タバコはなぜいけないの?

2018.02.13
タバコはなぜいけないの?

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

皆さん、タバコは吸われますか?私は、人生で一度もタバコを吸ったことがありません。父親が、ヘビースモーカーということもあり、タバコの臭いが苦手だったので一度も吸いたいとも思ったことはありませんでした。

最近は、タバコによる体の害のことや、たばこ税などでタバコの値段の高騰、分煙や禁煙の場所が増えたこともあり、タバコを吸っている方の数も減っているとききます。それでも、なかなかやめられないのがタバコだと、タバコ愛好家の友人から良くききます。今回は、歯周病とタバコとの関係についてお話しさせていただきます。

タバコを吸うことで発生する煙に含まれている一酸化炭素は歯茎への酸素の供給を妨げます。さらにニコチンは一種の神経毒で血管を収縮(縮める)する作用があります。

この、歯茎への酸素の供給を妨げることと、歯茎の血管を収縮する作用とは簡単に言うと、歯茎に十分な健康な血液が行かなくなってしまうということです。

歯周病になっている人のお口の中は、歯茎の周りにたくさんの歯周病菌が存在し、それによって歯茎に炎症が生じ腫れてしまい、触るだけで出血してしまいます。歯茎が腫れているということは、体が歯周病菌をやっつけようと思って免疫機能が働いている証拠です。

しかし、タバコを吸っていることで、血管が収縮されてしまい、本来歯茎が腫れているところが、反対に引き締まって見えてしまいます。同じように歯茎からの出血も出にくくなります。その為、歯周病菌はやりたい放題となり、歯周病が進行しやすくなるのです。

さらに、タバコを吸っている人の歯周病治療は、吸っていない人と比べて治るスピードが遅かったり、再発も生じやすくなります。

その為、歯周病を直す為にも禁煙をすることをハリヨ歯科はお勧めしています。

禁煙をすることで、歯周病のリスクが4割ほど下がると言われています。

お口の中の変化としては、禁煙をして1週間ほどすると、歯茎の血流が正常な状態に戻ります。それによって、今まで歯周病があってもニコチンなどの影響で歯茎の腫れが隠されていたものが、血流が戻ることで歯茎の腫れや出血が生じびっくりするかもしれません。しかし、それが本来の歯周病の状態です。そこからしっかり歯周病治療と歯磨きを徹底することで、歯茎の腫れや出血は治まってきます。歯茎の変化を実感できると思います。

他にも、禁煙することでいいことはいっぱいです。

血栓症や心臓発作のリスクが半減したり、肺がんのリスクも下がります。歩行など、日常動作も楽になってきます。

ご自身がタバコを吸っている方、家族でタバコを吸ってるかた、一度ハリヨ歯科に受診し、お口の中をチェックしてみていかがですか?

 

 

痛くない麻酔への工夫

2018.02.12
痛くない麻酔への工夫

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

皆さんは歯医者さんに対してどんなイメージがありますか?

多くの人は独特な匂いと、キーンという音、最後に麻酔の注射時の痛みの3つを想像する方が多いと思います。

今回はこの3つの中の注射時の痛みについてお話しさせていただきます。

確かに僕の小さい頃に麻酔の経験を何度かしたことがあり、刺すときの痛みと注射液を注入するときの痛みは嫌なものでした。

実際にハリヨ歯科に受診する患者さんにも麻酔がトラウマになっている方は多くいます。

小さい頃に大きなむし歯ができ、抑えられながら、強烈に勢い良く注射液を注入された記憶がある方は、歯医者がトラウマになり痛くなっても市販の痛み止めで我慢しながら痛みをしのいで、我慢できなくなった時に、初めて歯医者を受診する方もみえます。

しかし、むし歯が大きくなり、神経にまで症状が達している、炎症が強い時には、生理学的に、非常に麻酔が効きにくくなるために、痛みをこらえながらまた治療を行うことも多くなります。その為に再度治療を中断してしまい悪循環が生じてしまうことも。

ハリヨ歯科では、できるだけ患者さんに麻酔による痛みを感じないような取り組みをしています。

麻酔の注射で痛みの原因となるものには、注射針の太さ、注射液の注入スピード、注射部位、最後に術者のテクニックです。

まず第一に、麻酔の針を非常に小さいものにしています。ハリヨ歯科では最も小さいサイズの33G(数字が小さくなると太くなります。)を採用しています。小さければ小さい程、針を刺す時の痛みが小さくなります。

