、さらに新しい血管ができることも抑制、骨の血流が下がり、骨にできた傷も治りにくくなります。

ここの抜歯や歯周病が進行した歯が存在すると、そこから感染を起こします。しかし、新しく骨ができたりしにくいため、感染が治らず進行し、場合によっては顎の骨が腐って溶けてしまうのです。

すべての方がそのような経過をたどるわけではありませんが、一定数の割合で顎骨壊死が起こることがわかっています。

それらの薬を飲む際には先に、歯科医院でチェックしてもらうことが重要となります。また、歯周病が進行しないように、日頃から歯科医院に定期健診を続けていれば、そんなに問題になることもありません。

お薬を飲む際には是非、お声がけ下さい!

 

歯がしみる!これって虫歯?

2022.02.03
歯がしみる!これって虫歯?

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

歯がしみる!これって虫歯?

についてお話していきます。

今年の冬は例年に増して、年末年始から雪が多く寒い日が続きますね!

そんなん時に、家で飲む水道の水もいつも以上に冷えていて、水を飲むときや、歯磨きをしたあとにうがいをするときにヒヤッと冷たさを感じたことはありませんか?

あれ?しみるぞっと。そこで頭をよぎるのが虫歯かもっと、思われる方も多いのではないのでしょうか。

歯がしみる原因には何があると思いますか?

大きく分けて2種類があります。

1つ目に

想像しやすいのはむし歯によるものですよね。

あ、なんか凍みる。むし歯かもしれないと思い歯医者の予約を取ろうかなと思うのではないでしょうか?

むし歯ができるポイントは大きく分けて2種類

歯の上の溝からむし歯になるパターン

これは、生えたての歯など若い年齢で出来やすいパターンです。むし歯の入り口が小さくて中で広がっていることが多く、なかなか気づかないことがあります。小中学生の奥歯が最も危険にさらされやすいので、要注意。甘いものや冷たいものが凍みることがあります。

歯と歯の間からむし歯になるパターン

食生活、特に飲み物や間食の摂取によってなりやすいむし歯。

ジュースや、カフェオレ、コーヒー(ブラックではないコーヒー)などを好んで飲んでいると特になりやすいので注意して下さい。見た目では分かりにくくても、レントゲンや歯科医師の診察で見つかるむし歯も多くあります。

気になる方は、ぜひ一度歯科医院で相談してみてください。

2つ目は知覚過敏

まずは、知覚過敏についてお話します。

知覚過敏が出る原因として多いのは、歯の根元の部分が削れてしまって、神経との距離が近くなってしまった状態です。

削れる原因については、歯ブラシ圧が強すぎて、削れていると昔は言われていましたが、現在はそれ以外に食いしばりや、歯ぎしりが原因で歯が削れると言われています。

私は、夜に歯ぎしりがあると言われたことがない人も要注意。ギシギシ言わなくてもぐーっと食いしばりをしているかもしれません。

あとは、日中気付いた時に、ぐっと噛み込んでいることはないですか?

特にパソコンを使う事務系の職種の方は集中した時に、いつの間にか噛んでしまっていることがあるので要注意です。一度意識して噛んでいない確認してみてください。

このように、削れてしまったことによる知覚過敏は、その削れた部分をCRという、プラスチックのような素材を詰めて上げることにより、しみる症状が改善することが多いので、気になる方は一度歯科医院に受診してみてください。

 

妊婦さんは歯医者に行っても大丈夫?その①

2021.11.26
妊婦さんは歯医者に行っても大丈夫?その①

こんにちは、岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

”妊婦さんは歯医者にいっても大丈夫?

についてお話していきます。

妊婦さんになってみんなが少し悩む歯医者の受診について説明していきます。

よく妊婦さんからは麻酔のこと、レントゲンのこと、飲み薬のこと質問されることが多くあります。そこで今回は、この3点について説明していきますね。

まずは、麻酔についてです。なんとなく、妊娠中になると歯医者にいって麻酔をしても良いのか心配になりますよね。

歯科医院で使用する麻酔は、リドカインと言われているのもです。

リドカイン自体は、無痛分娩や帝王切開でも使われるもので、妊娠全週で問題なく使用できます。通常量をつかっても問題ありませんので妊娠中でも安心して麻酔は受けていただけます。

次に、歯科用レントゲンはどうでしょうか?