続いて注射液のスピードです。注射液の注入スピードは最初は少量ずつ注入し麻酔が周囲に効き始めたところで、注入スピードを上げることで痛みを軽減することができます。

注射の打つ場所についても、お口の中のすべての場所が同じように痛みを生じるわけではありません。痛みを生じるポイントのことを痛点というのですが、その痛点お少ないところに麻酔を打つことで痛みを最小限に抑えることができます。

最後は、術者のテクニックです。私は、ハリヨ歯科の開業前に勤務していた時代に麻酔の打ち方の勉強会・実習に参加してきました。それまでは、私自身麻酔は痛いものだと思っていたのですが、そこで培った知識とテクニックで初めて痛くない麻酔をすることができることを学び、非常に自分の中で衝撃を感じたことを今でも覚えています。

現在、そのテクニックを治療で使用することで、患者さんから『麻酔打ったんですか?』、今は麻酔で針を使わないんですか?』(もちろん麻酔で針は使用します。)と言われることがあります。実際に、麻酔が怖くてなかなか歯医者に来れなかったとおっしゃられていた方でも、今ではストレスなく通うことができている方もみえます。(すべての症例で無痛で麻酔ができるわけではありません。抜歯など内側の麻酔をするときなどは多少の痛みを伴うことはあります。通常のむし歯治療では、ほっぺた側のみ麻酔をすれば痛みはなくなるので、その場合は痛みを最小限にして麻酔をすることは可能です。)

お子様のむし歯治療の際も、きちんと、治療をする為に必要であれば、麻酔を行います。その際も、先ほどのテクニックを行えばほとんどのお子さんが泣くことなく治療が可能になります。お子さんにも大人の方にもできるだけ麻酔に対するストレスを無くすことにより、歯医者に通いやすい環境を提供できるように準備しておりますので、麻酔の痛みの心配のこたなどは一度ハリヨ歯科にご相談ください。

歯周病が怖い理由⑴

2018.02.09

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日のお題は、歯周病が怖い理由です。

皆さん、歯周病があると全身に影響することをご存知ですか?

歯周病とは、歯がグラグラしたり、抜けてしまうだけの病気ではないんです。最近テレビでも全身疾患との関連があるなどと、特集されることも多くなってきました。

本日は、歯周病と糖尿病についてお話しします。

歯周病と糖尿病は一見して関係ないと思うんですが、それがおおありなのです。

内科で血糖のコントロールがうまくいかなかった人が、歯医者に通うことで血糖値が良くなることもあります。

反対に、歯周病が悪化している状態では糖尿病が悪化することもあるのです。

その理由は、歯周病菌が出す毒が原因です。

歯周病を患うと、歯茎の血管から血液の中に歯周病菌が侵入します。侵入した歯周病菌は毒を放出し、それに反応した体が感染を防ごうとTNFーαという物質を出します。(体をばい菌から守ろうという防御をしてくれているのです。)しかし、このTNF-αという物質が、歯周病を悪くしてしまうのです。

体を守ろうとする反応なのに!!と思われる方もいると思います。

要するに、その物質の量によるということです。

お薬の化膿止めも適量なら、ばい菌をやっつける効果がありますが、量が多すぎると、肝臓や腎臓に悪い影響を与えますよね。

なぜ、 TNF-αという物質が糖尿病を悪化させるかというと、その物質が、血糖値を上げる作用があるインスリンを低下してしまうんです。インスリンの量が減ることで血糖値が下がらず血糖値が高い状態が維持されて、糖尿病が悪化をしてしまいます。

そのため、歯周病治療を行い口腔内環境を改善することによって、お口の中の歯周病菌の数を減らすことができれば、体の中へ入る歯周病菌の量も減り、毒素の分泌も減少します。結果的に、TNF-αの量も減ることになりインスリンの分泌も正常通りになるため血糖値も下がり糖尿病が改善するのです。

ただ、すべての糖尿病の方に歯周病治療を行ったからといって劇的に改善が認められるものではありません。しかし、少なからず、口腔内環境の悪化が糖尿病に影響しているのは事実ですので、糖尿病を患われている方は一度歯科医院に受診し歯周病の検査を受けてみてください。

ハリヨ歯科の院長、副院長は研修から卒後6年超総合病院で勤務していました。そのために、様々な全身的な病気をお持ちの方を診察してきました。糖尿病や、高血圧、心筋梗塞、狭心症など持病をお持ちでなかなか歯科医院にかかれない方も、安心して治療が受けられるように準備しております。お口の中で不安なことがありましたらいつでもご来院ください。

 

人の癖はすぐ治る!?

2018.02.08
人の癖はすぐ治る!?

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さんハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

ハリヨ歯科が力を入れているもの、それはできるだけ健全な歯を削らないこと、今ある歯を失わないための予防です。

 

ハリヨ歯科にご来院くださる方のほとんどは何かすでにお口の中にお困り事がある方です。

 

何かお口の中にむし歯や歯周病などのトラブルがあるという時点で、そのトラブルを引き起こした原因があります。

 

その原因にはいくつかありますが、歯磨きができていないという問題はほとんどの方がお持ちです。

 

そのため、過去のブログでもお伝えした内容ですが、磨いた=磨けているではないということをまずご本人に認識していただくことがとても重要です。

 

むし歯、歯周病の治療が最優先だから、歯磨きとか予防なんてそれが終わってからでいいわ〜とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、ハリヨ歯科はそれでは遅い、足りないと考えています。

一つの理由は、むし歯や歯周病の治療が長期に渡った場合、歯磨きができていなければ治療途中でも新たなむし歯ができる可能性もあるからです。

 

そしてもう一つの理由は、歯磨きは人の癖がものすごく強く、それを上手に歯磨きができるようご指導するには複数回かかることがほとんどだからです。

 

歯磨きが磨き残しなくできるようになるには2つのポイントがあります。

1つは使用する器具です。特に歯ブラシの選び方はとても重要です。

そしてもう一つは本人さんの歯磨きのテクニックです。

 

歯ブラシは選び方のポイントをお伝えし、新しいものを買えば解決します。

しかし、歯磨きのテクニックは人の癖が強すぎてなかなかなおせないのです。

例えると、右利きの人に左手でお箸を使ってと指導するようなものだったりします。

 

年齢が上がれば上がるほど、それまでに培った癖をなおすのは難しく、患者様ご本人もその大変さをご自覚の方も多いです。

その癖を一回なおしても、次回のご来院時にはまた同じ癖が戻っていることは珍しくありません。

 

通院中、モチベーションも高く、頑張ってその癖を修正してくださっても・・・どうでしょう、3ヶ月もして。定期検診にご来院いただいた時には・・・

 

やはり元の癖が完全にとは言いませんが、戻ってしまっているのです。

 

治療の通院が終了すれば、モチベーションは私たちのような職業や、営業など対人関係のお仕事で気にされる方以外はやはり下がってしまいます。

 

定期検診にお越しいただく際には当然お口の中の状況の確認、口腔内へのモチベーションの低下の回復とともに、この戻ってしまっている癖を修正することはとても重要です。

これが最初にお話しした、今ある歯を健全に保つために大切なことだからです。

マイナス1歳から始めるむし歯予防

2018.02.07
マイナス1歳から始めるむし歯予防

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さんハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今回は

 マイナス1歳から始めるむし歯予防!!

〜ママ・パパになる前からできること!!〜

についてお話ししたいと思います。

お子さんが産まれてから皆さんが願うことの中に、子供だけは絶対にむし歯にしない!と考えている方は多くいらっしゃいます。

Q では、いつからむし歯予防ができるのでしょう?

答えはマイナス1歳から!

つまり、赤ちゃんがお腹にいる時からむし歯予防がスタートできるのです!そもそも、むし歯は感染症であることを知っていますか?赤ちゃんが産まれてすぐのお口の中には、むし歯菌はいないのです。

では、どこからむし歯菌は来るのでしょう?

お父さん、お母さんからむし歯菌は感染するのです。

ハリヨ歯科では、お母さんはもちろんのこと、赤ちゃんも可能な限りお口の中の 細菌を顕微鏡で確認(無料)し、お口の中の状況を目で確認していきます。

お父さん、お母さんのお口の中の環境(細菌)が悪いと、お子さんのお口の中の環境(細菌)も悪くなります。

『感染の窓』という言葉をご存知ですか?