そもそも、歯医者で最初に受診した時に、痛みなどの症状もないのになんでレントゲンを撮るのだろうと思ったことはありませんか?

歯医者が診る病気はズキズキするようになったむし歯だけではありません。

歯周病をご存知ですか?私は歯周病ではないから大丈夫と思っている方でも、実は歯周病かもしれません。そもそも、成人の8割は歯周病になっていると言われており初期の歯周病は痛みを伴いにくく、気づいたら歯を支えている骨が溶けていいることがあります。これらは、レントゲンを通してではないと今の骨の状態はわかりません。

また、神経のない歯がむし歯なってしまっても、痛みを感じないために気づいたら大きな虫歯になっていることもあります。そのため、歯科医院では、痛みなどの症状がなくても1年に一回ほどレントゲンを撮影し、外からは見えない骨の状態や、歯の状態をチェックするために撮影を行っています。

話を戻して、歯科のレントゲンについてお話します。

よく、レントゲンを撮る際に患者さんから言われるのは、放射線の被曝についてです。

福島の原発事故が合ったから、より被爆について気にされている方が多くなったような気がします。

まずは、胎児への影響が考えられる被曝量はいくつか。

50mSv未満は胎児への影響と被曝量との関係は認められていません。

では、被爆に関連される放射線量は一体どれくらいなのでしょうか?

まず、一般的に生活されていても放射線を被爆することはご存知ですか?宇宙や空気、大地、食べ物から受ける放射線量です。

1年でおおよそ約2.1mSv。

東京ーニューヨークを飛行機で一往復 0.2mSv

集団検診で行われる、胸のレントゲン写真:約0.5mSv

病院で受けるCT検査 5〜30mSv

では、歯医者で行う顎全体のレントゲン検査の被曝量はいくらでしょうか。

実は、胸のレントゲンの1/50の0.01mSv

→日本に生活している人が一年間に浴びる放射線量の1/210

さらに、歯をピンポイントで取る小さなレントゲンは0.008mSvと極々、微量です。

→日本に生活している人が一年間に浴びる放射線量の1/262

さらに、鉛のエプロンを着て撮影するために、ほとんど歯科医院で撮影するレントゲンは母子共に影響となることはほとんどありません。

レントゲンの撮影に関しては、主治医の歯科医師と相談のうえ受けられたらよいかと思います。

幼児の自分歯磨きに潜む危険

2021.11.23
幼児の自分歯磨きに潜む危険

こんにちは、岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

幼児の自分磨きに潜む危険に付いてです。

皆さんのお子さんはいつから自分で歯を磨くようにしていますか?

その際に注意していることはありますか?

小さいお子さんの歯磨きををする際に、成長と共に、徐々に自分で歯ブラシを使って歯を磨きたがることが増えていきます。

歯磨きをならすために、1歳頃からでも見様見真似で自分で歯ブラシを持ちたがることも増えてきますよね。

そこでの注意点が、歯ブラシによる事故です。

以下の図は消費者庁のHPより引用させて頂きました。

実は、歯ブラシによる事故の一番多い時期は1歳の時期です。

表から見てもわかるように1〜3歳が特に多いことがわかります。

さらに、その多くは、歯ブラシをくわえたまま歩き転倒することなどが原因です。

私は、ハリヨ歯科を開業する前までは、市中病院の口腔外科で勤務をしていました。その中でも、歯ブラシの転倒による、口腔内損傷を数例診たことがあります。

その際も多くは低年齢児、親が目を話したすきに、転倒し受傷しておりこの報告の通りでした。

歯ブラシを咥えたまま転倒することで、歯ブラシは喉の奥に突き刺さり、場合によっては首の血管を損傷することすら考えられますし、そのような報告を学会で聞いたこともあります。そのため、我が家では、歯ブラシを咥えながら歩くことを子供には厳しく指導しています。それくらい、一瞬の出来事で大事にもなってしまう事象なのです。