むし歯菌が感染し、お口の中に住み着くのは、むし歯菌にとっての家である歯が生えた後になります。その為、1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月までが特に感染しやすい時期だと考えており、その時期のことを感染の窓といます。

むし歯菌の感染を2歳以降に遅らせられれば(感染は遅ければ遅いほど良い)むし歯のリスクはグーンと下がります。感染のリスクを下げる方法として以下の3つが挙げられます。

  • ご家族のお口の環境を改善する。

歯科医院での定期的なケアを行うとともに、歯磨き指導を受けお口の中の細菌のコントロールを行い、感染のリスクを下げましょう

  • 細菌の感染経路を遮断しよう!

お子さんと同じ箸やスプーンを共有しない、噛み与えをしない。など唾液よるむし歯菌感染を防ぎましょう。

  • お砂糖が入った食べ物や飲み物は避ける

むし歯菌がお口の中に感染する時に、お砂糖がすでにお口にあるとむし歯が住みつきやすくなります。

夜寝ながらの授乳は、母乳に砂糖が入っていないから問題ないと思っていませんか?確かに、母乳のみなら問題ないかもしれません。そこに、離乳食などが残っている場合に問題になってくるのです。要するに、歯磨きが適切にされていない状態で夜間に母乳を与え続けると、むし歯のリスクが上がっていますのです。

そうは、言っても、夜泣きがあり、母乳をあげなければ寝てくれないこともあると思います。歯磨きも嫌がってしまって上手にできないこともあるかもしれません。

そういう場合は、一度歯科医院を受診してみてください、効率良く歯を磨くポイントや磨き方の指導をなどアドバイスができることが沢山あります。

初めてのお子さんの場合はわからないことが沢山あると思います。ご気軽にご相談ください!

顎が痛い理由

2018.02.06
顎が痛い理由

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

皆さん、朝、起きたあとや、夕方など顎が痛くなる方はいませんか?

その原因はもしかしたら、夜に歯ぎしりをしているせいかもしれません。

『えっ、今まで歯ぎしりしているなんて言われたことないのに。』と言われる方もいますが、歯ぎしりといっても、ギシギシ、ギリギリと音を立てて鳴らすものだけではありません。ギューっと噛みしめていることもあります。

夜間にこのように噛みしめや、食い縛りをしていると、顎に大きな負担となり、朝起きた時に顎に痛みを生じます。

他にも、仕事中、特にパソコンを使用するようなデスクワークなどで、画面に集中するあまり、噛みしめていることがあります。日常で歯と歯が当たる時間はせいぜい20分程度だと言われています。

そのため、普段から、仕事などで集中した際に歯と歯が当たっている人は、過度に顎に負担がかかるるために、顎関節症になりやすいと言われているんです。

よく顎が痛くなると感じる方は、一度、普段の自分の行動を確認してみてください。歯と歯が噛み合って起こることには、顎が痛くなるだけではありません。

もう一つの症状に、噛みしめることによって歯が欠けてしまうことがあります。

あれ、自分の歯の歯茎に近い部分がへこんでいる気がする、なんか最近、冷たいものがしみるなあと感じた方は、もしかしたら、歯茎と歯の境目の部分が削れてしまっているかもしれません。

歯が削れてしまうことにより、歯の外と神経までの距離が近くなり知覚過敏(歯がしみる)症状が生じます。

削れてしまった場所は、保険治療でCRという、白いプラスチックの詰め物を行えば修復は可能です。多くの場合は知覚過敏の症状が改善します。

しかし、歯が欠けてしまった原因を取り除かないと、再び、詰め物が外れてしまいます。しかしながら、現代の医療では歯ぎしりの改善はなかなか難しいのが現状です。そのため、歯ぎしりをした際に、歯に負担がかからないように対症療法として、マウスガードの装着を提案します。

朝、起きた時に特に痛みが生じる方は、マウスガードを装着することで症状の改善が見られる方が多いので、そのような症状がありましたら、一度ハリヨ歯科を受診してください。

そして、先ほどお話しした、日中に噛みしめているなどの自覚症状がある方は、できるだけ、歯と歯を当てないように意識していきましょう。

顎が痛くなる原因は顎関節症の他にも、別の問題があることがありますので、顎に違和感がある時は、一度歯科医院に受診することをお勧めします。

 

 

 

一生自分の口で美味しく食べる〜実例後編〜

2018.02.05
一生自分の口で美味しく食べる〜実例後編〜

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日は、前回、前々回に引き続き飲み込みについてお話しします。

物を飲み込む“嚥下”という動作の際、重要なのは歯や顎の骨だけでなく、舌・くちびる、頬っぺたの筋肉を含むお口周囲の筋肉です。

特に高齢者においてこの舌の筋力の衰え、お口周囲の筋肉の衰えは嚥下の際の大きな問題となります。

誤嚥(物を飲み込む際、物が食道ではなく誤って息道・気管に入ってしまうこと)を引き起こすのです。

この衰えにより、介護現場をよくご存知の方は納得されるかもしれませんが、お口が閉じていられずポカーンと開きっぱなしになってしまうという事態が起きます。

お口を閉じるよう促せば閉じてはくれるけど、またすぐに開いてしまう。

もしくは、ご本人がお口を閉じようと思っても閉じきれない状態になってしまうのです。

 

逆に言えば、お口が閉じようと思っても閉じられない状態は、筋力の低下から嚥下がうまくできない可能性があるということ。

そして、このお口の周りの筋力を鍛えることが嚥下の機能回復になり、その結果お口も開いてしまっていたのが閉じられるようになるということです。

 

今回、ハリヨ歯科にご通院の実際の患者様のご協力のもと、その口腔機能回復のための機能訓練のビフォーアフターのお写真をご覧ください。

 

ご家族は、ありのままの写真の掲載を許可してくださいましたが、こちらの判断でプライバシーの問題からお口元のみとさせて頂きました。

患者様ご家族はそれほど口腔機能回復に熱心で私たちの指導にも努力を惜しまず協力的で、トレーニングを継続してくださいました。

現在、嚥下機能も改善傾向ですが全ては、そのご家族の努力の賜物と思います。

 

ハリヨ歯科では、今回のケースのように誤嚥のリスクの高い患者様には誤嚥に注意しながら座位で残っている歯の清掃、入れ歯の清掃を行っています。

 

こちらが、来院前・お口の周りの筋力のトレーニング前のお顔です。

写真を撮るため、ご本人はお口を閉じるように意識されていますが、お口が閉じきれていませんね。

また、自然に閉じられないため、周りの筋力を無理矢理使うため、不自然な筋肉の緊張があります。

 

こちらが最近のお顔です。

トレーニング前のお顔に比べると自然にお口が閉じていることはお気付きでしょうか。

 

来院中にもこの差は明らかです。来院中、トレーニング前はお口がずっと開きっぱなしの状態でした。何度も何度もご家族がお口を閉じるよう促しても、束の間。すぐにお口が開いてしまいました。

最近は自然に閉じることができており、それと同じくして嚥下の機能も改善してきています。

 

私たちがやったことは極わずかなことです。

お口を清潔に保つこと、嚥下の評価、機能訓練のご指導。

ご家族の力がほとんどですが、この改善は心から喜びを感じる一例となっています。

歯科医院で働く人〜歯科助手〜

2018.01.15
歯科医院で働く人〜歯科助手〜

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

前回、歯科衛生士の仕事内容についてお話した際に歯科衛生士と歯科助手の違いについて少し触れました。

一般の方からは歯科衛生士と歯科助手は区別がつきにくい職種です。

 

ハリヨ歯科では仕事内容の住み分けをきっちりつけ、一般の方からもこの女性はどんな役職なのか分かるよう着ているユニフォームの色・デザインで分けています。

 

ご来院時には是非確認して見てくださいね。

 

今回は歯科助手がどんな仕事を担う役職なのかお話します。

 

歯科助手という役職は歯科医院で働く人の中で唯一歯科医療に関する国家資格はありません。

しかし民間資格として歯科助手や医療事務などの資格があり、歯科助手として勤務している人の中には勉強し資格取得している人もいます。

 

この民間資格は歯科に関する基礎知識を学びますが、この資格がなくても

 