事故が起こっても、怪我を生じないことや、幸いに軽いけがで済んでしまうことも多いのですが、報告としては、検査後に、喉に管を通して集中治療室に1週間入院しているものや、歯ブラシが刺さったまま抜けなくなって救急搬送され、入院を余儀なくされている報告もあります。

保護者の皆さんに注意してほしいことは

歯磨き中は、保護者がそばで見守り、床に座らせて歯磨きをさせましょう。

子どもが、歯ブラシを口に入れたり、手に持ったりしたまま歩き回ると、 転倒してけがをする危険があります。

不安定な場所での歯磨きはやめましょう。

子ども用歯ブラシは、喉突き防止対 策を施したものを選びましょう。

特に小さいお子さん(1〜3歳)では、保護者が仕上 げ磨きをする歯ブラシと使い分けを しましょう。

歯磨きは歯を守るため、体の健康を守るためには非常に重要な行為です。

歯磨きの正しい方法、道具を選びなどを、歯科医院で適切な指導を受けることで安全な時間にして頂ければなと思います。

なにかわからないことがあれば、いつでもお声がけ下さい。

 

飲み物で歯が溶けるってほんと?

2021.11.14

こんにちは、岐阜県大垣市今宿の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

本日のテーマは、飲み物で歯が溶けるのかという疑問に付いてお答えします。

我々が小さいときは、炭酸飲料を飲みすぎると、骨が溶けるよってよく言われたものです。

そんな、ことは無いと思いながら、まことしやかにささやかれていましたが・・。

「炭酸飲料を飲むとカルシウム(骨)が溶ける」という話は、無果汁加糖炭酸飲料に含まれるリンが体内のカルシウムとくっついて、リン酸カルシウムという形になって体外に出ていってしまうことがあるからです。無糖の場合は問題ありません、等が入っていると少し問題になるみたいです。

では、歯についてはどうでしょうか?

歯は酸性の食べ物や飲み物を飲むことで溶けてしまいます。このことを、歯科業界では酸蝕症と読んでいます。

読んで如く

歯が酸の強いものを食べて蝕まれた状態のことです。

酸性の食べ物、飲み物としてパッと思い浮かぶものはありますか?

黒酢や、レモン、もずく酢などを思い浮かべますかね?
通常はお口の中はpH7で中性で、歯のエナメル質はpH5.5以下になると溶け始めます。そのため酸性度の高い食べ物や飲み物を飲み続けると、歯が溶けてしまうのです。

食べ物と飲み物のpHを見ていきましょう。

pH2

レモン(2.3) コーラ(2.7)

pH3

  ワイン(3.2) エナジードリンク(3.9) スポーツドリンク(3.5)

pH4

 グミ(4.0) ヨーグルト(4.6) オレンジ(4.3)

pH5

 炭酸水(5.6)

pH6

 コーヒー(6.0)

pH7

 水(7.4)  お茶(6.9)

どうでしたか?

普段、習慣的に摂取しているものはありましたか?

これらの、酸性度が高い飲み物を飲むとすぐに、歯の周りのpHは歯が溶けるレベルまで下がります。

通常、酸性の飲料は酸味があるため唾液の量が⬆

唾液がたくさん出て、唾液が届く部分では6分ほどで元の状態に戻ります。

そのため、唾液が届きにくい部分

被せ物の下や、上の前歯などが特に要注意です。

また、ここに砂糖が含まれていると、更にpHが下がってしまうのでより注意が必要になります。

更に、酸性度が高いペットボトルなどの飲み物をちびちび飲むのは歯が溶けることに関しても、むし歯になりやすさにおいても非常に危険です。

体に良いと思って、毎日過剰に酢を飲まれている方や、イソジンで頻繁にうがいをしている方の中では、歯が著しく溶けてしまっている方をたまに診ることがあります。

私の経験でも歯がツルツルに溶けている状態の方を見た方で、問診をしてみたら、糖質0のコーラーの1.5Lペットボトルを毎日何本も摂取していたり、一日にダンボール一箱食べているかたを診たことがあります。

みなさんも日頃の食習慣を見直してみませんか?

気になることがある方は、是非、歯科医院に受診してみて下さい。

参考資料:カリエスブック 著 伊藤 直人 医歯薬出版