  • 歯科業務のサポート
  • 歯科医師の治療中のバキューム(吸引)やセメント・型取り材の練和などの診療介助
  • 受付対応

 

など直接的に患者様の口腔内に手を入れない業務をすることは可能です。

 

歯科衛生士との違いは、歯科衛生士は診療中の患者様の口の中を触る(お口の中の型取りや、硬化したセメントの除去など)診療補助ができるのに対し、歯科助手は直接的に患者様のお口の中に手を入れるような操作ができないという点で違いがあります。

 

また、当院が力を注いでいる器具の滅菌・消毒という大切な仕事も担ってくれています。器具の消毒・滅菌にはもちろん様々な機械も開発されていますが最後はやはり人の手なのです。意外と思われるかも方もいらっしゃるかもしれませんが、消毒・滅菌にはかなりの労力を必要とします。

 

このように、患者様には直接的には見えませんが医療に大切なことにハリヨ歯科は力を入れています。

 

歯科医療に使用する器具はどれも似ており、鋭利なものも多くその扱いには注意も必要です。

まずはその器具の名前や、使用目的、それぞれの滅菌・消毒方法を覚える必要があり、決して単純作業というわけではありません。

また、歯科治療に専念する歯科医師の診療工程が滞りなく進むよう準備・片付け、更には歯科医師の次の行動や指示を先読みして器具・材料出しし動いてくれる気遣いのプロでもあります。

 

歯科医院には目には見えない仕事、わかりにくい仕事が沢山ありますが、歯科助手という役職は歯科医院を支える縁の下の力もちなのです。

 

歯科医院で働く人〜歯科医師〜

2018.01.13
歯科医院で働く人〜歯科医師〜

おはようございます。

大垣市今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者さんハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日は歯科医院で働く職種についてお話ししたいと思います。

歯科医院ではどんな人が働いているのでしょうか。

みなさん考えたこと、気になったことはありませんか?

資格や経歴が気になる方もいらっしゃるかと思います。

なんとなく、男性歯科医師とあとは女性のスタッフばかりのところ?とあまり気になさらない方もいらっしゃるでしょう。

歯科医院で働いている人・・・

役職、資格でいけばまずはもちろん歯科医師。ご存知の方も多い歯科衛生士。

そして、受付・歯科助手、歯科技工士。大きく分ければこの4つです。

今日はその中の歯科医師についてどんな経歴を持つのかどんな仕事なのかのお話です。

歯科医師

歯科医師は、歯科大学や大学の歯学部で6年間の教育を受け、歯科医師国家試験に合格し、歯科医師資格(免許)を取得しています。現在は国家資格取得後、研修施設の指定を受けた臨床治療の指導ができる体制の整った病院・診療所などで1年以上の臨床研修が義務付けられています。

歯の治療・保健指導・健康管理など歯科医院で行う医療行為の責任を担いその他全ての業務を行うこうとができます。治療は、虫歯を削る・詰める・被せるや入れ歯や差し歯などの製作と装着、歯並びの矯正、抜歯やインプラントなどの外科的治療に加えて口腔領域の腫瘍も対象になります。また、口腔領域の手術の際の全身麻酔や鎮静法をかけることもできます。

また細かいことで言うとレントゲンの照射は歯科医師のみができる行為になります。歯科衛生士との違いは不可逆的(元に戻すことのできない)行為ができるかどうかです。

歯を削る、歯を抜く、歯肉を切開する、レントゲンを照射するなど一度行えば元に戻すことのできない行為はそれに必要な知識を持ち判断ができる歯科医師のみができる行為なのです。現在、女性の社会進出が進み、ひと昔前は珍しかった女性の歯科医師の活躍はめざましく歯科医師全体における男女比も多くなってきています。現在女性歯科医師の数は2割を超えています。今後どんどん増えるでしょう。

歯科医師=男性ではなくなってきています。当院副院長も国家資格、豊富な臨床経験を有する女性歯科医師です。

女性スタッフが多い環境の中、女性であるとどんな役職の人なのかわかりづらい面がありますので当院は着ているユニフォームでその位置付けがわかるようになっています。

もちろん名札もしていますが、ジロジロ名札は見にくいなと言う方でもわかりやすいようにユニフォームは役職ごとに色やデザインが違います。

ご来院時には一度それを見てみてくださいね。